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めんたる・でぃじーず  作者: たなばたばたばた
11/12

11話 まだ子供

閲覧ありがとうございます!

今回もよろしくお願いいたします

すい「ネットに晒すの、無理そう…」

今日もこの世界にみんな集まっていた。

ちなみにすいの言う通り、いじめは始まってしまったらしい。

あや「なんで〜?証拠集められなかったとか?」

らい「確かにそれはありえるわね、

スマホ使用禁止の校則があるのかもしれないし」

すい「証拠は取れたし、

スマホは全然使えるんだけど…その…」

すいは言葉を続ける。

すい「着替え中の写真を撮られたの、ぼくと友達の…。

そして脅されたんだ、次、先生にチクったら

この写真ばらまくって…」

あこ「ならネットに証拠を

晒すのはやめておいた方がいいんじゃないか。」

すい「いや晒すよ!撮られて腹立つし、

ネットで晒して仕返しするんだ!

あいつらの本名と顔といじめの証拠をネットに流して

仕返ししてやる!」

朱「それは面白そうだね!新しい物語が始まる予感〜!」

あこ「やめろ!」

あたしはつい、でかい声を出してしまった。

このままじゃ、ダメだと思った。

すい「え…え、その、え」

あこ「…ごめん、でも、すい、よく聞け。

お前がやろうとしていることは

あいつらと同じなんだ。」

すい「どういうことなの…?ぼくはただ仕返しを…」

あこ「いじめてきたやつらは

次先生にいじめのことを

言うと盗撮した写真を晒そうとしている、

そしてすいはそいつらの顔を盗撮した、

しかもそれをネットに晒そうとしている。

ここまで言えば…分かるな?」

すい「…分からないよ。」

あたしはつい、ため息が出てしまう。

あこ「つまりすいはいじめているやつらが

しようとしている同じことをしようとしているんだ。

「晒し」をな。」

すい「…あこちゃんの言う通りだね、ぼくが間違ってたよ。

…でも、ぼくが何もしなかったら、

現実は変わらない、いじめは終わらないよ…。

どうしたらいいの…?」

あこ「…あたしでもいい、ちゃんとした大人に頼ることだ。

いや、あたしに頼るのは違うな。あたしはあくまで

すいとはネッ友だからな、何もしてあげられない。

話しか聞いてあげられない。

でも、…親とかに言えば、今回は盗撮案件だから

警察や学校側が動いてくれるはずだ。」

すい「でも、そんなことしたらバラ撒かれちゃうよ…」

あこ「そこは安心してほしい。

警察に話がいけばその写真は削除してもらえるからな。」

すい「…あこちゃんはすごいね。」

あこ「とりあえず、現実に帰ったら相談すること。

あたしとの約束だ。

…すいも同じことして加害者になるのが嫌なんだよ。」

すい「…分かった、すみれちゃんのためにも頑張るよ。」

あや「あこ、大人だなぁ…すごい…。」

あこ「これでもまだ17歳だぞ。」

らい「あと1年で成人じゃない。

あこのおかげであたしたちがすいを

危ない橋を渡らせようとしていたことに気がついたわ。

…ごめんなさい。」

あや「あたしも、ごめんなさい…。」

あこ「気づいてくれたならいいよ。こういう問題は、

あたしだけで解決じゃなくて、大人にも頼らないとな。

あたしたちはまだ…子供なんだから。」


次の日。またみんなこの世界に集まっていた。

すい「あいつら死んだ!もういじめられなくなったんだよ!」

あこ「…え?」

すいは言葉の内容とは

かけ離れた明るい嬉しそうな声でそう言い放った。

閲覧ありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします

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