↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
234/259

翠と橙(みどりとゆず) vol.234 翠、「はい、私~~。どした~~絃~~。」

「ふぅ~~。終わった~~。」

そう言って自分のデスクに向かう橙。


「あ~~っと、ゆず~~。さっき、フレバーの阿川さんから…電話あったよ~~。折り返しこっちから掛け直すって言っておいた~~。」

陽詩。


「あ~~。ありがとうございま~~す。」


「フレバーの…打ち合わせ、終った…???」

向かい席で尋音。


橙、

「はい。なんとか。」


「それにしても、ゆず、初の商品化…おめでとう~~。」


橙、照れながら…、

「ありがとうございます。」


「しかも…、その商品化、フレバーでも、取り扱うって、凄~~い。」

「へへ。なんだか…出来過ぎてる…って感じなんです…けど…。…おっと~~。渚沙さん、電話、電話。」



その頃、雅楽では…。


「…で、どうすんだぃ雄(たけ)ちゃん…???」

雅樂。


雄ちゃんと言われる50代の男性。

「引き払って、福島~~。雅樂じぃには…お世話んなったよ、本当に~~。」


雅樂、

「やれやれ…。」

その男性の隣に座っている妻の和江(かずえ)を見ながら…、

「ふんふん。」





午後12時10分。


翠、

「はい、私~~。どした~~絃~~。」


万美、

「ん~~???」

デリバリーのメニューを食べながら…。


翠、

「うんうん。……うん。…へっ…???…はい…???はぁ~~~~???」

そして、今度は、

「かかかかか。マジで~~???ひゃ~~~。」


万美、尋音、橙、飛香、顔を見合わせて、

「…???」


翠、

「うんうんうん。うんうん。分かった。聞いてみるわ。きゃっは~~~。凄~~い。」


万美、翠のスマホに耳を近づけて、

「何々、絃絃、何々…???」


翠、

「うん。じゃね~~。」

そして、通話を切って、

「きゃっはははは。絃に彼氏…出来るかも~~~。」


4人、

「え―――――――――っ!!!!」


そして、数秒後、またもや翠のスマホに…。

「おっ。来た来た~~。」

そして、

「お~~~~。」

翠、4人に、

「この人。」


4人、

「わっ!!!イッケメ~~ン。」


「何と。」

翠、

「奈都の大学の同期。」


その声に万美、尋音、

「え゛っ!!!」


「しかも…。」

翠、にんまりと、

「帰国子女だよ~~ん。」


橙、

「わ~~おっ。英語、ペラペラじゃ~~ん。」


「雅楽に奈都と友達と数人で行ったときに、絃を見て、ひっとっめっ惚れ~~。」


万美、尋音、

「う~~~っわ。」


「昨夜、遅くに奈都からライン来たんだって。絃を紹介してくれないかって…。だから…、どんな人なのか…教えてって、絃。」

そして翠、

「かかかか。私がいるから、いきなり、断る事、出来ないって~~。」


尋音、

「かかかかか。まっ、そうだわね~~。」


すると、いきなり飛香が、

「ぶ~~~~。」


尋音、

「やばい。ここにまだ…、後遺症残っている…乙女が…いたんだった…。」


翠と万美、そんな飛香を見て…、変顔で…、

「あは…。あははははぁ~~。…そういえば…。いたわね~~。」





都内の脳梗塞リハビリテーションセンター。


スタッフ、

「うんうん。良い感じです、遊馬さん。凄いですよ~~。これなら…、自宅でも、OKなんじゃ、ないですか~~。」


そんなスタッフに巽、

「ありがとうございます。えぇ。そう…なんですけど…。…でも、やっぱり…、個人的に…、がっちりと…、専門家に…。確認…しても…。ぐっ。…もらいたくって…。」


そんな巽を見守る知美。

「すみませんね~~。言いだしたら、聞かなくって…。」


スタッフ、

「いえいえ。とんでもありません。」

右手を振りながら、

「こうして、利用して頂く事自体、こちらとしては、ありがたい。……それにしても、脳梗塞で…も、ここまで早い回復って…。」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。