表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/124

翠と橙(みどりとゆず) vol.073 橙、振り返る巽の右手に触れて、「あっ、ちょっと…。」

「飛香~~。頑張ってる~~???」

万美。


中々、まだ空気に慣れていない感じの飛香。

「あ…。あ、はい。」


「もしかして…、何かしら、緊張してたりして…。」

尋音、両肘をテーブルに、そして右手で頬杖を突くように。


少し顔を赤くして飛香、舌をチロリと出して、

「あ~~。はは。はい。実は…。」


「かかかか。かっわいいね~~。飛香も~~。」

翠。

「ゆずが、どうしても、飛香も誘いたいって。」


ゆずの顔をチラリと見て飛香。また舌をチロリ。


「飛香、男子ばかりの部署で、なかなか、ご飯一緒に食べる事って、ないでしょ。」

尋音。


飛香、

「えっ、え~~。」


万美、

「お~~い、そんなに緊張するな~~。」


翠、

「かかかか。」


「おまたせしました~~。生ピールになります~~。」

巽、テーブルに。


万美、

「おっと、来た~~。」


尋音、

「早~~い。」


にこやかに巽。それぞれにビールグラスを…。


そして…、

「あれ…???たの…んで…ないけど…???」

万美。


尋音も、

「うん。」


巽、

「うちの…店長からの…差し入れです。是非、どうぞ。」


「わ~~お。」

尋音。


「うっれしい~~。」

万美。


翠、万美、尋音。そして橙と飛香は後ろを振り向いて、

カウンターにいる珂帆にお辞儀を。

珂帆も同じくにっこりと。そして手を振り。

万美、尋音、音の出ない拍手。


「席もこんなに素敵なのに、サービスまで…。」

万美。


「ひょっとして…。これって…ゆずに…感謝…???」

にっこりと尋音、橙の顔を見て。


橙、

「いやいやいや。私なんて、そんな…。」


巽、一礼をして、

「どうぞ、ごゆっくり。」


その時、橙、振り返る巽の右手に触れて、

「あっ、ちょっと…。」


巽、

「…ん…???」


橙、

「いきなりで…、ごめん。」


そんな橙に巽、

「えっ…???いやいや…。うん。」


橙、左手を左斜め前に、

「こちら、チーフの逢坂翠さん。」


いきなりの紹介に巽、そして翠も、

「!!!!」


巽、少しだけ、口の中の物を飲み込み、けれども、

「いつも…お世話になっています。よろしくです。」


翠も、軽く会釈して、そして、丁寧に、

「逢坂と申します。木葉さんがいつも…。ありがとうございます。」


巽、

「ご丁寧に、どうも。」


橙、

「そして、こちらが、泉水江万美さん。」


万美、

「は~い。いつも、ありがとね~~。」


巽、にっこりと、

「ども。」


「そして、私の隣が、帯刀尋音さん。」


「その節は幹事、お疲れさまでした。」

またにっこりと。


尋音、

「わぁ~~。覚えてくれてたんだ~~。嬉しい~~。」


巽、

「それが、私どもの仕事ですから…。」


「そして、私の左隣のこちらが、営業の鑑飛香さん。」


巽、

「こんにちは。」


飛香、

「よろしくお願いします。」


それぞれの顔をもう一度確かめるように巽、にっこりと一礼をして、

「ごゆっくりどうぞ。」


そして万美と翠、ほぼ同時に、

「店長に…お礼…お願いします。」

万美、翠、お互いに顔を見合わせて、

「あっ。」


そして、

「はは。」


巽、

「はい。畏まりました。」


「さて。よ~~し。んじゃ、乾杯しよっか。」

尋音。


4人、

「うん。」


そして静かに、グラスをカチン。

「かんぱ~~い。」







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ