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武者震いのような
夕暮れの海を見て、天子ちゃんは、「光。私を、一生、大事にしてくれる?」
神様は、大きく目を見開いた。人間なら緊張して、武者震いのように、プルプルッと震えたに違いない。けれど、神様は神様だ。
ただ、心の波を何らかの形で表現したくなって、二十センチ弱くらい、身体を宙に浮かせた。
そして、冷静になろうと集中してから、地面に着地して。
天子ちゃんの目をしっかり見て、「もちろんだよ」そして、ちゃんと頷いた。
神様は「私は、何があっても、君を愛していくよ」と、微笑んで言った。
続く
神様だって、元は人間ですからね。緊張のような感じにもなりますよ!!!




