翠と橙(みどりとゆず) vol.222 流歌、「ぷっ。ユウマ…、元気で良かった~~。」
そんな流歌と寺崎を見て千慧と呉羽、
「ぷっ。くくくく。」
千慧、
「なんだか…。」
呉羽を見て…。
呉羽も、可笑しそうに、
「えぇ…ねぇ…。」
寺崎、
「えっ…???」
千慧、
「寺崎室長と草島さん…、なんだか…親子みたい。」
呉羽、
「うんうん。」
そんな呉羽と千慧を見て寺崎、
「あっ。あ~~。あ~~。ははは。」
その瞬間、翠、
「ぷっ。」
薫郎、
「…ん…???」
巽、にっこりと。
薫郎、そんな巽を見て、
「えっ…???」
翠、
「実は~~。室長と流歌さん。叔父と姪の…間柄。」
その途端、千慧と呉羽、そして薫郎、
「え――――――――っ!!!!」
寺崎、
「実は……。はい。その通りで…。」
流歌、ペコリとお辞儀をして、
「はい。」
千慧、またまた真ん丸い目をして、
「えっ、え~~~~!!!!…いやいや…、それまでは…。知らなかっ…。え~~~。」
珂帆と柴乃が、
「お待たせしました。生ビールになりま~~す。」
巽、
「おっと。」
柴乃、
「あ~~。巽はいい、いい。そのままで…。」
流歌、
「ぷっ。ユウマ…、元気で良かった~~。」
巽、
「あっ。はははは。」
珂帆、
「ん~~~???まっ、巽君も…、少しだけ、手伝って、もらおっかな~~。」
柴乃、
「店長~~。」
「少しでも早く、復帰してもらわないと…。」
「あっ。あ~~。」
寺崎、
「まま、話はまず、乾杯の後で。」
千慧、
「そ…う…、ですね。」
呉羽、
「まだ…。」
入口の方を見ながら。
翠、
「まだ…の…、ようですね。」
寺崎、
「誰…が…???」
翠、
「私の大事な…人たち。」
流歌、
「ふふ。」
そして、乾杯して5分後に…。
翠、
「あ~~。来た来た~~。」
そこに、千慧のスマホにライン、
「おっと。……ふんふん、了解。…ボス。あと、15分くらいですって。」
呉羽、コクリと頷いて。
万美、
「ごめんなさ~~い。」
尋音、
「お待たせしました。はい。」
橙と飛香、丁寧にお辞儀をして。
そして橙、巽を見て、
「!!!!」
翠、
「万、尋…???」
万美、
「ふん。生。」
尋音、
「モチ。」
飛香も橙も頷いて。
巽、柴乃に振り向いて、グラスを掲げて左手で4本指。
柴乃、頷いて…。
千慧、
「まさかね~~。室長と草島さんが…、叔父と姪だなんて…。」
呉羽も、
「うんうん。もぅ~~。びっくり。」
飛香、
「へっ…???」
尋音、にこりと万美を見て…。
万美、左手親指を立てて。
呉羽、
「へっ…???あなたたち…、知ってたの…???」
尋音、
「みどから聞いて知ってる~~。」
翠、
「ふふ…。」
そして、
「それに…寺崎室長のお母さまが、豊橋社長のお姉さま。」
それには翠や薫郎、巽、千慧や呉羽も、
「うっそっ!!!」
今度は翠も流歌に、
「流歌さん、そうなの…???」
それには、寺崎も流歌も、
「へっ…???…いや…。」
「いや…はや…。そこ…までは…私…、みどには…。はい…???」
その声に目をパチクリの万美の顔。
翠、
「あ~~。万~~。あんた…税~~。」
万美、
「かかか。ばれたか。」
翠、
「とにかく…この、万美の彼氏って…、物凄い情報通。今、シンガポールなんだけど…。凄いよ。」
寺崎、
「へぇ~~。凄いねぇ~~。」
柴乃、
「お待たせしました~~。4名様~~。」
万美、尋音、
「ありがとう~~。」
飛香、橙、
「頂きます。」
流歌、
「はははは。寺崎の奢り~~。」
千慧、呉羽、
「そ…そんな…。」
寺崎、
「いえいえ。どうぞ、どうぞ、そうしないと、後が恐いんで…。」
そして珂帆、トレイにメニューを。
「お待たせしました~~。」
寺崎、
「おっ、来た来た~~。ん~~。旨そう~~。」




