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美濃の蛇

18)美濃の蛇


 開拓も順調に進んで、新しく街が誕生した。俺も一段落だ。

 順風満帆の出だし。農業に手を出すのもこれで終いだな。実際、やることないし…。

 その分、時間は空いたはずなのに俺にヒマはない。

 家臣も増えて今度はその割り振り。のんびりしたいのに、やることはまだまだ多いな。


 侍、武士と言っても魔法が使える者使えない者といる。どちらでも大事な人員だ。能力は人それぞれ。魔法を使えない者の割り振りは簡単だが、魔法を使える者は面倒くさい。

 属性、系統。魔力量とか一々と調べないとならないのだ。そこから、更に割り振り。上級武士とか侍大将とか。俺からしたら、全員ドッコイドッコイだ。

 結局、悪いと思いつつも、そこもミツに丸投げ。秀吉もなかなかに働いてくれる。


「ノブ様ー。腹ヘったッス…」

「お前…。さっき食ったばかりだろ。燃費悪すぎじゃね?」

「んなこと言っても、減ったもんは減ったんすよ!!あー腹減った…」

「なら、市の作ったお菓子でも食うか?」


 俺の秘蔵の菓子。秀吉にはもったいないが、ご褒美をあげないとやる気に関わる。


「できれば、それ意外でお願いするっす!?」

「心の傷はまだ治ってないのか。仕方ない、ちょっと外で食べに行くか?」


 秀吉も実は、そこまで傷が深いわけじゃない。実のところ、市の成長は目覚ましのだ。

 新しい農作物が生まれるたび、俺の知ってるレシピを下に色んなものを作ってくれる。

 そのため、市の腕はメキメキと力をつけている。あの時のクッキーは、ホントに偶然の産物だったのだ。

 秀吉も分かっている。だが、それはそれ。事情がちがうのだ。


「行くッス!!コンビニ弁当ッスか!!それとも…、ファミレスにしますッスか!!」


 と、まあ。こんな事情だ。

 やっぱり、俺はやり過ぎた。いくら、この世界に馴染んだと言っても、昔の生活は忘れられない。つい、調子に乗って作ってしまったのだ。


「いや、今日は産直に行ってみないか?」

「産直ッスか? まだ、旬なものは出来てねーんじゃないッスか」

「分かってるよ。けど、今日は週に一度のあの日だぞ?」

「あ!?そうだった!!…ッス!!」


 土用の丑の日。ならぬ、土曜日は牛の日。

 毎週土曜日にはミツの畜産の成果の発表がある。つまり、牛肉が解放されるのだ。

 一度食べればやみつき。こぞって、街の奴らがやってくるのだ。

 今頃、行っても行列だろう。流石に伝家の宝刀…、領主特権を振るうつもりはない。いや、あれは並ぶことにこそ意味があるのだ。


「焼肉…。いや、今日はステーキか?」

「牛丼!!牛丼が食いたいッス、ノブ様!!」

「牛丼か…。いいな、牛丼。よし、今日は牛丼。生卵もつけるか」


 秀吉も、たまには良いこと言う。言われると無性に食いたくなる。

 そう言えば、専門店というのはまだ作ってなかったな。牛の流通が始まったら、真っ先に牛丼店を作ってやるぞ。ウッシッシ。


「また、悪巧みッスか? ノブ様、悪い顔してますよ?」

「さあ、なんのことだ? 言いがかりは止してくれ。この顔は生まれつきだ」

「はあ…。光秀さん、また苦労しそうっすね」


 残念。この苦労は秀吉にパスする予定だ。客商売はミツより秀吉の方が才能がある。店を開店させた暁には秀吉を店長を任せる。決定事項だ。


「おっと、もう俺達の番だな。さっさと食ってしまおうぜ」

「っすね。俺らの後ろも、まだまだ並んでますしね」


 律儀にマナーを守るのは日本人の性だ。異世界でも変わらないようだ。

 手早く、注文を済ませる。待ちわびる俺達のとこに来たのはミツ本人だ。って、ミツなにやってんだよ…。


「ノブ…。この忙しい時に何しに来たんだよ。暇なら、手伝ってもらいたいのに」

「う…。く、食い終わったら手伝うって。勿論、秀吉も一緒にな!!な??」

「うっす。任せて下さい、光秀さん!!」


 やっぱり、俺にヒマはないらしい。てか、自業自得か?

 その後は、ミツと秀吉と一緒に店番だ。作るのはミツ。接客は秀吉。俺はレジ係りって、レジ無いか。金の勘定くらいなら俺でもできる。

 全部の客を捌いた頃には、既に日が暮れていた。


「済まんが、まだ店はやっているか?」

「悪いッスけど、今日は閉店っすよ」

「なんだ。秀吉? 誰か来たのか」

「あ、ノブ様。なんか、この汚いおっさんが…」


 うん。確かに汚いおっさんだ。だが、本人を前にそれを言える秀吉、マジすげー。


「客だろ? ま、一人くらいなら良いんじゃねーの? 牛丼くらいしか出せねーけど。おっさん、それでも良いか?」


 市のために残しておいた牛丼一人前。まあ、家の食卓にはまだまだ一杯のメシがある。牛丼じゃなくても市は怒らないだろう。


「かたじけない。美濃からここの噂を聞いて駆けつけて来たんだが、途中で山賊たちに襲われてな」


 ありゃ。そりゃ、ご愁傷様。

 食い物豊富なこの街を狙ってる賊は多い。だが、安心。ミツ考案の防衛魔法と警察の働きで守りは鉄壁だ。

 流石はミツと言ったところか。ミツの言った通り、備えは必要だったのだ。

 しかし、街の外で被害が増えるなら、山賊たちをブッ殺しに行かないとな。


「ま、この街の中なら安全だ。ゆっくり休んでけよ。……ん、ほら。食ってくれ」

「おおっ!?これは旨そうだ!!では、いただきます────もぐもぐ」


 すげー喰いっぷりだ。よほど腹が減っていたんだろうな。


「そう言や、宿はあるのか?」

「いや、今日は日帰りの予定だったものでな。泊まる場所はないのだ」

「なら、家に泊まって行けよ。せっかく、ここまで来て、すぐに帰るのも面白くないだろ。ここは、色々と楽しい所だぞ?」


 当然、ここは俺の街。遊び場としても作り込んでいるのだ。

 遊戯、遊具に事欠くことはない!!俺の自慢の街なのだ!! ……ただ、よそから来た、このおっさんが楽しめるかは知らないけども。


「ふむ。では、その言葉に甘えて泊まらせてもらおうか。おっと、申し遅れたが、儂は斎藤道三と云うものだ」

「斎藤さんか。じゃ、俺ももう上がりだから、それ食ったら家に案内してやるぞ」


 ミツはまだ片付けが残っているし、秀吉もミツの手伝い。俺が手伝うとミツの邪魔になるから、終わったなら帰る。つーか、帰れって言われてる。

 しかし、この汚いおっさん。汚いまま、家には連れて行きたくない。となれば、寄り道して帰るか。


「おっさ…。斎藤さん、風呂は好きか?」

「無論だ。風呂は好きだぞ」

「なら、問題ないな。この街にはすげー風呂場があるんだ」

「そうか。それは楽しみだな」


 そう。楽しいのだ。スパリゾートとまではいかないまでも、そこそこのものを作ったのだ。

 種類も豊富。露天風呂もあるのでゆっくりと浸かれる。やはり風呂は良い。


「言い忘れたけど、男女別。混浴がないからって覗きはするのよ?」

「し、失敬な!!儂はそんな不埒な真似はせんわ!!」

「なら良いんだ。もし、そんなことしたら重罪になるからな」


 言うまでもなく、市のための配慮だ。薄汚い街の野郎どもに、市を見せるわけにはいかない。親父との約束もあるが、まず第一に俺の意志だ。

 だが、未だに市がここを使ったとは聴いていない。家にある風呂を使っているようだ。


「う、うむ。肝に銘じておこう。儂も罪人にはなりたくないからな」


 うん。念押しも済んだところで、裸の付き合い。俺も結構、鍛えられたと思ったが、斎藤さんの筋肉スゴい。ムッキムキだ。


「斎藤さん…、随分と鍛えてんだな。あんた、一体何モンだ。侍か何かか?」

「なんだ。お前さん、気づいてなかったのか。儂は美濃の大名、斎藤道三だ。成り上がりだと馬鹿にされることも多いがな」


 と、風呂場に高笑いが響く。有名人何だろうけど、俺にはさっぱりだ。

 ただ…。大名だということは、国を背負って立つ人間だとは理解した。


「ふーん。そうか、まあ納得だな。美濃から来たってことは、斎藤さんは美濃の大名なんだよな?」

「反応薄いのぅ…。ここはもっと驚くべきところだと思うんだが」

「いや、別に? それを言うなら、俺だって似たようなもんだし。そういや、俺の方は自己紹介まだだったな。俺は織田信秀の息子の信長だ」

「ブヘッ?!お前があのうつけ坊主か!?」


 逆に驚かしてしまった。驚かす気はなかったのに……。いや、そう言う問題じゃねーよ!!

 美濃にまで俺のこと知られてるって、俺の評判悪過ぎだろ!?


「ムキーっ!!うつけじゃねーよ!!俺はもう立派に領主やってるっての!!」

「あ、いや。すまなかった。悪気はなかったのだ」

「まあ、良いけどさ。それより、斎藤さんは美濃の大名だろ? だったら、俺の所と取引しねーか?」


 ぶっちゃけ、この街の限界も近い。農業、酪農とか手一杯で他に手を出せなくなっている。次は工業的な産業を考えているが、ミツからストップがかかって動けないのだ。


「抜け目ないな。うつけ…と聞いていたが…」

「まあ、正直言うとな。俺としては、この話に乗ってくれるなら相手は誰でも良いんだ。取引と言っても、結局は下請けみたいなものだしな」

「この儂を顎でこき使うか。……面白い!!良いだろう。その話、この斎藤道三が乗ってやる!!」

「そうこなきゃな!!ま、詳しいことは家に帰ってからだ。ミツにも話を通さなきゃ、俺も怒られるからな」


 また勝手なことをしてと、怒られるのは火を見るより明らかだ。間違ってガソリン注がないように気をつけないとな。

 ミツの大爆発は見たくない。


「みつ?」

「あれ、言ってなかったっけ。ミツってのは、明智光秀のことだ」

「おお!!あの無明の明智か!!」


 ミツ。どんだけ有名なんだよ!?

 確実に俺より有名で評判良いのは明白だ。そこは俺も鼻が高いが、俺の評判の悪さは一体何でだ?

 やはり、影で俺を貶める何者かが居るのだ。探ってはいるが尻尾を掴ませない辺り、かなり頭の良い奴だ。


 ……と、そんなことは後回しだ。

 細かい所はミツに任せるとして、道三のおっさんには大まかに概要だけでも話しておく。

 アイディアだけ聞いて逃げるとは思ってないし、このアイディアを聞いただけでマネできるとも思えない。もしも、それでマネされても俺がさらにもっとスゴいモノを作れば良いだけだ。


 その内容は、ズバリ鉄製品だ。

 精密的なものは無理かもだけど、簡単な構造のものなら作れる。実際、時計は出来たワケだしな。

 印刷機。まあ、活版印刷とかならイケそうな気はする。


「────と、まあ。そんな感じで作ってもらいた」


 話していて分かったが、道三のおっさんは悪い人間ではなさそうだ。


「うむ。話は面白いが、時間が掛かりそうだ。新しい物を作るとなると職人たちも手を焼くだろう」

「え、何で? そんなの魔法でやればすぐだろ?」

「はあ!?お前さん、本気で言っておんのか!?魔法は武士の魂だろ!!そう易々と魔法を使っては四象天院の二の舞だぞ!?」

「いや、何も全部が全部を魔法でやる必要はないってこと。俺も一応は理解してるさ。魔法だって細かいことは出来ないし、どこかで人の手は必要になるって。だから、最初は魔法。後は人の手でやれば良いじゃん。四象天院は関係ないって、大丈夫大丈夫」


 もっとも、四象天院の二の舞って言われても俺には何のことだか分からねーし。さっぱりだ。

 やっぱり、ここはミツの知恵が必要だ。

 俺では、プレゼンは難しい。でも、ある程度の説明は済んだし、きっと何とかなるだろう。

 いや、ミツなら何とかしてくれるだろう。後はミツに期待。


「やはり、うつけか……。早まったかのぅ」

「まあまあ。今日は仕事の話は止めておこう。メシにしようぜ?」

「う、うむ。そうだな。酒だ。酒はあるのか?」

「ねーよ。俺、飲まねーしな。俺は炭酸の方が好きなんだ」

「た、炭酸か。それは何だ?」


 だよね。知らないやね。


「まあ、今持ってくるから待ってろよ。────おーい、いーちぃー?」


 わざわざ呼ぶ必要ないけど、ついつい呼んでしまう。

 市は台所に居るから探す必要もないのだ。

 エプロン姿の市に鼻の下を伸ばすのも、これまた何時ものことだ。


「どうしたんですか、お兄様。斎藤殿とのお話し合いは終わったのですか?」

「うーん。どうなんだろうな。終わったと言えば終わったし、終わってないと言えば終わってない。まあ、今日のところは終わったで間違いないな」

「はあ、そうなんですか。私にはよく分かりませんが、お兄様がわざわざ此処に来るとはどうしたのですか?」


 不思議に思うのも当然だ。

 何てことはない。切る焼く茹でるくらいしか出来ない俺はフツーに料理下手。台所に行くことはないのだ。


「ま、長話で腹が減ってな。何か食い物でもないかって聞きに来たんだ」

「それでしたら、サンドイッチがありますよ?」

「お。いいな、具はなんだろ」

「ハム、チーズ、レタスにトマトです」


 ベストチョイス。ナイスなセレクト。まさに俺好みのサンドイッチじゃないか。


「…じゃあ貰っていっても良いか?」

「勿論です!!そのために作ったサンドイッチですから!!」

「ありがとうな。後は───」

「はい、どうぞ」


 気が利くね、市は。

 俺の欲しいものをすぐに用意してくれるあたり、あれそれで通じてしまう熟年夫婦のようだ。

 俺の好みを理解しているあたりが特に…。


「ホント、ありがとうな。あ、あとミツが帰って来たら俺のとこに連れてきてくれると助かる」

「はい、分かりました」

「ゴメンな。色々と迷惑かけてるよな、俺……」

「そんなことないです。お兄様に頼られて、私は嬉しいですから!!本当は、もっと頼って欲しいくらいです!!」


 うーん。とは言われても、流石にこれ以上はマズいだろ。何か、胸がチクチクする……。


「こんな時、何て言えば良いのか分かんねーけど、市のお陰ですっげえ助かってる。市も俺にしてほしいことあったら、ホント遠慮なく言ってくれよ」

「そ、それでしたら…。お兄様にお願いが……」

「ああ、何でも言ってくれ」

「お兄様。もう急に居なくなったりしないで下さい。私から離れないでほしいです」


 ああ。そう言うお願いもあるのか。

 俺は確かに、市に何も言わないでここに来たからな。市に心配させてしまったのだ。

 わがままを言わない市が、親父に無理を言って俺の所に来たのは、不安だったから。これって、全部俺の責任じゃん。


「分かった。これからもずっと一緒な。市に何も言わずにどっか行ったり、もうしない。約束だ」

「はい!!約束にございます、お兄様!!」


 一件落着だな…。て、ヤバ。道三のおっさんのことすっかり忘れてた!!

 怒ってるか?

 まあ、いいや。市とおっさん、どっちが大事か考えるまでもない。


「おっ、そいぞ!!信長!!」

「悪い悪い。ちょっと手間取ってな。ほら、これが炭酸だ。ジンジャーの炭酸とサンドイッチだ」

「むむ…。これはまた珍妙なものを……」

「とか言って、早速かよ!?」


 好奇心旺盛なおっさんだ。何の戸惑いもなく食いつきやがった。


「う、う、う………」

「どうした、おっさん!! ────まさか、また失敗か!?市、またヤっちゃった??」


 ゴックンと呑み込むと。二個、三個とかぶりつく。すげー勢いだ。


「美味い!!美味いぞ、これは!!サンドイッチ!?なんだ、これは!!ジンジャーも………ぐはっ!!何じゃコリャ!?喉が焼けつくようだ!!が、美味い!!」


 炭酸の一気飲みだと!?

 斎藤道三、恐るべき猛者だ。と、俺の分がもうねーじゃねえか!!

 互いに譲ることはなく、最後は取り合いの喧嘩に発展する。


「賑やかっすね。一体、どうしたんスか?」

「ああ、サンドイッチがな…って、秀吉!!何で最後のサンドイッチ喰ってんだよ!!」

「わりーッス。腹が減ってたもんで」

「軽っぅ!? ハア…。もう、いいや。秀吉は…ホントに」

「騒がしいな、ノブ。誰か来てるのか?」

「おう、ミツ。おかえり」


 秀吉が帰って来たから、当然ミツも一緒の帰宅だ。市にお願いしてたから、真っ直ぐ俺のところに来たようだ。


「ノブ…。こちらの方は?」

「そうだった。紹介しよう、この人は!!」

「儂は斎藤道三。美濃の大名だ!!」

「おっさん!!俺のセリフ取るなよ!?」

「斎藤道三?! ノブ、一体これはどう言うことだよ!!」

「取引だよ、取引。ミツも言っていただろ?」


 一つの産業だけだと国は発展しない。農業、商業、工業と様々な分野での発展が国を成長させる。

 一つの場所で出来るのは限られるから、他の国とも取引していく必要があると力説していた。

 当然だが、俺にはチンプンカンプンだ。


「言ったは言ったけど。機を見て折りを見てって言っただろ? それをこんな急に」

「いや、でもさ。道三のおっさんが来たのは良いチャンスだろ!?」


 他国の要人。その国のトップが来ているのだし、まさにその好機…。

 ミツにだって分かることだ。


「まったく…。ノブのこの引きの強さって、何なんだろうね。苦労は買ってでも、て言うけど…。押し売りだよ、本当」

「まあまあ、抑えて抑えて。愚痴なら後で聞くからさ」

「分かったよ。僕の方も、そろそろ一段落つくし、こっちの方は僕に一任させて貰うよ。ノブだと、絶対また問題起こすでしょ」


 弁明の余地もないな。

 ミツの他に任せられる人材もないし、後のことはミツと道三のおっさんで話をまとめて貰おう。

 若干、道三のおっさんが呆れているようたが、こんなのいつものこと。気にしない気にしない。


「お兄様。追加のお夜食をお持ちしましたよ。皆様で食べて下さい」

「おお。流石、市!!気が利くな。有り難く頂くよ!!」


 その後のミツと道三のおっさんの話し合いは、数日と続いた。最終的には、織田信秀つまり親父と斎藤道三の同盟締結に納まった。

 一方的な同盟ではなく、互いに協力し合う形だ。

 簡単に言うと、通商条約と言うものらしい。




 まだまだやりたい放題の信長くんです。次回あたりで、ちょっと乱世っぽくなります。多分…。

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