表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
6/9

第五章:IQ200の天才、現代知識に敗北する(建安13年/13歳)

それから数年が過ぎた。

十三歳になった俺の前に現れたのは、荊州から呼び寄せられた新たな神童――周不疑しゅうふぎだった。

「おい、倉舒(曹冲)。なぜお前のような小童が、あの麗しき銀屏嬢の“ダーリン”などと呼ばれているのだ。不潔だ! 僕の方がIQが高いのに!」

嫉妬に狂った周不疑は、曹操の前で「絶対に解けないパズル」を俺に突きつけ、勝負を挑んできた。

しかし、対する俺(中身:拓哉)は一目見るなり鼻で笑った。

(周不疑くん……君が作ったそのパズル、有名私立幼稚園の入試問題だよ。 パズル本にも載ってる“超有名なやつ”ね!)

俺は現代人の知識で、わずか3秒で完全勝利を収めた。

「な、何ぃぃぃ!? 僕のIQ200の頭脳が……!」

ショックで白目を剥いて倒れる周不疑。

こうして知略戦は、俺の“現代人カンニング”によって周不疑の連続敗北で幕を閉じた。

(よし、これで敵は一掃――)

そう思った、そのとき。

床に転がった鉄アレイが、ゴトリと音を立てた。

まるで言っているようだった。

「私の存在、忘れてない?」(銀屏)

次の瞬間、背筋に冷たい汗が流れた。

――俺は気づいてしまった。

この世界で本当に逃げられない相手に。

天才少年・曹冲の伝説は、 現代人オタクの知識と、軍神の娘の重すぎる愛によって、 いよいよ運命の13歳(建安13年)の決戦へと向かうのであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ