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禁断の果実なんていらない  作者: AKING/あキング
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第3話 新学期 それは桜の色


「以上で話は終わりだ。よし、それじゃあみんなまた明日な!!」

担任の一声で生徒達は「またね。」や「一緒に帰ろう。」等とあちらこちらで会話し始める。

新学期早々、ボクは心を落ち着かせるため、呼吸を整えていた。

すると…

「イェ~イ!!亜紀、光、遂に一緒のクラスだね!!」

そう言いながら背後から亜紀の肩をポンっとたたく瑞希。

その後ろから続いて光がやって来た。

「瑞希…光…お疲れ様…」

「いやぁ~嬉しいぜ。また一緒のクラスになれて!!高2の時はオレだけ別のクラスだったからよ…」

そう言う光。その顔は本人の感情そのままと分かるほど笑みが溢れている。

「でもこれからは…うぅうん、これからもずっと一緒だよ!!」

と瑞希が続ける。そのまま瑞希が「じゃぁみんな一緒に…」っと言ったタイミングで

「おい、陽月亜紀。話がある。ちょっと来い。」

と担任の先生が呼び掛けた。

「えっ?はい…」

驚く亜紀。

「なんだろぅ~?」

「そだなぁ~…」

同じく驚く瑞希と光。

「瑞希、光、先に校門のところで待ってて。終わったら行くから…」

と亜紀が瑞希と光に言う。

「うん。」

「おぅ。」


新学期。それはいつか散る。けどまた同じ場所から咲き誇る桜の色だ。

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