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翠と橙(みどりとゆず) vol.140 薫郎、「早く仕事…したいだろ…???」

そんな橙に巽、

「あぁ~~。昨日から、始めた。」


翠、薫郎、

「ふ~~ん。」


翠、

「はは、良かった。とにかく…順調だよね~~。」


薫郎、

「早く仕事…したいだろ…???」


そんな薫郎に、

「えぇ…。」

けれども、

「でもね~~。さすがに…、体が…動かない。これって、痛感ですよね~~。まさか…俺がって…。これほどまでに、動かないって…。半端ないっすよ。…かかか。心、砕かれました。最初…。全く感覚…ないんですから。」


橙、

「うんうん。ネットでも調べたんだけど…、経験した人たち、みんな同じ事、言ってる。」


巽、

「へぇ~~。さすが、ゆず、調べたんだ~~。」


「へへ…。うん。」


巽、翠と薫郎を見て、

「ゆずちゃん、会社でどんな感じ…???」


薫郎、

「えっ…???」


翠、

「…ん…???」


薫郎、

「あ~~。はは。ゆず、凄いよ、入社…数カ月で、周りのスタッフの記録…超えてる。」


橙、そんな声を聞いて、にっこりと…顔を斜めに。


巽、

「へぇ~~。」


「今や、フロアのルーキー。」


巽、

「ほんとですか~~???」


薫郎のその声に翠も、

「へぇ~~。」


薫郎、

「ふん。ヤマチが言ってんだもん。コバちゃん、言ってないの…???」


翠、頭を傾げて、

「い~~や~~。…でも、ふん。ゆず、凄いよ、自作が商品化、しかも、一つのメーカーの企画商品担当。」


巽、右側で椅子に座っている橙を見て、

「凄いじゃん、ゆず~~。」


「…って言うか、それ、もう…巽に話したじゃん。」


「あ~~。。うん。けどさ、また違った人からも、同じ事…聴くと、なんか、さすがだって…、感じ…するもんだよ。」


その時、ドアが開き、

「うん。看護婦さん、良くやってくれて…。」

女性の声。


そして、

「おっと。」

達樹である。


そして後ろから知美。


達樹、

「これは、これは…。」


知美、

「いらっしゃい。」


翠、

「また、伺いました。」

ふたりにお辞儀をして。


知美、

「いいえ~~。いつもありがとうございます。」


達樹、

「かあさん…???」


知美、翠の方に手を、

「こちら、逢坂翠さん。巽が倒れたときに、傍にいてくれた人。」

そして翠に向けて、

「主人の…遊馬…達樹です。」


翠、

「遊馬…君の…お父さん。初めまして…。逢坂…翠と申します。」


達樹、

「これは、これは…。その節は…、本当にありがとうございます。話しは伺ってます。あなたが…巽の…。いやいや。ありがとうございます。」


知美、

にっこりと。


翠、

「へっ…???あ…。はっ…。はぁ~~。はははは。」

そして翠、

「あの…。今日は他の3人は…。こちら…。」

隣の女性に、

「鏑木絃です。」


絃、

「初めまして。鏑木絃と申します。」


「そしてその隣の男性が、ウチの営業の…杉浦薫郎。」


薫郎、

「初めまして、杉浦薫郎です。」


「そして遊馬君の…そちらが…。」


橙、いきなり椅子から立ち上がり…。


翠、

「木葉橙です。」


橙、巽の父親に向かってお辞儀をして、

「木葉…橙と、申します。」


達樹、

「初めまして。巽の父親の…遊馬、達樹です。いやいや。こんなにも…友達が…。全く知らなかった。」

頭を撫でて達樹、

「…と、言うより、巽とは、もう…何年も…会って…ないか…。かかか、悪い父親です。」


知美、

「出張、出張、出張…ばっかりで…。」

そしてため息を突いて、

「明日から…九州ですって…。」


薫郎、

「わお。凄っ。」






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