第十三話
久しぶりですm(__)m
キャラがぶれてないか心配……
「分かるー? あたしが危険、だっていう理由」
ウィルはナイフを抜く。リョウはその場に崩れた。
「ま、あんた向いてないし、良いんじゃないかな」
リョウは顔を上げる。クロスはあ、と声を洩らす。
「目が……」
リョウの右目が黒くなっていた。
赤い目は不老不死、実を食べた証とウィルが言っていた。
「じゃ、かえろっか? 姫が探してるかもよ」
「クロ、ヴェガ、どこに行ってたの?」
ドアを開けた瞬間にシェーラがそう言う。
「そうや、急に出ていくからー」
リリーもシェーラの後ろで不満げだ。
「姫、ごめんね? あたしが二人を連れてったんだー」
「ウィル……久しぶりっ」
シェーラはウィルに抱きつく、といってもウィルの方がわずかに小さいので、
ウィル抱きしめられている形だが。
「あ、そうだ。ウィルも折角来たから私が何か作ろうか?」
シェーラはぽん、と手を打つ。
そして、キッチンの方へかけていく。
はずだった。
シェーラはその場に崩れ落ちる。
「シェーラっ!?」
クロスが近寄ろうとすると、ウェガに止められる。
ウィルが何かを言っている様な気がするが聞こえない。
そして、シェーラはすぐに運ばれていく。
「あいつ、あんなに悪いのか……?」
クロスはぽつり、と呟くように尋ねる。
「ええ……」
ウェガは答える。
「あと1年、生きられればいい方だと」
「あいつは……知ってるのか?」
クロスが再び尋ねる。ウェガは無言で頷いた。
「だから、貴方に会いたい、と。それと、こうなるまでは言わないで、とも」
クロスは唇を強く噛む。
無知で、無力な自分が悔しくて。
シェーラは1週間、生死の境をさまよったが奇跡的に回復した。
ウィルの看病のおかげ、ということになっている。
それから、クロスは何事もなかったようにふるまった。
シェーラがそうしていたから、だ。
彼女の望むことは全て叶えたい。
出来ることならともにいきたい。
毎日が過ぎていく。
彼女の時間が消えていく。
そう、あれからもう1年がたとうとしていた。
シェーラの16回目の誕生日が、命の終わりが迫る。
次回からいよいよ本編です(ぇ




