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蒼の樹海の魔素使い——魔法が使えない少年は、世界の秘密を視ていた  作者: 蒼月よる


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第44話 楔への道

第三話 楔への道


 地下への入口は、レフカの旧市街にあった。


 ナギさんに案内されて、僕たちは夜明け前に宿を出た。街がまだ眠っている時間帯だ。魔石灯の光だけが路地を照らしていて、通りには人影がない。

 旧市街は、レフカの南端にあった。新しい建物が立ち並ぶ中心部とは違い、古い石造りの家屋が密集している。壁にひびが入り、屋根の瓦が欠けている建物もあった。住人は少ないようで、窓に明かりがない家が多い。

「ここはレフカでも古い区画だ」

 ナギさんが低い声で説明した。

「百年以上前に建てられた建物が残っている。地下にも古い構造物がある。旧文明の排水路が——この辺りで露出している」

 路地を幾つか曲がると、石段が下に続いていた。石段は苔むしていて、湿った空気が下から上がってきた。地下水の匂いがした。

「ここから入る」

 ナギさんが先に降りた。

 僕たちは一列になって石段を降りた。カイさんが先頭。次にナギさん。僕、ミラさん、セラスさん、ルークさんの順だ。ルークさんが殿しんがりを務めるのは、背後からの脅威を罠で遮断するためだった。

 石段を降りると、地下の通路に出た。

 天井が低い。カイさんが頭を屈めなければならないほどだった。壁は古い石積みで、ところどころ崩れている。足元に水が流れていた。浅いが、靴底が濡れた。

「旧排水路だ。現在も雨水がここを通っている」

 ナギさんが壁に取り付けた小型の魔石灯に火を入れた。淡い光が通路を照らす。

「この先を三百歩ほど進むと——壁が変わる。石積みから、別の素材に」

 歩いた。

 水音と足音だけが響く、静かな通路だった。天井から雫が落ちる音がときどき混じる。空気は冷たく、湿っている。

 僕は片眼鏡越しに周囲を見ていた。魔素の密度は——地上より高い。やはり、地下に近づくほど濃くなっている。粒視で見ると、魔素の粒が水の流れに沿って動いていた。地下水が魔素を運んでいるのだ。

 二百歩ほど進んだところで、壁の質感が変わった。

 石積みが終わり——滑らかな壁になった。

 灰色の、均一な表面。継ぎ目がない。手で触れると、冷たくて、硬くて、金属とも石とも違う感触だった。

「これは……」

 ルークさんが壁に手を当てた。指先で表面を撫でている。

「遺跡の外壁と同じ素材だ。灰原の遺跡でも見た。デルガの地下遺跡でも」

「楔の外壁か」

 カイさんが壁を叩いた。硬い音がした。

「分厚いな」

「外壁の厚さは不明だが、通常の遺跡では——三十センチから一メートルほどだ。しかし楔の場合は、もっと厚い可能性がある」

 ルークさんが壁の素材を観察しながら、手帳にメモを取っていた。暗い通路の中で、器用に書いている。

 ナギさんが先に進んだ。壁が変わってからさらに百歩ほど歩くと——壁に穴が開いていた。

 排水路の水が、その穴から流れ込んでいる。穴は人一人が這って入れるほどの大きさだった。水位は低く、腹ばいにならなくても通れそうだった。

「ここが入口だ」

 ナギさんが穴を指した。

「排水路の水が長い年月をかけて外壁を侵食し、穴を開けた。——いや、正確には外壁の修復機能が一部失われた場所に水が浸入し、内部から崩壊した痕だろう。楔の外壁は本来、自己修復するはずだ」

「自己修復?」

「魔素——いや、回路が壁の内部にも走っている。損傷を検知して修復する仕組みだ。ただし、この場所はその機能が停止している。楔の全ての機能が正常なわけじゃない。四千年だ。さすがにガタが来ている箇所がある」

 ルークさんが穴の縁を調べた。

「確かに。外壁の回路が途切れている。自己修復が機能していない。——逆に言えば、この穴は楔の防御システムの盲点だ。ここから入れば、内部の防衛機構に検知されにくい可能性がある」

「可能性、か」

 カイさんが肩をすくめた。

「まあいい。行くしかないだろう」


 穴を潜る前に、僕たちは最後の食事を取った。


 通路の壁際に座り、携行食を広げた。

 干し肉、乾燥パン、干し果物、ナッツ。ミラさんが水筒の水を配った。

 灰原の地下遺跡に潜る前にも、こうやって食事を取った。あのときと同じ携行食だった。でも——気持ちは違った。灰原のときは、遺跡の中に何があるか分からなかった。今は——何があるか、おぼろげながら分かっている。

 楔。全てのノードが集まる場所。僕の共鳴視が捉えた巨大な光の脈動。そして——ヴェルナーが言った、封印された最深部。

「干し肉、最後の一切れだよ」

 ミラさんが僕に干し肉を差し出した。蒼牙狼の燻製肉。硬いが噛むほどに味が出る。辺境の味だ。

「ありがとう」

「市場で買い足した分があるから、帰りの分は大丈夫。——帰ってきたら、市場の屋台であの串焼き食べようね」

「うん」

「鹿角牛の串焼き。約束だよ」

 ミラさんが笑った。

 カイさんが干し肉を噛みちぎりながら、大剣の刃を確認していた。核魔石混合の刃が、魔石灯の光を受けて青く光っている。

「遺跡の中で何が出るか分からん。覚悟しとけ」

「守護者が出る可能性がある」

 ルークさんが乾燥パンをかじりながら言った。

「楔の規模を考えると、灰原の遺跡よりも強力な防衛機構が存在するはずだ。崩壊獣——形態が安定しない魔獣がいる可能性も」

「崩壊獣か。面倒だな」

「面倒、で済めばいいがな」

 ナギさんが水を飲んだ。

「俺は戦闘はからきしだ。情報と案内はするが、守ってもらう立場だ。足手まといにならないよう気をつける」

「気にすんな。守るのは俺たちの仕事だ」

 カイさんがナギさんの肩を叩いた。

 セラスさんが——干し果物を一つ口に入れて、静かに噛んでいた。白い装束の裾が地面の水に触れないよう、膝を抱えるように座っている。

「セラスさん」

 僕が声をかけた。

「大丈夫?」

「……ええ。大丈夫です」

 セラスさんが微かに笑った。

「少し——緊張しています。楔の中に入るということは、神の——いえ、安全装置の中枢に近づくということです。聖騎士として訓練を受けた私にとって、それは……」

「怖い?」

「畏れがあります。……怖いのとは、少し違います」

 セラスさんの目が、穴の奥——楔の内部を見つめていた。

「聖騎士として、神の光を感じてきました。それが何であるかは——灰原で、イレーネ様から聞いた話で、揺らぎました。でも——光を感じたこと自体は、嘘ではなかったはずです。あの光の源に、今から近づく。それは——畏れ多いことです」

「……うん。分かる気がする」

 僕も——畏れがあった。あの巨大な光に、これから近づく。僕の目が捉えた、脈動する回路の光。あれの中に入っていく。

 でも——同時に、会いたい、とも思った。あの光の主に。


 穴を潜った。


 中は——別世界だった。

 排水路の狭い穴を抜けると、通路が急に広くなった。天井が高くなり、壁が滑らかになり、足元が乾いた。水はこの先には浸入していないようだった。

 そして——壁が、光っていた。

 魔素の光ではなかった。壁の内部を走る回路が、微かに発光しているのだ。蒼い光。脈動するリズム。壁全体が——生きているように見えた。

「すごい……」

 片眼鏡越しに見ると——圧倒的だった。

 回路が壁の中を走っている。無数の線が、複雑に絡み合い、分岐し、合流し、パターンを形成している。灰原の遺跡でも回路は見たが、ここは密度が桁違いだった。壁の一平方センチメートルごとに回路が走っている。情報の通り道。光の脈動が、回路に沿って流れていく。

「これは……」

 ルークさんが壁に手を当てた。——そして手を引いた。

「温かい。壁が温かい。回路が稼働している。——灰原の遺跡の回路よりも遥かに活性度が高い」

「活きた遺跡だ」

 ナギさんが低い声で言った。

「楔は——死んだ遺跡じゃない。今も、動いている」

 通路を進んだ。

 枝分かれが多かった。十字路、T字路、螺旋状の下り坂。迷路のような構造だったが——僕の透視が道を示した。回路の密度が高い方向、脈動がより強い方向。それが中枢に近い方角だ。

「左。こっちの方が光が濃い」

「了解」

 カイさんが先頭を切った。大剣を抜いてはいないが、柄に手をかけている。いつでも抜ける体勢だ。

 しばらく進むと——広い空間に出た。

 ホールだった。天井が見えないほど高い。壁一面に回路が走っていて、蒼い光が空間全体を照らしている。床にも回路がある。足元から光が漂い上がってくる。

「ここは——」

 ルークさんが目を見開いた。

「構造物だ」

「なに?」

「これは遺跡じゃない。建物だ。設計された構造物だ」

 ルークさんが興奮した声で言った。眼鏡の奥の目が輝いている。

「遺跡というのは、崩壊した建造物の残骸だ。時間と自然の力で壊れ、埋もれたものだ。でも——ここは違う。壊れていない。設計されたまま、完全な状態で残っている。この壁の曲率、回路の配置、天井の高さ——全てが意図的に設計されている。ここは——建物だ。機能する、目的を持った建物だ」

「機能する建物……」

「楔は廃墟じゃない。稼働中の施設だ」

 ルークさんの言葉が、ホールに反響した。

 僕は——片眼鏡を通して、ホール全体を見渡した。

 回路の光が、壁を伝って天井へ昇り、床を伝って奥へ流れている。情報の大河。全大陸のノードから集まる情報が、ここを通過しているのだ。

 そして——その流れの奥に。

 声が、聞こえた。

 声ではなかった。音ではない。言葉でもない。

 共鳴視が——反応していた。

 回路を流れる情報の中に、パターンがあった。規則的な脈動。繰り返し。問いかけのような——何か。

「……聞こえる」

「聞こえる?」

 カイさんが振り返った。

「何がだ」

「回路から——何か。声、じゃないけど……パターンが。繰り返しのパターンが。何かを——発信してるみたいな」

 僕は回路に手を近づけた。触れてはいない。でも、共鳴視が壁の回路と共鳴している。情報の断片が——流れ込もうとしていた。

「まだ触るな」

 ルークさんが制した。

「ここで共鳴視を使うと、負荷が大きすぎる。もっと奥——中枢に近い場所で、回路の主要な端末に接触した方がいい。ここは通路だ。情報が流れているだけで、入力と出力のインターフェースがない」

「インターフェース」

「人間が操作するための接点だ。——旧文明の施設なら、必ずどこかにある」

 ルークさんが通路の奥を見た。回路の光が奥に続いている。脈動が——奥に行くほど強くなっている。

「もっと奥に行けば——見つかるはずだ」


 僕たちは、さらに奥へ進んだ。


 通路が下に傾斜していた。地下のさらに深い層に向かっている。気温が少し上がった。壁の回路が熱を帯びているのだ。

 途中で——崩壊獣に遭遇した。

 通路の角を曲がった瞬間、カイさんが剣を抜いた。

「来るぞ」

 暗い通路の奥から——形のない影が這い出してきた。

 崩壊獣。名前の通り、形が定まらない。液体のような黒い体が、壁を伝い、床を這い、触手のような突起を伸ばしてくる。体表が不規則に脈動していて——目のようなもの、牙のようなものが、現れては消えていた。

「気持ち悪いな」

 カイさんが剣を構えた。

「弱点は」

「分からない。形態が安定しないから、弱点も固定されていない」

 ルークさんが壁際に退避しながら答えた。

「核がある。内部のどこかに魔石構造の核がある。それを壊せば止まるはずだ——ユーリ」

「見える」

 片眼鏡越しに、崩壊獣を見た。不安定な形態の中に——一つだけ、安定した光の点があった。拳大の魔石構造。それが核だ。

「左寄り。今——背中側。体の表面から二十センチほど内側」

「二十センチか。届くな」

 カイさんが踏み込んだ。

 崩壊獣の触手が振り下ろされた。カイさんが横に跳んで避ける。触手が床を叩き、石が砕けた。力はある。

「セラス」

「はい」

 セラスさんが短詠唱を唱えた。光の障壁が崩壊獣の前方に展開される。崩壊獣が障壁にぶつかり、一瞬動きが止まった。

 その隙に、カイさんが回り込んだ。背中側。核の位置は——

「今、右に移動した。右肩の辺り。深さは同じ」

 カイさんの大剣が閃いた。核魔石混合の刃が崩壊獣の体を切り裂く。黒い液体が飛散した。

 核が——露出した。一瞬、切り口から光る魔石構造が見えた。

「ルーク!」

 ルークさんが投擲用の罠を投げた。小型の遺物デバイス。魔素式の衝撃装置だ。それが核に直撃し——閃光。

 崩壊獣の動きが止まった。

 黒い液体が、ゆっくりと床に崩れ落ちた。核が砕けて、魔石の破片が散らばった。

「……一体だけか」

 カイさんが剣の汚れを払った。

「もっと出てくる可能性はあるか」

「楔の防衛機構だとすれば——中枢に近づくほど、数も強さも増すだろう」

 ルークさんが崩壊獣の残骸を観察していた。

「この個体は小型だ。楔の外周部に配置された警備用の存在——というところだな。奥に行けば、もっと大きなものがいる可能性がある」

「気をつけよう」

 僕は鼻血を拭いた。透視と共鳴視を短時間使っただけで、もう鼻血が出ていた。楔の中は魔素の密度が高すぎて、目への負荷が大きい。

 ミラさんが布と水を持ってきてくれた。

「無理しないでね」

「うん。ありがとう」


 さらに奥へ進んだ。


 通路が広くなり、枝分かれが減った。一本の太い通路が、真っ直ぐに地下深くへと続いている。壁の回路が——より密に、より明るくなっていた。脈動のリズムが速まっている。

 そして——声のようなものが、より鮮明になっていた。

 共鳴視を使わなくても——感じる。回路から発せられるパターン。繰り返し。問いかけ。

 僕の目が——反応している。片眼鏡を通さなくても、裸眼で回路の光が見えていた。

「ユーリくん、目が光ってる」

 ミラさんが心配そうに言った。

「え?」

「瞳が——蒼く光ってるよ。薄い蒼」

「……魔素の反射だと思う。大丈夫」

 大丈夫なのかどうか、自分でも分からなかった。でも——引き返すわけにはいかなかった。

 通路の先に——扉があった。

 巨大な扉。壁と同じ滑らかな素材で造られていて、表面に複雑な回路のパターンが刻まれている。回路が脈動していて、扉全体が呼吸しているように見えた。

 ルークさんが扉の前で立ち止まった。

「これは——封印だ」

「ヴェルナーが言っていた、突破できない封印か」

「おそらく。回路の構造が異常に複雑だ。通常の解除手順では——」

 ルークさんが扉に手を当てた。回路を分析しようとしている。だが——手を離した。

「分からない。構造が複雑すぎる。俺の知識では解読に何日もかかる」

「ユーリ」

 カイさんが僕を見た。

「お前の目で見て、何か分かるか」

 僕は扉に近づいた。

 片眼鏡越しに、扉の回路を見た。

 複雑だった。ルークさんの言う通り、通常の遺跡の回路とは次元が違う密度と構造を持っている。でも——共鳴視を使えば。

 手を伸ばした。指先が扉の表面に触れた。

 情報が——流れ込んできた。

 回路のパターン。封印の構造。鍵となるシーケンス。

 それは——言語ではなかった。でも、意味があった。回路が伝えてくる情報には、意図があった。「ここから先は重要な場所だ。資格のない者は入れない」——そういう意味の、パターン。

 そして——問いかけ。

 「お前は何者だ」

 言葉ではない。でも——そういう意味の、魔素のパターン。

 僕は——答えた。共鳴視を通して。言葉ではなく、パターンで。

 「見に来た。知りたくて、来た」

 沈黙。

 長い沈黙。

 回路の脈動が——変わった。リズムが変化した。

 扉の回路が——動き始めた。パターンが組み変わり、光が走り、封印が——解けていった。

「……開いた」

 ルークさんが呟いた。

「ユーリ、何をした」

「分からない。でも……応えてくれた。回路が、僕のパターンに——応えてくれた」

 扉がゆっくりと開いた。蒼い光が、その奥から溢れてきた。

 全員が——息を呑んだ。

 扉の向こうに広がっていたのは——巨大な空間だった。

 天井は遥か上方にあり、見えなかった。壁は全面が回路で覆われていて、蒼い光が脈動している。空間の中央に——円柱状の構造物が聳えていた。床から天井まで貫く巨大な柱。表面に無数の回路が走り、光が渦を巻いている。

「これが——楔の中枢か」

 カイさんの声が、広大な空間に反響して消えた。

「中枢の一部だ」

 ルークさんが身を乗り出した。

「あの円柱——おそらくネットワークの集約点だ。全大陸のノードから集まる情報が、あの円柱を通じて処理されている。見ろ、回路が円柱に向かって収束している。放射状に」

 僕は——円柱を見つめた。

 片眼鏡越しに見ると、円柱は光の塊だった。あまりにも明るくて、直視できないほどだった。情報量が——膨大すぎる。

 そして——あの声が。

 声のようなもの。パターン。問いかけ。

 円柱の中から——何かが、僕を見ている。

 目があるわけではない。顔があるわけではない。でも——視線を感じた。注視されている。観察されている。

「……何かが、いる」

 僕は呟いた。

「この柱の中に——何かが、いる」

 全員が僕を見た。

 そして——柱を見た。

 蒼い光が脈動している。心臓の鼓動のように。規則的に。ゆっくりと。

 まるで——呼吸しているように。


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