表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/124

翠と橙(みどりとゆず) vol.083 「これって…。奈都だ――――――――っ!!!」

「えっ…???えっ…???」

そして翠、通路の棚の中から自分のバッグ。

その中からスマホを取り出して、また女性客に。

「すみません。」


女性客、

「はい。どうぞ…。」


「……と。これ…か…???…と…。」


壁よりのテーブルの男性客…。

「すみませ~~ん。」


絃、

「あっ。はいはい。」


「みど、上がったよ~~。2番さん。」

薫郎。


翠、

「あ~~。はいはい。」

スマホをパンツのポケットに。

そしてカップル同士の4人のテーブルに、

「お待たせしました~~。」


女性客、

「わは。この店員さんも可愛い~~。」


そんな女性に男性もニッコリ。


翠、ニッコリと、

「ありがとうございます。」


「ねね、あなた…この人…知ってる…???」

もう一人の女性客。


翠、そのスマホの画面を見て…。頭の中で、

「…わっ。さっきのとおんなじ。」


「私たち、これ見て、ここ…来たの。いやいや。凄い、美味しい~~。評判通り。ねぇ~~。」

隣に座っている無精髭の男性に。

「ん~~。まさか、この辺に、こういう焼き鳥屋があるなんて、知らなかった。」


翠、丁寧にお辞儀をして、

「ありがとうございます。ごゆっくりどうぞ~~。」


そしてまた隅の方に、そしてスマホを…。

「誰だ、一体…???」

すると…。

「えっ…???え…???…この…写真…。うわっ。ルッポラ…。」

そして、スワイプして、

「わっ。絃。そして…雅樂じぃ。わっ。え…???え―――――――――っ!!!!これって…。奈都だ――――――――っ!!!」

そして、

「凄っ。なに…この…いいねの数…。2000…超えてるし…。わお。店の玄関、めっちゃくちゃ綺麗に撮れてる。うそ~~~。はい…???コメント…100…超えてる…???」

と、その時、

「わっ。また増えた。」


大急ぎで薫郎のところに。

「ユッキ。雅樂じぃ、原因分かった。」


雅樂、

「え~~???なんでぃ…???」


薫郎、

「ふん…???」


翠、

「ユッキ、奈都、インスタにこの店、載っけてる。」


その声に薫郎、フライパンを揺らしながら、

「はっ…???奈都…???」

頭を傾げながら、

「なんで…???」


「あの子、ここに来てる、友達何人かと…。」


雅樂、

「へぇ~~。そうけぇ。ジェシカの社員かぃ。」


翠、

「うん。」


「けけけけ。ありがてぃじゃねぇか。なぁ~~。」


「ごちそうさまでした~~。」

真ん中辺りの客。


雅樂、

「おぅ~~。ありがとうよ~~。」


絃が急いでレジに向かう。

「ありがとうございま~~す。」


翠、

「お目当ては…。」


雅樂、

「ん~~???」


「絃。」

「ほぅ~~。かかかか。ありがてぃわなぁ。」


「かかかか。絃、大人気だよ。私も嬉しい。」


薫郎、

「かかかか。ある意味、奈都に礼…言わなきゃな。」


「うん。まさか…、ここ、SNSに投稿なんて、考えもしなかったから…。」

翠。


「あぁ…。普通に…客入りも…良かったしなぁ~~。雅樂じぃ、まさか…取材拒否なんて…。」


雅樂、そんな薫郎に、

「いや…、そりゃねぇな。…というより、今まで、受けたこともねぇくらいだ。かかかか。」


「…と言う事は…、これからは…。」

翠、

「ん~~。多分…。…あっ。絃~~。」


絃、小走りで翠に。そして翠、絃に耳打ち。


「え――――――――――っ!!!」


翠、

「うん。大人気になっちゃったよ。」


雅樂、

「かかかか。絃、天晴!!!!」



いきなり真っ赤になる絃。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ