↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ファンタジーワールドにSFが落ちて来た!  作者: タカハシあん
第16章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

284/312

第284話 基地ナンバー1

 久しぶりの空母アルレシア。


「なんか人が少ないね~」


「仕事が分散したからね」


 とは、ハチニだ。ライクが抜けたあとを継いで機関部の班長となった者だ。


 見た目も若く、まだ二十八歳だとか。グージーでは新米を抜けたくらいの立場らしい。もう若いってのが感じるくらいだ。


「悪いね、忙しいのに案内してもらって」


 アルレシアと基地ナンバー1の機関部も担当しているそうだ。


「構わないよ。重力炉も安定しているしね」


 基地ナンバー1の重力炉は、戦艦から移したものなんだとさ。


 さすがに戦艦の重力炉では基地ナンバー1のすべてのハチニプレア(エネルギー)を補うことは出来ず、重要なところ以外は無重力状態になっているそうだ。


「やっぱ、もっとも人手が欲しい感じ?」


「そうだね。忙しくはないんだけど、見回る場所が多いって感じだね。寄せ集めで造ったから上手く回らないところや、接触不良、負荷が掛かったりと、一日数回は起こる。もう移動が大変だよ」


 これだけ広いのに移動が徒歩(無重力状態のところは浮遊移動)。戦艦の中で、決められた場所にしか行かなかったのだから辟易もするだろうよ。


「ふふ。それが世界の広さを知るってことさ。星に降りたらたくさん歩いてみるといい」


「歩くとか原始的ね」


 これがジェネレーションギャップか? 女子高生みたいな感覚だな。


 戦艦から取り出した重力炉が見れる場所に到着。管理するのは二人しかいないらしい。


「人手不足もここまできているのか」


「二人もいればいいほうよ。一人で複数を受け持つ者もいるからね。わたしも五つも見なくちゃならないわ」


 そりゃ大変だ。クッキーをあげるからがんばって。


「美味しい! あの星ではこんなものを食べているの?」


「こういうのもあるよ」


 収納の鞄からアイスクリームを出してあげた。


「美味しい! なにこれ美味しい!」


 味覚も若いようで、アイスクリームの美味しさに驚いている。プロトなカルチャーを起こすのは食からでも行けそうだな。


「そうだろうそうだろう。食堂で食べれるようにしておくよ」


 山の家や島ではもう食べられている。造る機械もあるので運び入れるとしよう。マルシアにはさらなる葡萄酒攻撃で認可をもぎ取るとしよう。


 ソフトクリームを食べる女の子とは可愛いものだ。ボクは金属を見るほうがほんわかするがな。


「いい重力炉だ」


 見てわかる。いい金属を使っている。あ、残骸をもらっていかないと。剣を打つ鉄がなくなりそうだったんだよな。


「もっと食べたいな~」


「そのうち食べれるようになるから我慢して」


 駄々をこねるハチニを宥め、次のところに向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。