↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ファンタジーワールドにSFが落ちて来た!  作者: タカハシあん
第14章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

265/312

第265話 美人秘書風

 さすがに船の容量を疑われそうになったので、ライルに島に戻ってもらうことにした。


 さらに一日で戻って来たら怪しまれるので、別の船で来てもらうことにした。船長は海賊島から連れてきたロザンって男にお願いした。


 ロザンは商人だったらしいが、商人としての才がなかったようだ。まあ、商才がなくとも船はAIで動いているので問題なし。


 次の日には来てもらい、オレンジを積み込んだ。


「グージー商会って、とんでもないのか?」


「そうですね。所有している船は十数隻となりますので、大商会となると思います」


 メガネをクイっと上げて美人秘書風を模した。


 ライルはいないので、秘書って立場のボクが相手することになったのだ。あ、美人ってところには突っ込まないように。


 てか、久しぶりにスカートなんて履いたから股がスースーするな。守るものはないが、守りがないと不安になるや。


「十数隻? 国だってそんなに所有してないぞ」


 維持費が大変だもんな。国で所有するには厳しいだろうよ。海洋国家でもないならな。まあ、海洋国家がどれほどのものか知らんけど。


「他の国にも船を出しています。魔道具がある国、麦が盛んな国、人ではない獣が支配する大陸。様々なところに商売しに行っております」


 まあ、ウソは言っていない。ワールドワイドな宇宙人ってことなんだからな。ちょっと意味がわかんないが。


「……そんな大商会だったとは……」


「ここでは名もない商会。よろしくお願い致します」


 なんてお願いされてもロンガー一家としては戸惑うばかりだろう。名も知らない商会とは言え、船を十数隻所有し、他の国とも商売をしている。


 内陸の無知な商人ならまだしもここは港町。船のことを熟知し、一つの船が生み出す財もわかっているだろう。なら、十数隻から生み出す財はいかほどのものか。わかるだけに戸惑うんだろうよ。どう扱っていいのかとな。


「グージー商会はこのローラルト王国に根を下ろすことはありません。右から左に移すことを主な商売としています。国なら国へ。またこの国へと品を運ぶ。それがグージー商会でございます」


 そして、宇宙へと送る。実に商人みたいなことやってんな、ボクって。


「世界に羽ばたきたいときはグージー商会へお声をおかけください。安くご相談させていただきますよ」


 安全に航海出来るとは言わないがね。そこは自己責任です。


「あのアルブズモドキも売ってもらえるのか?」


「まあ、買いたいというならご用意致しますが、馬車を買ったからと永遠に使えるわけではない、ってことをお忘れなく。水も草もいらない代わりに魔力を必要とします。手入れも必要です。案外、金食い虫ですよ、あれは」


 それでも欲しいなら喜んで売りまっせ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。