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翠と橙(みどりとゆず) vol.208 いきなり翠、薫郎の左膝をペンと叩いて。

「えっ…???えぇぇぇぇ…???…じゃ、ユッキ。…もしかして…、あのことも…知ってんの…???」

いきなり翠、薫郎の左膝をペンと叩いて。


薫郎、

「痛~~ってっ!!!!なんだよ、あのことって…???」


その瞬間、自分が調子づいて喋ってしまった事に、いきなり口を塞いで、

「わっ!!!」


薫郎、

「なんだよ、あのことって…???」


いきなり薫郎から離れて翠、

「あっ。いやいやいやいや。なんでもない。なんでもない。はい、忘れて、忘れて~~。」

ベッドにドン。


「この~~。また、隠し事して~~。みど~~。」

いきなりベッドの上の翠の首を絞めながら。


翠、

「やだやだやだやだ、かかかか。くすぐったいって~~。」


薫郎、笑いながら、

「白状、しろっつぅの~~。」

そして翠の体をくすぐり始める薫郎。


「やだやだやだやだ。だから、くすぐったいって~~。きゃっきゃっ。」

そうこうしながらも、あまりのくすぐったさに、いきなり翠、

「もぅ!!!」

そう言って、薫郎をがっしりと抱きしめる。

そして薫郎を羽交い絞めにして。


薫郎、

「…っと~~。」

いきなり翠を持ち上げて…。


翠、

「きゃ~~~っはっはっはっ。」


そしてベッドにそのままドン。


その瞬間、いきなり薫郎の左手がタイミングを外して、

「おっと。」

翠の右胸を握ったように…。


翠、

「あん。」


薫郎、

「…ごめん。」


翠、

「こんにゃろ~~。謝るなっ。」

そして翠の方から、薫郎の顔を引き寄せて唇を重ねる。


数秒後、薫郎の唇が翠の唇から離れて、頬を伝い、首筋から肩に。

左手は、翠の右胸を撫でながら、右手はオフショルダーの肩を外して…。


その瞬間翠は自然に右側に体を向き、薫郎の右手は翠の背中のホックを外す。


翠、

「ユッキ…。」

今度は、翠から進んで右肩のオフショルダーを肩から外して、

ホロリと外れたブラ。翠、自分の両胸に薫郎を引き寄せる。

「ユッキ~~。大好きだぁ~~。」







小鳥の囀りが…。


ようやく目覚めた翠。

「…ん…???ん~~~。」

目覚めの目で右側を、黒い髪。そして男の背中。

その瞬間翠、

「ぷっ。…ん…???」

そして、ブランケットを捲って…、

「へっ…???うそ。」

そしていきなり隣の薫郎を羽交い絞め。


薫郎、

「ん~~~。もう…ちょっ~~。」


そんな薫郎を自分の前に向き直し…。


まだ眠そうな薫郎…、

「ん~~。朝…???」


そして翠、自分の左手で、ブランケットを持ち上げる。


翠のそのままの体を見て薫郎、

「うそっ!!!!マジでっ!!!」


「かかかか。ユッキ~~。私だって、分かんないよ。ねね、あれから、どうなった…???」


そんな翠の声に薫郎、片方のブランケットを体に巻き付けて。

「いやいやいや。俺だって…分かん…???…へっ…???」


「シャワー、浴~~びよっと~~。」

ベッドの下のクローゼットからバスタオルを一枚。

そのままの体でバスルームに駆け込む翠。


薫郎も、そのままの体に、

「え~~~~。う~~っそ。やっちまった~~~???」





翠、バスールームでシャワーを浴びながら…。

頭にシャワーを、そしてオデコに、目を閉じて。そして両手を顔に…。

そして少し俯いて、壁にオデコをコッツン。

そのまま、

「うっ。うっ。」

鼻水を啜って。数秒…。

そして、立ち直り、

「はぁ~~~。ふぅ~~~。」



そして、バスルームから出ると、テレビから朝のニュース番組。

そして仄かに、朝食の匂い。


薫郎、

「おっ。メシ…出来てんぞ。」






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