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第81話 レティシアとリストリクティッド・フィフティーン

 動けない私の身体を弄んだ、2人のお姉さま。

 あの日あれだけのことをしたのに、お二人の私に対する態度は以前と変わらない。

「ねえ、2人と私ってどっちが年上だっけ?」

「そんなこと知ってどうするの」

「レティシアが決めたらいいよ」

「わかった」

 素っ気ないお姉さま方。でも私は知っている。本当のお二人の中には荒れ狂う欲望の感情がうずまいているのを!今夜も私はお姉さま方に……。

「ん~。思ってたよりエッチいくなかったしな……ペンが進まん」

「レティシア、そういうのは自分ちで書いてよ」

「何?レティシアちゃん、また何か始めたの?」

「5日間風呂入ってなくて臭かったから、私とマリーで全身洗ってやったら、百合文学を書くって言い出したの」

 聞き捨てならねえな!

「臭くないし!ソフィお姉さまは意地悪ですわ!」

「……頭やられたの?」

「全身くまなく洗ってあげただけよ、全部。そしたらこうなった。可愛いでしょ?」

「うわぁ……」

 アイちゃんは察してくれたらしい、私がお二人からどんな仕打ちを受けたのか!めちゃくちゃ恥ずかしかったんだから!

「レティシア、また一緒にお風呂入りましょうね」

 調子に乗るなよ、マリーお姉さま!

「マ、マリーお姉さま!今度は私が洗って差し上げます!」

「えっ!ええ、ありがとう……気持ちだけね」

「私とマリーの扱いがなんか違うのよね……戻ってこい」

 はたかれた!ショックを与えられなくても、今日は正気です~。

「イッタい!そりゃこんな暴力女とマリーとでは比べものにならないよ」

「イヤ、マリーの方が私より手が早いでしょ。……私に口ごたえすると、レティシアも知らないあんなトコのホクロを皆にバラしちゃうよ!」

「イヤ~!ソフィお姉さまはやっぱり変態です~!」

「楽しそうね」

「「うん!」」

 実害はなかった?……し、こういうノリも嫌いではない。

「……私もレティシアちゃんに裸に剥かれたけどね。やっぱり素質有るんじゃない?」

「何それ!聞いてないぞ~悪い子め!」

「あれは!アイちゃんが酔いつぶれて……」

「犯罪よ、レティシア!それは良くないことなのよ……」

「それを彼氏に話したら、なんかたまに剥かれるようになっちゃってね~」

「ウザっ!」

「空気読めよ!」

 キミたちのそれは、もう芸の域に達しているよ。アイちゃんも判ってて煽るし。まあウザいけど。

「で、そろそろ結婚しよっかって話になってさ~」

「ええ!」

 そうなると話は違ってくるぞ!

 いつもの惚気に巻き込まれまいと遠巻きにしていた級友達も集まってくる。

「え?もしかして、で、で、出来たの?」

「いつ?いつするの」

「なんでそんな話に?」

「一緒に住んでるんだっけ」

 みんな多感な乙女。いうなれば少女プラスアルファなお年頃だ。すっごい食いつくね。

 かくいう私だって、当然興味はある。以前と違って、候補もいるわけだし……。

「みんな、ちょっといっぺんに聞かないで。場所を変えましょう」

「そうね、ここには男どももいることだし。いつもの場所に集合ね」

 いつもの場所?私の知らないうちにそんなところが?

「ほら、レティシア急ぐよ」

「部屋の片づけ手伝ってあげるから」

 私の家かい!

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