毎日。
お久しぶりですです!
長らく、たいっ変長らくお待たせ致しました!
え?待ってないって?そんなこと言わないでくださいよ(T△T)
受験から解放され、高校にも馴れてきたので活動再開したいと思います!
でも、すっごく遅いと思います泣
ご容赦ください!
夢を見た。
とても懐かしい夢を。
思い出したくないけれど忘れてはいけない記憶を。
「・・・・・・っお母さん・・・・。」
視界が歪んでいて暫くは夢と現実の区別がつかなかった。
「酷い汗だ・・・・・。」
私は汗"も"拭った。まだ春だというのに濡れてしまったせいで肌寒く感じる。私は腕を天井に伸ばして力の限り握りしめた。爪が掌に食い込むほどに・・・・・・・
掌から血が伝って顔に落ちる。鉄の匂いだ。・・・・・・当たり前か。
顔を歪める。それは、掌に食い込む爪のせいか、それとも・・・・・・・・・・
「・・・・・おきよ」
私は起き上がり、乱れた布団をそのままにして汗を流すために風呂場へと向かった。汗を流したら制服に着替えて時間を確認する。6時15分。ため息が口から零れた。寝過ぎたな。朝御飯である栄養ゼリーと、昼御飯用の栄養ゼリーを鞄につめ、昨日のうちに今日の準備をしておいてよかったと思いつつ家を出る。
キィ…ガチャンっ
扉の閉まる音だけが部屋に響いた。
いつからだろうか、『いってきます。』と言うのが怖くなったのは。
いつからだろうか、『ただいま。』と言えなくなったのは。
いつからだろうか、『いってらっしゃい。』と聞こえないと嘆かなくなったのは。
いつからだろうか、『おかえり。』と言われないことに胸を痛めなくなったのは。
いつからだろうか、そんな日々が"当たり前"だと慣れてしまったのは。何も思わなくなったのは。
そう思うことすら、どうでもいい、と面倒くさい、と疑問に思うことすらすらしなくなったのは…一体いつからだろうか。
何も感じす。ただただ、虚空な、孤独な時間を過ごしてきた。規則的な毎日。変わらない毎日。一人きりの毎日。何も変わらない。
いつからだろうか、そんな毎日が『変わりはじめたのは。』




