12話 歪んだ正義
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あや「あいつらって…いじめっ子たちのこと?」
らい「まさかあんたやったの?!」
すい「ちっ、違うよ!次の日行ったらなんか死んでて…。
なんか、ざまぁみろって感じだよね、
ぼくたちをいじめるからあんな目に遭うんだ、
自業自得って感じだよね」
あたしは朱を見つめた。まさか、またこいつが…?
朱「お姉ちゃん!わたしじゃないよ!いやほんとに!
別の誰かが殺したんじゃない?
例えば〜いじめを嫌う怨霊とかさ」
あこ「そんなファンタジーなことが起きるわけないだろ…」
らい「少なくともこの世界と
朱の存在はファンタジーに近いでしょ」
あこ「確かに」
あや「まぁいじめっ子たちの
死因のことは考えなくていいんじゃない?」
すい「そうだね!とにかく、ぼくたちは平和を手に入れた!」
…やっぱり、らいとあやは置いといて、
すいはかなりズレてるよなぁ…。
お姉ちゃんたちは世界を去っていった。
今日はこの世界に特別ゲストがくる予定!
…そんなこと言ってたらきたきた!
朱「きららちゃん、いらっしゃい〜!」
きらら「お邪魔しま〜す!うわ、ほんとに
朱ちゃんって自分の世界があるんだね!」
きららちゃんとは、さっきお姉ちゃんと喋ってた時に
チラッと話に出てきた怨霊のこと。
お姉ちゃんたちが住む現実の世界で偶然出会った。
きららちゃんはいじめを絶対に許さない正義感の強い子だよ!
朱「お姉ちゃんをいじめていたやつらを殺したのって、
きららちゃんなんだよね?」
きらら「そうだよ!いじめをするやつらは
人生を歩む資格なし!」
朱「やっぱりきららちゃんは正義感強いね〜」
きらら「でも、こんなことしたからすみれちゃんには
大っ嫌い、姿も見たくないって言われちゃったなぁ〜」
すみれ…たまにお姉ちゃんが名前を出す人物だなぁ。
きらら「そんなこと言われてカチンってきちゃって!
すみれちゃんとすいちゃんのためにしたのに。
だからあたしはすみれちゃんに仕返ししてやるんだ!」
朱「どんなことするの?」
きらら「いじめっ子たちの声を聞かせるようにするの。
そしたら少しはあたしの気持ちも晴れるかなって」
朱「さっすがきららちゃん〜!」
あれから二週間経った。
あれからいじめっ子の話題はあがらなかったが…。
すい「ぼくの友達、閉鎖病棟に入院しちゃった…。」
あや「閉鎖病棟ってなぁに?」
らい「心の病気で入る病棟よ」
あこ「友達って、すみれって人物のことか?」
すい「そう…ぼく、またひとりぼっちになっちゃった…」
あこ「あたしたちもいるじゃないか」
あや「そうだよ!」
らい「ちょっと!勝手にあたしも含めないでよね!」
あや「でも実際そうでしょ?」
らい「まぁ…そうね…」
朱「お姉ちゃんたちはほんとに仲がいいね〜!
最初の頃を忘れちゃうくらい!」
お姉ちゃんたちが去った世界。
朱「きららちゃん、やっちゃったね。」
きらら「すみれちゃん、おかしくなっちゃった。
ちょっとやりすぎたかな。
でも、あんなこと言ったすみれちゃんが悪いよね♪」
朱「そうだね!きららちゃんは正義感が強いいい子だよ!」
すいお姉ちゃんは幸せ者だなぁ。だって、
きららちゃんがいじめっ子たちを殺してもらえたんだから。
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きららちゃん、すみれちゃんが出てくる作品
ありのままの私になれたなら
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