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《はじまりの話》真白 影 / 久遠 燐 2:前提
[背景: 喫茶店]
凪: 僕は……アイドルらしいことなんかできません。
燐: (双子じゃない俺って、どんな感じだろう)
[演出: 背景モノクロ]
声: 双子なのに、似てないんだね。
声: さすが双子だね。
声: なんか双子っぽいよね。
燐: (俺は俺。凪は凪)
燐: (そう思っていても、いつも「双子」扱いされる)
燐: (それは前提だと思ってた)
燐: (でも、VTuberならその前提がなくなるってことだ)
燐: (双子じゃない俺、双子じゃない凪)
燐: (どう変わるんだろう)
燐: (何が変わるんだろう)
燐: (気になる)
燐: (それは……うん、面白そうだ)
[演出: 背景モノクロ終了]
{{プロデューサー名}}: もし、あなたが、そういう存在になれるなら。
凪: ……。
燐: (凪が黙った)
燐: (納得はしてなさそうだけど)
燐: (引き受けるんだろうな、凪は)
燐: (でも、自分からは言い出せない)
燐: 凪。
凪: なんだ?
燐: 俺は、やりたいと思ってるよ。
凪: ……。
凪: はあ。
燐: (あ、受け入れた)
燐: (アイドルVTuber)
燐: (うん、面白そう)
[END]




