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第6章  やばすぎます

「花沢、そのおはよう。」

「あー、昨日は、」

「き、昨日のことね、ギリギリセーフだったよね?花沢はあんまし気にしないかもだけどもししちゃったなら初めてだった、けど、さ?」

「…俺もしちゃったなら初めてだな。」

「はは、モテ男の初めてを奪ってしまったわけですか私。ははは、とにかくお互いに忘れま、しょ?」

香苗そう言って走って逃げていってしまった。

「ったく、忘れるなんてできるかよ。」

あいつのことは普通に友達として好きだ。周りのめんどくさい女子と違ってさっぱりしていて一緒にいて楽だし。それだけのはずなのに、おかしい。

「花沢、お前顔真っ赤だぞ。」

「うるせ、早く教室行くぞ。」

あいつをちゃんと女子として見たことなんでなかったはずなのにおかしい。これって、いやまさかな。

「ねえ今のって、どう思う?加藤さん。」

「花沢くんのあんな顔見たくなかったわ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ん、どうした、佐倉。」

「えっと、なんでもないんです。」

「ほんとかよ、お前俺の授業ずっとぼけっとしてたのばれてたぞ。体調悪いわけじゃないのか?」

「え、あ、はい。ちょっと色々あって頭がぐちゃぐちゃっていうか。」

「そうか、まあ見えないうちに疲れってのは溜まるんだからしっかり休めよ。」

「はい。」

本原先生はすごく気遣いできる先生だ。生徒のちょっとした変化に気づき対応できる。そして、何より色気がすごい。背が高くてかっこいいなあ。後ろ姿とか最高すぎる、とかい女子生徒からの声が絶えない。

「本原先生、ちょっと例のことで相談があるのですが。」

「あー今行く、じゃな佐倉。」

「はい、」

いけない、あれは事故だ。花沢のことなんてすきでもなんでもないのだから。早く忘れよ。

 

 

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