第一話
更新が遅れてしまいました。すみません
瞳にまぶしい光が当たる。
「この子達が私達の子供です…!」
目の前に男がいる。ヨーロッパの貴族のような服を着た男だ。そばにいるメイドには伯爵と呼ばれていた。どうやら私は女に抱かれているようだ。この女に抱かれていると心地よい…そのことがわかった。私は感じたことがなかったがこれが親というものなのだろうか。
「ああ。ご苦労であった……!?」
わたしの顔を…おそらく開いた目を見たのではないだろうか。この体になってからやっと闇から光を見ることができた。
「どうなされました?」
私を見た男は目を大きく見開いていた。
「この目は…!?」
私を抱いている女も私の顔を覗き込む。何かおかしなところでもあったのだろうか。
「赤い目…!?」
女が叫ぶ。メイドから悲鳴があがった。黄色い悲鳴ではなかった。恐怖を感じた時の人間の叫び声だった。
「待て。もう一人はどうなのだ?」
おお。てっきり他の者たちのように狼狽すると思ったのだが、この男は違うようだ。いや、まて。なぜ私はこの状況を面白がっているのだろう。そういえば前世でもそうだった。絶望に彩られていたが、それでもあの最後の瞬間まで、生きることを諦めようと思わなかったのは…。私が困惑している間にも話は進んでいった。男のとりなしにより他の者もいささか冷静さを取り戻したようだった。
この後の話でわかったことは、私が双子であること。それから、私の赤い目はおかしいこと。そして、双子のもう一人は普通であった事だった。
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