《はじまりの話》白銀 夜 / 久遠 凪 2:条件
[背景: 喫茶店]
凪: (燐の好奇心が反応するとは、思っていた)
凪: (でも……簡単に信じられるわけじゃない)
凪: 僕は……アイドルらしいことなんかできません。
凪: VTuberの活動にも、向いてないと思います。
凪: 視聴者に媚を売るようなことは、できないし、やりたくありません。
{{プロデューサー名}}: 媚を売る必要はありませんよ。
{{プロデューサー名}}: 視聴者は、そんなことしなくてもちゃんと楽しみます。
{{プロデューサー名}}: あなたが思っているアイドル像やVTuber像は、多分、その……
{{プロデューサー名}}: ちょっと、間違っていると思います。
凪: ……!
凪: (間違っているって……)
凪: (でも、確かに、僕にはなんの知識もない)
凪: (言い返せない)
{{プロデューサー名}}: 構いませんよ。
{{プロデューサー名}}: 媚びない、孤高の存在。
{{プロデューサー名}}: 人はそういう存在に憧れを抱きます。
{{プロデューサー名}}: きっと、盛り上がると思います。
{{プロデューサー名}}: もし、あなたが、そういう存在になれるなら。
凪: (……挑発、されてる)
凪: (ここで引いたら、僕が負けたみたいになる)
凪: (それは……気に入らない)
燐: 凪。
凪: なんだ?
燐: 俺は、やりたいと思ってるよ。
凪: ……。
凪: はあ。
凪: アイドルらしいことはできないし、しない。
凪: その条件なら、やっても良いです。
[END]




