天球
⭐︎⭐︎⭐︎ 【絶命刀】 オール・フォルタム
「何も……ない?」
扉を開けた瞬間に一度とりあえず発砲。けど敵どころかそこには何もなかったし、一定距離に何かが踏み込むことがトリガーならそれは銃弾が身代わりとして条件を満たしてもう敵は出現しているはず。
「で、あ、れ、ば……」
どうする?いや、わかってる。踏み込むしかないのはわかってる。けど、奇襲やその他意識外からの攻撃がある可能性が高い。堂々と敵が出てくる可能性には期待してない。
「チッ。仕方ないな。それっぽいものも何もないと、逆に困る」
どうしようもないからひとまず一歩を踏み出す。当然厳重警戒態勢だ。
『Quu……?』
私がエレベーターの外に出て、それに続いてメリーくんが出てくる。上下をさっと確認。上とか下に潜んでる可能性はなし。
「っ!?」
けれど、その一瞬だけ目を離した隙に、奥の壁にはなかったはずの扉が現れていた。意識を外したつもりはなかったんだけど……そんなにかぁ。
気づけば壁面の色が黒から夜天の紺色に早替わりしていた。こんな大きな変化、変わった瞬間に気取られないとなると……ないと思うけど、精神干渉とかしてる?嫌だなぁ、それ。
「おいおいおい……その演出はあれかな?ここを通りたくば私を倒していけって奴?」
奥に現れていた扉は鎖のようなもので塞がれ、代わりにぼんやりと幾何学模様を線で象った球体が現れる。中身ないじゃん……なんていえばいいんだ?青白いし、なんか本体を構成している線がゆっくりと回っているし、魔法生命体なのかな?
「というか線の集合体って……明らかに物理きかなさそうな見た目してるじゃん。もしかして天敵?」
基本的に私の攻撃は全て物理だ。魔法なんて素敵攻撃手段は何でかわからないけど魔力没収されてたから使えない。没収っていうかステータスの欄にあるだけでそもそも使えないのかな?体裁上の、ってやつ?
「とにかく、そうなると私が取れる手段は限られてくるんだよなぁ……メリーくん頼みか?」
いや、ダメだね。メリーくんは一応の攻撃手段はあれど、威力はそんなにない。アタッカーとしての役割はないに等しいわけだ。必然、私がやっぱり独力で解決するしかないんだけど……。
「ステータスを解析したいとこだけど……ちょっと距離が遠すぎるかな」
仕方ない。まずは近づくところからだね。色々と考えないといけないけど、その前に挨拶しないとねぇ?
「何はともあれ先駆け一発!」
仮称、幾何学円がその身を構成する線を回し、光を帯びる。あからさまに攻撃をしますっていう行動してるのに見逃すバカはいないでしょう!!銃弾一発サービスさぁ!
「はい知ってた!はい物理無効確定!最悪パターン入りましたッーー!」
『QqQ!』
ありがとうメリーくん!でも攻撃してもぶっちゃけ牽制にしかなってくれない!攻撃を準備しているだろう幾何学円はさらに光を帯びて、遂にその明度が最高潮に達するとーー!
「知ってまーしたっ!ここの敵光線系統多いんじゃボケー!対処くらい流石に編み出してるってーのっ!」
極太光線発射。破壊光線かな?後ろで爆発音が聞こえたけどどうせ壁は貫通されてないから無反応。戦況に変化が出るなら考えないとだけど、そうでないなら一分の隙だって晒してやらんもんねぇえ!
「おいおい……ワンパターン攻撃は積みの起点って知らないのかい?」
光線が四方八方に撒き散らされるが、それぞれの威力はそこまでな上に、範囲に重点を置いたからか光線も小さい。だからその光線の一つに、躊躇いなく脇腹を晒すーー!
「死霊に痛みとか、期待するだけ無駄ってーの。能力値だけ上げさせてもらいまっせー」
『傷の祝福』が条件を満たして起動する。全ての能力値が底上げされるから、それで向上した思考速度で弱点への考察を深めていく。
正直に言って、私は目の前の敵に対処する術はほぼない。ないわけではないけど、信用が置けない手札しか持ってない。
今までこう言った肉体を持たない敵と戦ったこと自体ないのだ。いや、白虎に関しては一瞬だけ光に変わったりしてたからそういう意味では戦ったこと自体はあるのかもしれないけど、アレだってベースは肉の体だった。
「と、いうかっ……エネルギーのっ、破壊っ、自体、本来できないはずなんだがなぁ!」
理科でやってた気がする。十中八九魔力でできてるだろうあの体にも通用するかはわからないけど、エネルギー保存の法則だか何だかで言ってた気がする。
まぁ創作物では幽霊とかに光を当てて粉砕させたりしてるんだし今更か。現実逃避をしただけになったけど、結論としてはやっぱり攻撃には魔力を用いる攻撃が必要、と。
「いや、火を起こすだけなら物理でもできる。私の肉体変成なら……はぁ、ダメだよなぁ。うわっ、危ないな」
一瞬、炎とかで薙ぎ払う魔法で相手にダメージを与えるなら、物理由来の現象で起こした炎とかでもダメージソースになるかもと期待した。のだけど……。
「物理と魔法の違いって言ったら魔力の使用の有無だもんね……無理だよね……」
その違いが。物理ではダメで、魔法なら敵に攻撃が通じるというその原理が、理由が。簡単にわかってしまうのだ。それだけ単純で、だからこそどうしようもない問題なのだ。
「………」
時間経過で『遅延戦線』発動。思考がさらに加速するけど、やっぱり一つを除いて対策が浮かばない。光線を今は回避できているけど、そのうちこっちがバテルに決まってる。
「……いや?相手が魔力でできてんならそれを尽きさせれば……いや、ダメだね。アレは相当余裕な感じでしょ」
少なくとも今の幾何学円に焦りはない。とにかく当たることを重視して、狙わず大量に光線を放ってることからもそれはほぼ確定。
「仕方ないか」
覚悟を決める。じゃじゃ馬なのはわかってる。使えるかどうかはわからないし、試し撃ちをした時は酷い目にあったけど、今の私はこれに頼るしかないのだから。
「『魂の技術』」
ドクンと、動かないはずの心臓が跳ねた気がした。伝わないはずの冷や汗が額を流れる。けど、やるしかない。
以前、白虎戦で使った時は上手く行った。けど、そのあとは全く思うようには動いてくれなかった。しかも、代償が大きいせいであまり乱用もできないという扱いの難しい、けれど切り札になりうる性能を持つ私のジョーカー。
「私の経験値、ブッパしてあげるよ……!」
⬜︎
「やっぱり上手くいかないんだよなー……どうしたらいんだろう」
『Quu?』
とある日。セラスでまだ私が都市を見つけていない時。移動しながら、私は一人悩んでいた。
「『魂の技術』っていうさー。スキルがあるんだけどね?それが酷いの何の」
歩みを止めてこちらを振り返ったメリーくんの頭を軽くわしゃっと撫でて、そのまま私は移動を続ける。後ろから慌ててメリーくんが追いかけてきたのでメリーくんのペースに合わせて歩いていく。
「このスキルはねー。効果はすごいんだよ、効果は」
メリーくんに語りかける口調で真っ白な空間をただ二人旅。流石に移動だけではつまらないのかメリーくんは心なし興味深そうだ。
「効果は私が倒してきた相手の能力を使用できるようにするっていう、まぁ要は時間が味方になってくれる強力なスキル。これ見た時は最初小躍りしそうになったよ。遂に壊れスキルきたーって」
当時はまだ喋れていないメリーくん。それでも雰囲気っていうのは前からわかりやすくて、今も「何それ」って言わんばかりの驚愕と呆れを混ぜたような表情をしていた。
「けどね?そのメリットを踏み倒すくらい代償が大きいんだよ……」
強力なスキルには代償がつきもの。それをわかってはいた。わかってはいたけど、寄りにもよって、そう来るか、というかなんというか。そういう類のものを『魂の技術』は代償として求めてきた。
「一度スキルを使うたびに、望んだスキルを持っていた魔物から得た経験値の七分の1を徴収される、って……使いたい魔物の能力ほど強い奴が多いわけで。それって取られる経験値も多いわけで……扱いがむずすぎではぁ?」
そう、経験値。こんなタイプの代償は初めて見たよ。なぜか『死霊』スキルの『代償変換』も通用しないし意味わからん。こういう時こそ仕事してよ。普段あんま使わないんだからさぁ……。
「しかもね?これだけにとどまらないんですよ。何と経験値献上して、能力発動しても出てきた能力が望んでたものと合致するかどうかは運次第ーなんだって……嘘でしょ?って。やる気あんの?って。いや誰に対するものでもないけどさ……」
そう、この能力の一番の酷いところは、発動したとして状況に適したやつを必ずしも出せるわけではないというところだ。一応は出した経験値分と同じくらいの量を消費する能力が、望んでたものとは違くても最低限保証されるらしいけどねー。使いづらいよ、全く。
「原理としてはー、私が今まで徴収してきた魂から能力のみを抽出して、それを行使するらしいんだってー。んでも、その際にちょっとしたロスが起きちゃって、それが経験値消費のタネらしいよー」
色々と説明を見た結果、スキルの説明文の中にはポエムっぽい所もあって完全にあってるかはわからなかった。んだけど、わかった限りでまとめるとすると、経験値ってのは倒した相手の魂の一部を徴収して成り立ってるらしい。
だから、倒した相手の能力を引き出すには、自分が徴収した魂から能力にあたる部分だけを取り出さなくちゃいけない。その時、水を手で掬った時みたいに少しこぼれ落ちてしまうのがスキルで消費する経験値なんだとか。
「でもね?本来ならそういうことはできないみたいなんだよね。別にスキルを持ってる持ってないとかじゃなくて、そもそもーというか、もっと根源的な部分で成り立たないはずなんだって」
私も、皆んなも、倒した相手からは経験値という形で魂の欠片を徴収する。けれど、その徴収した魂は、必ずしも能力を司っている部分のそれではないのである。というか、大抵の場合魂でいうレベルの部分を徴収する。
魂は魂でも、それぞれの部位で違うものを扱っているわけだ。まぁ脳みたいなものだね、右脳とか左脳とかそんなん。私たちが普段貰ってるのは一番エネルギーとして得やすい敵のレベル部分の魂というわけだ。
『Meaaa?』
「まぁ難しいよね。魂に関する部分なんて私だって全然知らないし、『魂の技術』の説明文で軽く触れられてたから知ってる面して滔々と講釈を垂れることができたわけだし。
とにかく、普通ならもし『魂の技術』などの系統のスキルを持っていても使えない。それは、そもそもスキル所持者が能力を取り出す先の部分の魂を持ってないからだ。
「けど、私はその根本的な問題を解決できていたらしいんだよね。『招魂』とかいう経験値倍増スキルで」
そう、あの『魂の技術』の生贄となったスキルは、ただ私のレベル上げに役立っただけではなかったのだ。あれは、原理で言えば倒した相手の魂丸々受け取るようにするというスキル。これの効果が『魂の技術』に組み込まれたお陰で私はこの壊れスキルをまともに扱うことができているというわけらしい。
「ありがとう『招魂』……!なんか急に現れて急に消えたやつとか思ってごめん……!統合された後に経験値倍増効果残しとけよなんて思っててごめんな……!!」
メリーくんが信じられないようなものを見る目でこちらを見てくる。なんですか、虚空を見ながら涙目で叫ぶのがそんなにやばいですか。あぁ、うん。私なら引くわ。
「まぁ原理はそんな感じで、効果は今さっき言ったようにランダムで倒した相手の能力を発動するってやつなわけよ。レベルが上がっていけば安定して狙った能力を出せるようになるんだろうし、使用時の能力消費も減るだろうから……要は今だけ私はこのスキルを使うたびにギャンブルしないといけないわけだよ」
メリーくんが「あーあ、こりゃもうダメだな」って感じの遠い目をしてるけど待ってほしい。個人的にはギャンブルとガチャは全く違うんだ。健全なのがガチャで、ギャンブルが不健全……とまではいかないけれど、私個人としてはあまりギャンブルはやらない人なの!だから勘違いしないで!!
残念ながら私の癒しは未だ遠いわけなんだ。わかるかい?メリーくん。この辛さは、きっと大人にならないとわからない……。そんな孤独な悲しみをわかってほしいんだ。わかるだろう?言いたいことが。なぁメリーくん。
「そういうわけで慰めて?」
『Huh?』
猫ミームやめろ。
⬜︎
「賭け金は十分!重課金済みヘビーユーザーの私の運引き寄せ能力舐めんなよ……!!」
ショッピングモールでガチャを回し、ゲームセンターでガチャを回し、果ては家でネットガチャを天井までやった私の経験は消えないっ!今まで起こしてきた天井すり抜けガチャの分、今ここでいいもの出してやらァア!!
ポンっ。(果実が落ちた音)
「………………ぁあああぁぁああ知ってたぁああ!!寄りにもっ!よってっ!今っ、ここでぇ!!」
果実を出す必要がどうしてあるぅうううううう!???
あぁ、思い出(思い出したくない)が蘇る。そう、この果実と私が出会ったのはまだこの箱庭に移動して日も浅き頃。まだ白虎と会ってない頃の私と拳を交えた(交えていない)彼らが持っていた主力武器……っ!!それはっ!
「『果実っ……散弾』っ!!」
あぁっ!なんか、出てくる!記憶の隅から、こう、「呼んだ?」って感じで、(^ω^)が出てくる!別に需要ないのに!!くっ、何だ?!何でこんなに記憶にしつこく残るんだ!?あぁああうざい!!ニッコリするな!( ✌︎'ω')✌︎ダブルピースをするなぁっ!!
「あっ!?掠った!掠ったって!?だからやなんだよー!!経験値消費は少ないけど、こういうファンブルここぞという時にするから嫌いなんだーーっ!」
焦りと怒りで動きが雑になったのか、少しづつ光が掠るようになってきた。幾何学円さんも意味わかんないだろうな、急に相手が弱くなったんだから。でもそれどころじゃないの。(*´ω`*)がっ、(*´ω`*)が、頭から離れないっ!あのトレントたちはこの苛立ちの中で戦っていたというのか!?なんという、精神力……っ。
まるでお皿に残るしつこい油汚れの如く、私が思考能力を大幅にダウンせざるを得なかった元凶と四苦八苦して格闘(脳内)している間にも、戦況は徐々に動いていく。幾何学円はより流動的なフォルムへとその中身のない体を変形させ、メリーくんはより光を帯びて戦場を駆け回る。
「あぁあぁぁやってやらぁ!経験値がそんな消費できない以上、私はこれでやるしかないっ!やってやるっ、やってやるんだぁああ!」
『果実散弾』の説明文を軽く飛ばし読みして要点だけ理解する。やっぱり内容は予想通り状態異常を相手に付与できる果実を生成、射出するスキルだ。何かを生成する割にはコストが低いね。まぁコストに関しては『代償変換』が使えるなら心配してないけど。
死霊というのは結構不便な体だ。ステータスに示されている数値が健常な状態での動きを表したものなら、死霊は常にその一、二割程度低いパフォーマンスでの行動を強いられている。
当然だ。まともに心臓も動かない、汗もかかない。人体を模していながらその人体を動かすための臓器が動いていないのだ。その体を動かすために最適な行動を取れないというのはそれだけでハンデになる。
だから、死霊には普通の人間とは違うが故の利点がある。
一つは、人体にとっての致命傷が致命傷になり得ない点。実質的な弱点の喪失とも言える。これによって、私は多少無茶な行動でも強行することができる。銃と刀なんて遠近両方に気を使って繊細な戦闘をしないといけないのに、荒っぽい動きばかりしているのはこれのおかげだ。
そしてもう一つが、疲労の無視。死霊は、死んでいるのに生きているという存在するだけで矛盾している存在。正確には、精霊の一種なのでその表現は正しくないが、どちらにせよ生物としての機能が止まっている体を傀儡のように動かしているのだ。それだからこその利点が、ある。
そう、これこそが私がすごいと思った死霊の点。実質的なSP無限。ステータスでは普通に表記されているけれど、あれは私の体が正常に生者として動いていたらの話だ。これによって、私は『代償変換』が通じるのなら大体のものは無制限に使える。
「とは言っても、肝心の『代償変換』が何かの条件に引っかかって使えない時があるんだけどね……ほんとひどい」
考えながら、半ば無意識に口から独り言を漏らしながらも周りに果実を蒔いていく。りんご。マンゴー、ピーチ……やばい。普通に食べたくなってきた。いや、仕込んだ効果を踏まえると食べちゃいけないのはわかるんだけどさぁ。
「よぉし……あのトレントたちの果実は、あれで魔法的効果を伴ってた……はず!物理的射出だったけど、果実が持ってた効果はどう考えてもファンタジーだったもん!オール見たもん!」
なんかテンションおかしくなって幼児退行起こしてる気がする。しかし幼児がこんなハイレベルな戦闘こなせるわけがないのできっと違うだろう。さて準備完了!一斉に行くぞ!
「メリーくーーん!後退後退即撤退ー」
『Q!??』
おっけ。なんだかんだで即座に指示に従ってくれる、そんなメリーくんの信頼に私泣きそうです。え?感動しないの?ならば仕方ない。強制的に泣かせてやろう。
「着火⭐︎」
キメ顔決めポーズと共に指パッチン。フッ。これは完全に決まったああやばい脇腹ごっそりいった!?
ぼぼぼぼぼぼぼぼぼ。
連鎖的に燃える音がする。えぇ、時間経過で萌えるよう効果仕組んどいたので。少々体勢崩れそうだったが、見たもの全員ぶち殺せば醜態も無かったことになるのだ。メリーくんは撤退に必死で見てなかったのでセーフ。記憶処置は使う必要がないのである。まぁ可愛いメリーくんにそんなことしないが。
「『果実散弾』って、ネタなようで普通に強いんだよね。持っているのが植物系統で、それも余り知性と能力に長けていなかったトレントたちだったから燻ってただけで」
誰に独白するでもなくそう呟く。普通にトレントたちをディスっていう量に見えるじゃん?ディスってます。それはもうディスってます。だってあいつらまだ記憶の隅から顔覗いてくるんだもん。いい加減帰れよ。
走り回りながらも仕込みまくった果実の山。それぞれが時間経過での発火と、吸魔効果を持つ煙を爆発時に撒き散らす効果が取り付けられてある。私ができるのはそれくらいだった。そう、それくらいだ。
「塵も積もれば山となる、ってね」
コンセプトはそれ。吸魔効果の煙は私が極彩虹林にいた頃に採取した果実、その果実を実らせていた木が持っていた効果と、些細な衝撃で爆発して煙をまく果実を複合したもの。流石にイメージだけで作れるかは不安だったから、既存のものを使ったわけだけど、流石に何とかなって良かったよ。
「ふふふ、この程度で終わるわけがない。そう思ってるでしょ?実際、普通の相手ならせいぜいが煙幕なんだけどなぁ……」
幾何学円さんは魔法生命体。ふふ、もうわかるでしょ?なんで詰みなのかがさぁ。
( ):ソウルテックはマジで育てるとやばい感じになります。なので最初はとんでもなく制約が多いです。
(裏):いうほどだけどな。
( ):ぐぬぬ。
Tips:『代償変換』
( ):結論から言えば、オールがソウルテックの代償を転換できないのは単純な出力不足ですね。
(裏):ふーん。そうなんだ。でも言っちゃっていいの?重要じゃない?
( ):別に大丈夫ですよ。『死霊』というのは種族に基づいた技能ですからね。本人に合わせて成長するのが当然です。別にこれに関してはどの種族のスキルも同様なので。




