↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
252/259

翠と橙(みどりとゆず) vol.252 飛香、「ゆずちゃんのご両親…。…偵察…かな…???」

厨房に戻る雅樂。


洗い物をしている絃、

「ゆずちゃんの…。ふん。」


雅樂、

「おぅ。」


厨房に戻る翠に万美、

「ねね。ゆずの…???」


翠、

「うん。ほら、ユッキが仙台で、病院に…。」


「あ~~。」

そしてその席の様子を見ながら、

「…で、お父さん…、お母さん。」


「うん。」

「なんか、凄い若いお父さん、お母さん。」


翠、そんな万美に、

「うんうんうん。私もびっくりした。」

にこにこと。


その数分後、橙、自分の席に戻って。


尋音、

「へっ…良いの…???戻って…きて…???」


橙、

「はい。いいんです。3人とも、雅楽ってどういうところか、知っておきたくって…。」


そんな橙の顔を見て、焼き鳥を焼きながら雅樂、にこやかに。

そしてその3人の席を見て、またにこやかに。


そしてやがて、3人が、

「御馳走さまでした。」


雅樂、3人に丁寧にお辞儀をして…。


絃、

「ありがとうございました。」

そして会計を…。


父親、

「大将、ご馳走様。」

そして、

「ふんふん。良い店だ。」


雅樂、

「ありがとうございます。」


「また、寄せて頂きます。」


そんな父親を見て橙、

「おとうさん…。」


父親、

「じゃあな。」



蘭、会計を済ませて、

「ありがとう。御馳走様。ふふ。美味しかった。」


絃、

「ありがとうございます。またのお越し、お待ちしております。」

にっこりと。


そして3人はドアの外に。



尋音、

「ねね、絃、もしかして…、普通の…会計…???」

絃に小声で…。


絃、

「うん。だって、いくらゆずちゃんのお姉さん、ご両親でも、割引じゃあ、失礼だもん。あの雰囲気だと…。」


その声を聞いて万美、

「さっすが~~。看板娘。」


尋音、

「ふんふん。素晴らしい…。」


飛香、

「もしかして…。ゆずちゃんのご両親…。…偵察…かな…???」


そんな飛香の声に、一同、じろりと…睨んで…。


その視線に飛香…、思いっきり…困ったような笑顔で…、

「あ…、はははははははは…。」


けれども、雅樂、すぐににっこりと。

「飛香ちゃんに、座布団一枚っ!!!!よっ!!!」


その声に飛香、

「へっ…???」


翠、厨房で、

「かかかか。その通りだよ、飛香~~。」


その途端、飛香、胸を撫で下ろして、息を吐いて、

「お~~。びっくりした~~。怒られるかと…思った~~。かかかかか。」


隣の尋音、

「ふん。まっ、親としては……。」

と、そこまで声に出して、

「えっ…???なんで今…???ゆずの両親…???タイミング…が…???」


その瞬間、橙の顔を覗く、万美と尋音、そして飛香。


「あは…、ははははははは…。」

誤魔化そうとしながら笑う橙。


「ゆずが…お父さんにメールしたんだって…。ここの2階に住む考えでいるって…。ふふん。」

翠。


その瞬間、万美、

「はい…???」


尋音、

「わ~~お。」


「ま~~。私も…ユウマの両親には…会ってきて、しかも…母さんにも、ユウマ…紹介してるから…。タイミング…ずれて…も…いないけど…。」

厨房から翠。


暖簾を潜って、

「ただいま~~。」

薫郎。


万美、

「おっと~~。おかえり~~。」


薫郎、

「ふん。お疲れ~~。」


尋音、

「ねね、ユッキ。」


「ふん…???」

「今、さっき、ゆずのご両親とお姉さん…お店にいたの。」


その声に薫郎、

「うぇ…???」


万美、

「ふん。」

薫郎、翠を見て…。


翠、にっこりと、

「うん。お姉さんには…ユッキの事…仙台での…。お礼言っておいた。」


薫郎、

「おぅ、おぅ、おぅ。」

首を何度もコクリと。

「サンキュ。…なんだよな~~。俺…顔…1回しか見てないから…。」


翠、

「ゆずの両親。すんごいの…。」


薫郎、

「へっ…???」


万美、尋音、そして飛香も一緒に、

「若い!!!!」


その声に薫郎、変顔で、

「へぇ~~~~。」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。