翠と橙(みどりとゆず) vol.074 飛香、「もしかして…、あの…遊馬さん…。ゆず…さんの…???」
橙のお薦めのメニューを5人、それぞれ口に。
まず最初に尋音の一声、
「おいっしぃ~~。うんうん。これ…いいわ~~。」
翠、
「かかかか。うんうん。美味しい。さっすがルッポラ。この前の歓迎会と言い、今回と言い、いいね~~。」
万美、
「うんうん。なかなかだわ。こりゃ、ゆず、カブ…あげたかな~~。」
とニコリ。
橙、
「いえいえ。どうも…です。はい。」
「飛香、どう…???」
飛香、
「うんうん。おいっしぃ~~。ここって、本当に美味しいですよね~~。」
「飛香って、いつも…、どういうとこ、行ってんの…???」
万美。
「ん~~。友達が良く行くお店に行ってるって感じ。…それから、良く…広告のお店とか…。」
尋音、
「な~るほどね~~。じゃ、結構、あちらこちら、行ってるでしょ。」
「ですね~~。でも…、ここ…凄い美味しい~~。」
「まぁ…、ウチの管理者もここ、時々使ってるみたいだから…。」
翠。
「へぇ~~。…でも、それで…、ゆず…さんも…ここ…、常連…って…???」
その飛香の声に、橙、いきなり、
「…ん…。グッ。」
万美、
「かかかか。後々、分かってくるよ。」
飛香、
「もしかして…、あの…遊馬さん…。ゆず…さんの…???」
頭を傾げながら…。
尋音、
「かかかか。そこまで分かってるんなら、私らから、敢えて…。ねぇ~~みど。」
そんな尋音の声に翠、にっこりと、
「ねぇ~~。ふふ。」
そして万美の右肘を突っつく。
万美、
「ぷっ。な~~んで私の肘、突っつくかな~~。かかかか。」
「えっ???それじゃ、ゆずさ~~ん。凄いじゃないですか~~。」
そんな飛香に橙、
「えぇぇぇぇ…???飛香さん。ちょっ…。ちょっ…。」
いきなり慌てて橙。
「スト~~ップ。そこでストップ、飛香~~。」
口を尖らせて、そしてニコリと万美。
飛香、
「へっ…???」
万美、右人差し指を立てて小さく左右に、
「チッチッチッ。」
尋音、唇に一本の指を当てて、
「トップシークレット。」
そしてまた飛香、
「へっ…???」
翠、
「私たち、静かにゆず、応援してるのよ。可愛い妹分だから。しっかりと、守んなきゃ。」
その翠の声に万美、尋音、
「イグザ~クトリ~~。」
飛香、その瞬間、口に両手を当てて、一気に目を潤めて、
「え~~~。」
尋音、
「はい…???えぇぇぇぇぇぇぇ。なんで、飛香が目ぇ赤くなる~~???」
万美も目をパチクリ。
翠、
「ありゃりゃ。」
飛香、とうとう目尻りからス~~ッと、涙。
橙、
「飛香さ~~ん。」
飛香、いきなり、
「ヒック。」
そして、
「ご、ごめんなさい。」
万美、
「くっ。」
尋音、
「ぷっ。」
そして、同時に、
「かっわいい~~。キャッハハハハ。飛香~~。」
翠、
「かっかかかか。」
橙、
「あ…あすか…さん…???」
飛香、すぐに普通に戻り、両人差し指で目を拭って、
「…だ…、だって…、みんな…、優しすぎるから…。つい…。」
万美、
「うんうんうん。そっか。」
尋音、
「はは。」
そして尋音、
「ところで、飛香は…誰か、良い人、いんの…???」
その声に万美と翠、
「あ~~。それ、尋~~。セクハラだから~~。」
その声に尋音、目をパチクリさせて、
「…えっ…???…い…、いや…。なんで…???」
橙、
「かかかかか。」




