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市奪還作戦

50)市奪還作戦


 護送のための部隊が到着するまで、もう数日はかかると言われた。

 信玄のおっさんは、故意に到着を遅らせたようだ。

 一時中止を余儀なくされた文化祭。その再開と自分が遊びたいが故に…。

 また、騒がしいおっさんの相手をしてやらなけばならなくなった。

 とは言え、こちらとしても悪い話じゃない。文化祭は市も楽しみにしていたのだ。

 一部、学校施設に被害も出たが、人的被害はない。この数日で、倒壊したダンジョンも再建された。

 当然、俺も見てるだけではない。復旧の手伝いをする。そこに信玄のおっさんも加わりあっという間に建て直した。無事の再開だ。

 ぶち壊しにされたが、市との文化祭デートを楽しむことにする。


 文化祭が終わると直ぐに上杉は、帰って行った…。結局、上杉は最後まで何もしなかった。これが上に立つ者の貫禄ってやつか?

 その入れ替わりで武田軍が到着する。

 豪勢な馬車まで付いているが、市の荷物は収まりきらない。

 想定していたより荷物が多くなったため、尾張から荷馬車を贈るが、これは計画の内だ。

 この馬車にはエンジンが取り付けられている。自走可能な荷馬車だ。最悪、市一人でも逃げることが出来れば良い。どうしようもなくなったら、この車で逃がす算段だ。


 それとなく、美濃行きの理由も聞いてみた。

 縁談は、美濃で進めることになってると言う。頭首交代と治安安定のアピールもあるらしい。が、どうせ破談にしてやるので関係のない話だ。


 一時的とは言え、別れは別れ。寂しいものは寂しい。

 市も同じ気持ちだ。ここで計画をぶち壊しにしたい衝動に駆られるが、グッと我慢だ。


「さあ、別れももう充分だろ。行く先は遠いぞ。出発だ!」

「市…。念のため、コレを持って行け」


 渡したのは一本の魔剣…。俺が知るなかでも最強の一振り、天魔だ。


「これはお兄様の…。良いのですか?」

「ああ。天魔もそう言っているからな」


 何時もは寝てばかりいる天魔が、珍しく自分の意思を示した。

 刀のクセにわがままな奴だが。まあ、俺が持っていても使えないのだ。それも良いか、と市に譲ることにした。


「では、有り難く頂戴させていただきます」


 市は頭を下げる。

 そのまま馬車は出発した。

 徐々に離れていく市を見守り、やがて姿は見えなくなった。


「さあ、俺達もそろそろ行くか」

「そうだね。見失ったら不味いし、行動を開始しよう」

「罠の配置は完了してるッスよ。先回りして待ち伏せッス!」


 となれば、直ぐに行動に移る。

 山賊の服はボロボロ。着るのに手間取ることもなく三人ともに山賊の姿となる。髪は無造作に口髭をはやし、どこからどう見ても山賊だ。


「秀吉…。流石に刀までボロにする必要なかったんじゃねーのか?」

「演出には小道具もこだわれって、ノブ様が言ったんじゃないッスか。なんで、こだわってみたッスよ」

「それはそうだが…」

「ノブ。それは問題じゃないだろ。次はこの声を変えてくれないと」


 ミツには問題じゃなくても、俺としては大問題だ。

 ボロボロなのは仕方ないとしても、何故に俺の刀だけ折れてるんだ!?

 刃の中ほどからポキッリと!!


「俺は落ち担当かよ!」

「一本ハズレが入ってるの言い忘れてたっス」

「秀吉!!お前は!!」


 すぐに刀を折る俺への当てつけか!?


「そんな争いしてる時間はないだろ。ノブ、早くしてくれよ」


 時間が無いのも確かだ。秀吉への恨みは、今回の事が終わってから返すとして…。


「わ、分かったよ…くそ。変声の魔法だな」


 風の魔法でボイスチェンジ。少し野太い中年風の声へと変わる。


「どうだ? 結構、上手くいっただろ」

「ここまで来ると、別人だね」

「いや!?待って下さいッスよ!!」

「ん?時間がないんだ。文句はなしだ」

「だとしても、俺だけ声がやたら高いんすけど!!」


 騒ぐ秀吉の声は、子供のように甲高い。俺に対する仕打ちに比べれば、この程度なんでもないだろ。


「気にすることでもないし、早く出発するよ!!」

「おう!行くぞ、秀吉!!」


 ひょいと馬に跨がり、鞭を入れる。


「ちょ!?待って下さいッスよ!!」


 ひさびさの美濃だ。しかし、今回は旅行気分じゃない。気分は、まさに山賊だ。


 険しい山道を越え、獣道を通り、美濃へと抜ける。馬には厳しいが、馬にも魔法の効果はある。

 支援魔法で馬並以上の能力を発揮させている。崖も駆け上がれるくらいの身体能力…、馬体能力?

 文字通り、百万馬力だ。


「で、道はこっちであってんだよな?」


 知ったかぶって先頭に立っているが、地理がまったく分からない。

 完全に迷った…。


「うっす。ばっちりッスよ。後は俺に任せて下さい、ノブ様!」


 適当に歩いていたが、迷ってはいなかったようだ。先頭を歩いていても、後ろから秀吉が方向を示してくれた。

 コンパスも無いのに方角が分かるらしい。野生の勘というやつだ。

 秀吉のナビに従って行けば目的地に到着だ。




 馬車が揺られ、道幅も狭くなる。道路の敷設が途切れ、尾張から美濃へ国境を跨いだ。

 極端に道の質が変わる。

 スムーズにここまで来れた武田軍だが、順調な行軍も、ここで終了となる。

 目に見えて移動スピードが落ちた。


 秀吉の集めた荒くれ者達とも合流し、50人ほどの山賊団となった。

 いよいよ作戦決行だ。


「…対200ってとこか?」

「正面から当たればそうなるね。当然だけど」

「道も狭いし、頭数だけの奴らなんで。実質3対200って感じじゃないッスか?」


 実に無能な集団だ。

 アホ面だし、見たところ案山子かかし。山賊っぽく見せるために集められた奴らだ。とは言え、一応は戦力だ。

 コイツらには、コイツらの仕事がある。既に任せているので、実質の敵は俺とミツで相手をしなければならない。そこはミツの言うとおりだ。


「警戒するのは…、信玄のおっさんくらいなものか?」

「武田信玄には要注意ッス。ノブ様より強いッスから」

「待て待て。信玄のおっさんは俺より強くねーよ。互角だって!」


 賭けに負けたのであって、勝負じゃ負けてねぇよ。

 むしろ、手の内を知った今なら勝てるとさえ思える。


「せめて、武装魔法くらい使えるようになってから言って欲しいッスよ…。一体、どこからそんな自信来るんすかねぇ…」


 訂正。

 遠距離魔法でなら勝てる、だ。

 今の所、武田信玄に変わった様子は見えない。全く、平穏そのものだ。


「と…、そろそろ始めるぞ。全員配置に着け」

「うっす。とことんやってやるッスよ!!」

「ノブも秀吉も盛んなのはいいけど。僕たちは戦う必要はないんだよ。市姫様を浚うこと、それだけで良いんだ。他に構う必要はないよ」


 分かってるが、気分の問題。これは心構えだ。


「山賊がビビってたら、話になんねぇだろ。気合い入れて行けよ。お前たちも、作戦成功の暁には充分な報酬を出すからな!ビビって逃げんじゃねーぞ!!」

「押っす!彼の尾張の殿様からの報酬とあっちゃやる気も出るってもんですよ!任せてくれよ、信長様!!」

「良し、最終確認だ。─────」


 市と武田の動きは常に把握出来ている。

 襲撃は左右からの挟撃と後方からの不意打ち。

 先ずは俺とミツと他数名で強襲を掛ける。その後、秀吉が逆方向からの弓矢攻撃で混乱させる。

 別部隊の方が数は多いが秀吉と山賊に任せて、混乱の隙に煙幕を張って盗るもの取ってさっさと逃げる。


「確認も済んだし、そろそろ行くよ。この機会を逃すと、もう二度と市姫様と会えなくなるからね」


 それは困る。


「お前ら、早くしろよ!」

「えっ!?ちょっと待って下さいッス!」


 秀吉達と二手に分かれ、準備完了。何時でも仕掛けられる態勢になった。


「来たな…。全軍、突ゲッ!?」


 いざ仕掛けようという矢先、一筋の光が目の前を通り過ぎる。

 灼熱の光弾。一歩踏み出していたら、頭が吹き飛んでいたとこだ。


「ノブ!!」

「大丈夫だ!どこからの攻撃だ!?」


 魔法銃による攻撃。それは何度も見てきたので間違いない。

 しかし、周囲に怪しい人影はない。狙撃専用の魔法銃によるものだ。

 尾張で開発された最新鋭の狙撃魔法銃スナイパーライフル緋龍ひりゅう”。どこの国にも出回ってない代物だ。


「一キロ先、山の頂上付近だ!」


 尚も続く銃撃に、身動きがとれなくなった。

 緋龍の名の通り、宙を舞う赤い光線が行く手を阻む。


「どういうことだ。何で作戦がバレたんだ??」

「詮索は後だよ、ノブ!!」

「謎の襲撃者の対処が先か」


 撃ってくる方向は一つ。銃撃しているのは一人だけだ。

 数で攪乱しようにも狙われてるのは俺一人。正確な狙撃だ。だが、緋龍の能力のせいで周りにも被害が出ている。

 どうせ、捨て駒なので気にはならないが、市奪回作戦を前に負傷者が出るのも困る。

 出てきた途端、ズタボロの山賊を見て誰がビビるんだよって話だ。


地城防壁アースウォール!!─────しばらくは保ち堪えられるか…。けど、この状況どうしようもねぇじゃん。俺達が動けないと始まんねえだろ。何とかしてくれ!」


 仕方ないので防御魔法で防壁を築く。が、いつまでもここでジッとしているわけにもいかない。

 と、来れば…ここは策士ミツの出番だ。

 期待の眼差しを送る。


「囮作戦で行こう…」

「それは俺が囮ってことだよな!?」

「時間もないし、それしか手はないよ。それとも他に案でも?」

「有るはず無いだろ。文句はねぇよ。文句言ったって、その策で行くしかねぇんだろ?」


 俺が囮となっている隙に、ミツ達が市奪還に回る。

 狙いは俺だけ。俺が居なければミツ達は自由に動ける。他に策なんて思いつかない。


「そうだね。それにしても、一体何者なんだろうね。狙撃銃は尾張でも最新技術だ。他の国で開発されたとも聞かないし…」


 考え込むミツ。

 だが、銃撃が止んだ。魔力切れだ。


「ミツ、詮索は後なんだろ?囮になってやるから後は任せたぞ!!」

「え?ああ、そうだね。推測はまた今度だ。頼んだよ、ノブ」


 刀に手を伸ばすが、折れていることに気づく。

 正体不明の敵は予想以上に凄腕のスナイパーだ。

 魔力補給を終え、再び攻撃して来る。


「跳躍強化!韋駄天!!」


 直線一キロの距離。発射から着弾までの間で回避は出来る。

 しかし、緋龍の厄介なところは追尾能力の高さだ。

 当たらない限り、角度を変え方向も変えて敵を追って行く。


「やっぱり無理か。火球ファイアボール!!」


 火球をぶつけて相殺する。


「上手く行ったな─────」


 更に二射目の狙撃が来る。

 来る方向は分かっている。注意しておけば、何度撃とうと無駄。何回やっても相殺できる自信はある。

 しかし、それは面倒くさい。そもそも魔力の無駄使いだ。


煙幕火粉ファイアダスト!」


 周囲に火の粉を撒くことで着弾させる。強引な手だが、緋龍に対しては効果的な防御方法だ。

 煙幕火粉が爆発し、上手い具合に目眩ましになる。


「せめて、相手の顔だけでも見て来るか…。強化融合!疾風迅雷!!」


 このまま謎の敵にしておくと後が怖い。敵の顔を覚えて仕返しする。

 今回は大切なところを邪魔されたのだ。仕返しは倍返しに決まった。

 幸い、山に潜む狙撃手はすぐに見つかる。緋龍の砲撃は目立つ。離れていれば目立とうが関係ないと言うのが開発者の意見だ。

 しかし、それは俺が相手じゃなかったらの話だ。相手が悪かったとしか言いようがない。


「見つけたぞ!!」


 狙撃スタイルと言うのか、うつ伏せに銃を構える姿は火縄銃ではやらない独特の姿勢だ。

 魔法銃を主力とする尾張で教えられる射撃姿勢だ。


「な!?馬鹿な!!」


 腹這いに倒れる男は、照準器スコープから目を離し顔を上げる。

 遠くのものは見えても、近くのものは見えない。遠くに居た人物が近くに居れば、驚く反応は当たり前だ。


「え!?お前は!!」


 俺も同様に驚きの反応を返す。

 そこに居るのは、生徒会庶務の鈴木孫市。同じ生徒会の仲間だ。驚くなって言うほうが無理がある。

 互いに見つめ合うこと数秒。何とか冷静さを取り戻す。


「いつもは大人しい奴だったのにな…。お前が、そんなことする奴だとは思わなかったぞ」


 現行犯である以上、言い逃れは出来ない。

 言い訳しても、俺が見てしまったのだ。


「………」

「何とか言ったらどうなんだ。俺の邪魔をして、このままで済むと思ってんのか!」


 カッコ良く市を救出すると言う俺の作戦が台無しにされた。

 例え、同じ学校の生徒。同じ生徒会の仲間だとしても許されるはずがない。

 信頼は裏切られる。やはり、学校は俺にとっての鬼門となるもののようだ。


「………」

「喋る気はねぇーってか…。仕方ねぇよな、相応の罰は受けて貰うぞ。覚悟は出来てるな、孫市!」


 撃ったからには、逆のパターンも考えているだろう。俺の問いに黙秘で答えたのだし、最初からその覚悟だったのだ。

 腹は立つが、そのいさぎよさは素晴らしいとも思える。タイミングが今じゃなかったら、の話だが…。

 それでも、潔さに免じて痛みなく殺してやろう。俺は寛大なのだ。


「楽に死ね!大弾炎ジ・エンド!!」


 大きさは火球ファイアボール並みだが、威力は数十倍に及ぶ火属性の極魔法だ。

 熱さも痛さも感じずに滅却される。


「すいませんね、生徒会長…。いえ、織田信長様。この機会を待っていました!緋龍よ、炎を喰らい尽くせ!!」


 大弾炎を緋龍で受け止める。そんなことが可能なのか?


「無駄な足掻きだ!そのまま黙っていれば良いのによ!馬鹿が!!」


 無駄。と言うか、無謀だ。

 一か八かの賭けなのかもしれないが、可能性は1%だってありはしない。


「やってみなければ分からないでしょうが!そんなこと!最大出力!!魔力全開放!!」

「随分必死だな。そうまでして、お前は何を得るって言うんだ?」


 命を懸けてまで俺の首が欲しいって…、割に合わねえだろうに。

 暗殺者の考えなんて分かんねーが、暗殺対象に存在が知られた時点で失敗だ。

 諦めて逃げるのがセオリー通りって思うが、それなら何で孫市は逃げないのか?


「どんな危険があろうとも、受けた仕事をきっちりこなすのが性分でしてね。あなたに近づいたのも、そのためですよ。にしても…クッ!」


 緋龍ももう限界だ。多少とは言え、これだけ保ったんだ。それだけでも緋龍の性能の高さが判る。

 評価を改めておく。素晴らしい銃だ。


「俺も市を待たせたくねぇからな。そろそろ、ホントに終わらせるぞ!」

「あんた、ホントスゲーよ…」

「何に対する賞賛か知らねーけど、そりゃ…どーも。─────華々しく散れ、業火絢爛フレアトルネード!!」


 限界を超える魔力を吸収した緋龍は砕けた。

 孫市庶務を守るものは何もない。丸裸も同然だ。

 後は煮るなり焼くなり…。


「じゃあな。後はお前の好きにしろ」


 ここまで来てへたれた。ミツや秀吉には怒られそうだが、殺す気は消え失せる。


「…何故…。何故、見逃すんだ!俺はあんたを殺そうとした男だぞ!!」

「お前が良い奴だと思ったからな。もう、俺に孫市を殺すことは出来ねーって」

「俺が良い人間だと?俺は暗殺者だぞ!!そんな俺が良い人間に見えると言うのか?!」


 これまでやってきた行いが、どんなものなのか知る由はない。特に知りたいわけでもない。

 ただ、自分を暗殺者だと言っている言葉に、罪悪感が見えた。


「俺にとって、お前は学校の後輩だ。学校の時の孫市のことしか知らねーよ。暗殺者だって言っても、学校に通い始めてから変化があったんじゃないのか?」


 学校に居るときの孫市は黙々と仕事をこなす奴だった。感情を表に出すことはなかったが、今の…暗殺者としての孫市よりは感情が顔に出ていた。

 こうして面と向かっているが、今の孫市は学校に居たときの顔をしている。素の表情だ。


「あ、あれは仕事の都合で…場に溶け込んだというだけのこと…」

「そうか。でも俺は楽しかったぞ?」


 嘘紛れもない本心だ。

 市にも言ったが、学校は学ぶ場所だ。学問を学ぶだけの場所なら俺も通ってなかっただろう。

 夢を叶える為に学ぶ。下克上の世の中で、上を目指す者達の学校だ。

 仕事の都合だからって、やっていけるはずがない。自分から動かなくては、この学校では置いて行かれるのだ。

 つまり、何てことはない。孫市は彼らの情熱に当てられたのだ。


「確かに…。あんたは何時も楽しそうだった…。だが、俺には雑賀の者達の為に─────」

「事情は話さなくて良い。どうせ、聞いたって俺には関係ないしな」


 事情があるのは間違いないようだ。だが、人の事情に足を踏み入れるような間柄でもない。


「んな…、薄情な…」

「おいおい。見逃してやるってのにヒデー言いがかりだな。まあ、もう会うこともないだろ」

「そうだな。…一つ、教えておく…。市姫強奪の計画はバレているぞ…」


 律儀に恩返しか。やっぱり、悪い奴じゃない。


「なら、早いとこ行ってやんねーとな。分が悪い」

「それじゃ、俺はこのまま逃げさせて貰うぜ」

「ん、勝手にしろ。俺は…うっし!待ってろよ、市!!」


 余計な手間をかけさせられたが、やっとだ。

 やっと俺が活躍できるチャンスだ。それにバレているなら、正体を隠す必要もない。魔力全開の全力で暴れられるというものだ。


 箍が外れた俺は、助けを待つ市の下に全力疾走する。





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