↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
220/259

翠と橙(みどりとゆず) vol.220 「以前から、逢坂さんと約束してて…。」

それから大凡1時間少々。


寺崎、

「いやいや。全く…。」

頭を掻きながら、

「ヤマチさんには…敵いませんね。」


千慧、

「と~~んでもない。」


呉羽、

「ははは。これだから、この仕事は…辞められない。」


流歌、

「その通りで…。」

ニッコリと。


ドアをノックして、

「失礼します。」

飛香である。

「お茶のお代わりでもと…。」


寺崎、

「あっ。おっと。すみませ…。」

ふと、自分の腕時計を見て、

「わお。こりゃ、随分と、話…込んじゃって…。」

そして、隣の流歌の左二の腕を突いて、

「おい。もう…こんな時間。」


流歌も自分の腕時計を見て、

「わっ。」

そして、

「すみません。」


千慧、

「いえいえ、私どもは…。」


「これから…、ひとつ、お約束のところがありまして…。」

寺崎。


呉羽、

「あ~~。はいはい。」


「その…あと一件、済ませて、それから…。」

寺崎。


呉羽、千慧、

「あ…はい…???」


流歌、

「すみませんけど…。以前から、逢坂さんと約束してて…。」


千慧、

「あ~~、あ~~。…はい…???みど…???」


翠、

「えぇ…。ははは。」

何やら照れくさそうに…。


薫郎、

「みど…???」






「そんな…訳で…。ごめんなさい、店長。」

電話で翠。


「うんうん。OKよ、大歓迎、20人でも30人でも…。」

と、そこまで言って…、

「かかかか。30名は…ちょっと…無理だけど…。」

にこやかに珂帆。





寺崎と流歌、一件の取引先との要件を終えて、また再び、ジェシカのゲストルームに。


翠、

「お待たせしました。参りましょうか。」


寺崎、流歌、

「はい。」



翠と呉羽、その後ろから寺崎と流歌、その後ろに千慧と薫郎、玄関からタクシー2台で。


その5分後に、

「行こっ。」

万美。


尋音、

「うん。ゆず。」


「はい。」

橙。

「飛香ちゃ~~ん。」

振り返ると…。


「はい。飛香、ここに。」

飛香。


万美、

「良し。」




その頃、ルッポラには、

「お疲れ様です。」

巽である。


珂帆、

「あら。早かったわね~~。これから迎えに行こうって思って…。」


巽、

「いえいえ。とにかく、体、どんどん慣らさないと。それに、アパートではひとりですから…。」


珂帆、

「うん。でも、無理は禁物。甘えられるときは、甘えて。」


巽、その珂帆の言葉に、

「ありがとうございます。」


「逢坂さんたち、もうすぐ見えるから。」

「はい。はははは。草島さん…、久し振りだな~~。」


「なんだか…、ロンド…かなり、縁…あるね~~。」

腕組みしながら珂帆。


巽、

「へっ…???」


「ロンドの社長秘書に、私の姉の大学時代の同期、いるの。」

「へぇ~~。こりゃ、初耳~~。」


「ほら、以前、院瀬見さんたち、逢坂さんたちの後に店に来たこと…あったでしょ。」

「はいはい。覚えてます。」


「あの時の女性のひとり。彼女、社長秘書よ。」


巽、記憶を辿って…。

「あ~~、あ~~。知ってます。知ってます。あっ。そっか~~。」


珂帆、

「ふふふ。はい。適当に座ってて。」


「ありがとうございます。」


「おっと、巽が来てる。ヨッ。」

柴乃である。


「柴乃さん、お疲れ様~~。」

柴乃に右手を挙げて…。


柴乃、

「休憩してた。…なんだか…これから、ジェシカの人たち…???」


「うん。逢坂さんから、ライン来て。来るようにって…。」

「ふん…、逢坂さんから…。ふん。ふんふんふん。…んじゃ。」


その時、ドアが、

「ス―――ッ。」


店のスタッフたち、

「いらっしゃいませ~~。」


翠、呉羽、千慧、

「こんにちは~~。」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。