表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の小さな救出作戦  作者: 桜 舞華
未来を知ること
5/16

大事な人

「さて……どこからはにゃそうか」


 真剣な顔。真剣な話。多分。

 だが、猫顔とな行が全てを台無しにしていく。ここまで真剣さが似合わない人……いや、猫か。猫はいないだろう。


「まずは直球に言うとにゃ、近々、お前の大事にゃ人が死ぬ」


 死ぬ、ねぇ。

 非現実的だな。人間は常に死と隣り合わせにいながら、その死を考えて生きることは無い。勿論俺もそうだ。


「俺の大事な人……誰のことだ?」

「それは知らにゃい」


 肝心な部分を知らないとは。

 じゃあ、誰だろうか。予測するしか無い。


 まずは……親友の、リオか。

 大事っちゃ大事だが、あいつは心臓を抜いても生きていそうなので論外にしておく。心臓抜いたら死ぬだろうが、そこを入れると消去法が成り立たない。


 次は。家族か。

 両親と妹、俺の四人家族。両親は俺と暮らしていないので安否は不明。

 定期的に電話がかかってくるから元気だろう。


 じゃあ。幼馴染の、エミカ?

 あいつもあり得ないような気がする……。

 あいつは絶賛引きこもり症候群を発症中なので、自宅療養中。自宅で療養してる時点で治る見込みは薄い。

 あいつも1人暮らしだ。親が仕送りし、ネット通販で必要なものは買い揃えているらしい。便利な世の中になったものだ。

 不治の病でも発症しない限り、死ななさそうだ。


 じゃあ、誰が。


「……大体おおよそにょ検討はついたかにゃ?」


 いえ、全然ついてませんけど。


「とりあえず、お前にょ大事にゃ人間が近々死ぬ。だが」


 だが?






「お前はそれを目にょ前で目撃したとしても」



 目の前で目撃?



「決して____



助けてはにゃらにゃい」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ