↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ファンタジーワールドにSFが落ちて来た!  作者: タカハシあん
第17章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

307/310

第307話 メロリアム上陸

 朝になり出発する。


「ルクセルのレーダーに入るからちょっと遠回りになるわ」


「メロリアム王国の近くなんだ」


「そうね。五百キロも離れてないわ」 


 感覚が宇宙規模すぎてファンタジーの感覚では理解出来なかった。 


「オッケー。なるべくレーダーに捕らわれないようにして」


 それでもまだルクセルと対峙は出来ない。まだクージーの体制が整ってないからだ。


 それでも数分伸びただけ。コーヒーを飲み終わる前にメロリアム王国に到着出来た。情緒もなにもあったもんじゃないな~……。


 まあ、それも今さら。速さを得て情緒が捨てられた。それだけだ。ハァー。


 降りた場所は山の中。方角もわからない。どっちに向かえばいいんだ?


「レイ。あっちよ」


 ハラーシには地図がインストールされているようだ。GPSちゃん、よろしこ。


 いつものハラーシに、今日はハゼフとボンドに声を掛けた。


 どちらも脱走兵だが、肉弾戦の経験もあり、シックス並みの肉体を持っている。いい機会だからファンタジー戦を学んでもらおうと連れて来たのだ。


 装備もファンタジー……ではないな。レーザー銃を持っているから。まあ、レーザーで片付けられるほどファンタジー──魔法は甘くない、はず。そこはボクがなんとかするとしよう。


「ガッドさん。先行をお願い。ボクらは不慣れだからさ」


「任された」


 剣聖がいる冒険者チーム。先行してもらうのが効率的だろうよ。


 ファンタジーで魔法な王国だが、魔法的なものが転がっているわけでもない──と思ったら、でっかい蟻さんが現れた。イッツ、ファンタジー!


 甲殻が硬い、のかと思ったら、ガッドさんがバターを切るより簡単に斬ってしまった。いや、硬いやーん!


「ボンド。レーザーを撃ち込んでみて」


「オッケー」


 と、撃ってもらったらあっさりと貫いた。熱には弱いようだ。


 ボクも鉄の槌で打ってみたら甲殻が割れた。ボクの力でもどうにか出来る硬さだった。


「さらに出て来たぞ」


 まあ、群れで行動するしな。一匹だけ、ってことはなかろうよ。


「ガッドさん、任せる」


「了解。やるぞ」


 がんばって~!


「こいつらに魔石ってあるのかな?」


 蟻さんとの戦いはガッドさんたちに任せ、ナイフで蟻さんを解体してみた。


「レーザーメスとか欲しい」


 ボクの力なら斬るのも甲殻を開くのも問題なく出来るが、五十匹くらいはいる。さすがに手間でしかないよ。


「お、あった」


 小指の先くらいの赤い魔石を発見した。ちっさ。


「若いのかな?」


 蟻って何年くらい生きるものなんだ? 長生きしそうな感じはしないが。


「ボス。さらに出て来たぞ」


「手伝ってあげて」


 ボクは魔石を取り出すからさ。


「オッケー。ハゼフ、やるぞ」


 がんばって~。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。