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【番外】Rewriteが生んだ創世伝説

(※本編外幕間。3分で読める「Rewrite権限と勘違い到達点」)


【幕間】アッシュの『管理者権限レベル2』と、彼が行った【書き換え(Rewrite)】の真実


第3章では、王都全域を巻き込む異端教団の大規模なサイバーテロ(魔法暴走)に対し、アッシュが新たな権限【レベル2】を解放し、これまでの一括削除(YES)とは異なる『事象の書き換え(Rewrite)』で事態を解決していく様が描かれました。

この幕間では、アッシュの能力の現状と、彼が引き起こした「勘違いの最高到達点」について整理します。


1.管理者権限レベル2『事象の書き換え(Rewrite)』

【能力の概要】

対象オブジェクトの根本的なパラメーター(質量、属性、定義など)を、本来備わっていない別の値へと上書きするコマンド。

これまでの「削除(YES)」がシステムのエラーを【無】に帰すだけの処理だったのに対し、こちらはシステムの挙動そのものを【意図的に弄る】処理となります。


主人公アッシュの認識】

「デリートするにはデータが重すぎる(落下する城)から、極端に軽くしただけ」

「当たり判定のないバグ(Null)の塊だとクリックで消せないから、仮の実体(スライムLv1)を割り当てただけ」


【周囲(狂信者たち)の認識】

「神の『創世の奇跡』の顕現」

・対象を消し去るだけの破壊神的な力のみならず、質量を無に帰し、万物を新たな存在(シャボン玉やスライム)へと創り変える「愛と生命の創造主」へと完全なる覚醒を遂げたと解釈しています。


2.第3章で生まれた「アッシュ神の御業」たち


① 巨大城(第六環境制御サテライト)の時計塔引っ掛け事件

・アッシュの意図: 「空飛ぶ魔法を消したら王都に落ちてくる!? マズい、質量を極限まで軽くして被害を抑えよう!」

・結果: 数千万トンの巨大兵器が風船のような軽さになり、学園の時計塔の先端にフワリと引っかかって停止した。

・民衆の反応: 「アッシュ神が我らを守るため、空の魔城をたった一本の指(時計塔)で支えてくださった!」「今やあの城は、神が王都を見守るための【天空の玉座】だ!」


② 蜘蛛型キメラの軍勢テイム(属性反転)事件

・アッシュの意図: 「全部デリートするとシステムに負荷がかかって城が落ちるかもしれないから、敵対フラグ(0)を味方フラグ(1)に書き換えただけ」

・結果: 狂暴な殺戮兵器の群れが、アッシュの前で一瞬にして『キュイキュイ鳴くお座りモードの従順なペット』と化した。

・王女の反応: 「一片の暴力も用いず、ただそこに在るというだけで万物を恭順させる……これぞ真の王たる器!」


③ 絶望のバグ塊(Null)のスライム化(愛の救済)事件

・アッシュの意図: 「対象指定すらできないバグだから、とりあえずクリックできるように一番弱くて単純な『スライムLv1』の定義クラスを当てはめただけ。後で消そうと思ったけど可愛いから残した」

・結果: 王都を消滅させるほどの禍々しい絶望が、アッシュが手をかざした瞬間に「愛らしい水色のスライム」に生まれ変わり、彼に懐き始めた。

・エレナの反応: 「絶望すらも愛と命に書き換える慈悲……! これが神……これが私たちの絶対の主……!!(号泣)」


★ 今後の展望(次なるステージへ)

「魔法省の事務職(公務員)」という平和なゴールを手に入れたと喜ぶアッシュ。

しかし彼が配属されるのは、当然ながら「書類に判子を押す部署」ではありません。

彼の実績(神の御業)を高く評価した魔法省上層部と、騎士団、そして彼の親衛隊(狂信者たち)が、彼のために用意したステージとは……?


第4章(最終章)「神の就職活動と、旧世界の厄災アンチ・アンチ・マジック」へと続きます。


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