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念願の異世界転生、転生先はまさかの木!!  作者: 未光
前世の話をしまようか

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7/23

一夜漬けは辛いぜ

「で、どこが分かんないの?」

「ええとね。まず、何が分かんないのかが、分かんない」

「まじか~」

「まじです。ただ、分かっていることがただ一つだけある」

「それは……」

「”何が分からないかが、分かんない”。これは、分かるものが多すぎてではないこと」


 はたまた電話越しに深いため息が聞こえる。


「とりあえず基礎からやりますか」

「は~い」

「どうしてこの子はこんなにも元気なの」

「元気がとりえなんで。にこ~」


 一夜明け……。登校中。


「昨日はまじでありがとな。蒼空のおかげで、俺、今日のテスト自信満々でござる。蒼空殿に感謝だな」

「昨日てか、ほとんど今日だったけどね。そりゃどうも」


 昨日の勉強会はなんやかんやで3時までまで続いた。


「おかげさまで僕は寝不足だよ」

「ごめんって」


 手を合わせて詫びる俺に、蒼空はため息を返した。


「あんだけ付き合わせて僕の睡眠時間奪ったんだから、それなりの点数はとってもらわなきゃ困るな」


 蒼空から目を逸らしながらしどろもどろに答える。


「さっきも言っただろ。自信は満々だって」

「だったらなんで目を背けるのかな?」

「いいから。勉強会の復習すんぞ」

「逃げたな」

「ほら、早く」

「はいはい」



* * *

 この日常が今はただただ懐かしい。

 ”このコーナーも段々回数も一回の長さも減っている。推測するに、お前。もしや、ネタ切れか?”

 はぁ? お前が自重しろってうるさいから。前世の回想シーンをメインにしてやってるんだろ。なんで感謝して欲しい所を責めるんだよ。逆だろ。逆。

 俺がこのコーナー内で寄り道すると早よ戻れ言ってくるのはどこのどいつだ?

 それもあれもぜ~んぶ俺だよ~。あぁ~また自ら悲しい現実を突きつけてしまった。”あぁ~また俺なんかしちゃいました?”みたいな雰囲気で言うなし。言っとらんから。

 もうこのコーナーが少なくて寂しいって素直に言えばいいのによ。もう頑固さんなんだから。

 自作自演キツイって。改めて考えて見ろよ。これ全部俺一人でやってるんだぞ。悲しい。寂しい。虚しい。の三連覇なんだが? このコーナーそうゆう所が俺に大ダメージを与えるから。最初の勢いからどんどん少なくなっていったわけ。俺のこの気持ち分かるか? 分からないだろ。お前ごときが俺のこの孤独さを分かってたまるもんですか。

 ぜぇぜぇ。ってことなんで。少なくなっていたんだよ。はい。これがこのコーナーの真相でした。満足ですか? 

 えぇ~でもそうゆう所が見たくて楽しみにしてる人もいるわけで。そうだよね。そうだよね。このコーナーおもろいよな。俺自身もさ。本当は自作自演しながら思っていたんだよ。

 ぐさっ。自分で自分にとどめを刺しちまった……。バタッ、チーン。

* * *

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