↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ファンタジーワールドにSFが落ちて来た!  作者: タカハシあん
第15章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

281/312

第281話 戦艦ライエンクル

「ボクは君たちを利用し、君たちはボクを利用する。それでオッケーだ」


「オッケーですか。まあ、こちらとしても利用させていただけるのならありがたく利用させていただきますよ」


 話のわかるヤツでよかった。


「自分にもルクセル側にも許容出来るのならグージーに従うことも許容してくれ。今、この星の空を支配しているのはグージーであり、宇宙での活躍もグージーが勝っている。下手に逆らわず協力するように動いてくれると助かる。ソドを動かすのはボクになるからな、逆らわないでくれるのなら最大限の配慮はすよ」


 問題はそこ。目的のためなら協調出来るかだ。


「こちらの情報を出せと言われたら?」


「今のうちに出せる情報と出せない情報を整理してボクに渡してくれたらいい。特に、グージー側が求めているのは重力兵器のことだろう。あの兵器のせいで別の宇宙に来てしまったんだからな。因果関係を調べるためにも重力兵器の情報は必要だろうからな」


 マルシアが慌てたのもそれだろう。索敵兵は、グージーの動向を探ると同時に重力兵器の効果も観測していたはずだ。マルシアもそう思ったから索敵兵を捕まえろと言ったのだ。


「レイならすぐに参謀入り出来そうですね」


「こんなことくらいで参謀入りさせたらルクセルの知謀が知れるというものだ。ボクの頭なんて中くらいだよ」


 さすがに中の下とは思いたくないし、中の上と言えるほどおこがましくない。中ってのが自己評価です。


「まずはボクが艦長代理に話を通す。渡しても構わない情報を渡す。ボク、マルシア、ソドの会談はそのあと。これで構わないかい?」


「ええ、構いません」


「あと、そっちの艦長にも来てもらうよ。名前、教えてもらえる?」


「ロクスドだ」


「君には、グージーが鹵獲《ろかく》した艦の艦長となってもらう。えーと、なんて名前だっけか? ライエルクス、だっけ?」


「ライエンクルだ。アルフェンク所属の八番艦。主力部隊の一艦だ」


 そういう情報はいらない。興味もないから。


「ライエンクルね。その艦の艦長となってもらい、降伏したルクセル人を指揮してもらいたい。あと、ボクが降伏部隊の総司令だ。いいね?」


「承諾する」


 目的のためなら、で構わない。忠誠とか求めてないから。ボクにはいらないものだ。


「よろしい。ライエンクルは大気圏内にも突入出来る戦艦だ。バレンタスシア大陸に置いて、鉱物資源を掘り出すとしよう」


 宇宙の資源もいただくが、やはりまずはこの星の資源を使えるようにしたいのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。