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禁断の果実なんていらない  作者: AKING/あキング
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第2話 それぞれの夢 それはまだ白の色


ボクら3人。楽しく話ながらの帰り道。

今日の学校の出来事について話が一段落ついたところで、

瑞希が切り出した。

「ところでさぁ~」

「んっ?どした瑞希?」と光が言った。

「いや教室で亜紀がね、ボクらそろそろ高3になるって言ったんだけど…」

「おん…んで?」

「みんな将来の夢決まっているのかなぁ~って?」

ボクは黙りこんでしまった。しかし光は

「夢かぁ~…そうだなぁ…オレはなんかこう…誰かを支える。誰かの夢を支えたいかなぁ~?でも明確にこれっていうのはまだないかなぁ~」っと本人は自信がないながらも、堂々と答えていた。

「そうだなぁ~…なんか光って感じ。」と瑞希も納得。

「おぅっ!!ありがとよっ…んで、瑞希は?」

「えっ、ウチ!?あっウチはねぇ~カメラマン。」

光の返しに驚いた割に光よりも堂々と答えた瑞希。

「成る程ねぇ~、まぁ瑞希は写真撮影が趣味だもんなっ!!瑞希らしいなっ!!」と光も納得。

「でしょぉ~エヘヘ~…でもね、ウチ撮りたい写真がありすぎて、ウチもある意味で明確にこれっていうのはないかなぁ~…」

そう言う瑞希に光は

「いやでも職業決めてるだけで瑞希は十分スゲェよ。」

っと肯定した。

「ありがと光。」

ここで急に話さなくなった亜紀を心配して瑞希が亜紀に声を掛ける。

「そうだ!!亜紀は?」

「………」

「亜紀…?」

と瑞希がより一層心配して声を掛けると…

「えっあっごめん…考え事してた。将来の夢だよね…うぅ~ん…服が好きだから、服に関係する仕事に就きたいかな。けど明確にこれっていうのはないかも…」

と亜紀は答えた。

それを聞いた瑞希は

「そっか…ウチら3人とも明確に決まってないね。」

とおもむろに言った。

それに対して光が

「まぁ、そんなもんだろ。ちゃんと志望校決めて、勉強してる方が少ないって…」と話を締めた。


ボクらのそれぞれの夢。それはまだ白の色だ。

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