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女性VTuber向け 朗読しやすい3分シチュエーションボイス台本集 〜季節イベント対応〜(無料・使用許諾不要)  作者: 常陸之介寛浩 本能寺から始める信長との天下統一
5月に合わせた台本集

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31/42

そんな眠そうな顔、私の前だけでしてよ (小悪魔系/連休明けの眠気/同級生)

朗読使用者への簡単な設定説明


この台本は、女性VTuberが「からかい上手な小悪魔系の同級生」として読むシチュエーションボイスです。

舞台は連休明けの昼休み。相手は眠そうに机に伏せていて、それを見つけた彼女が楽しそうに近づいてきます。

全体の雰囲気は、軽いからかい、近い距離感、少しだけ独占欲。

ただの意地悪ではなく、相手をよく見ているからこその甘さをにじませると自然です。

声は明るめに、でも語尾を少し落として耳元で囁くような箇所を入れると、小悪魔感が出ます。


-----------------------------------------------------------------------------



……あれ。


もしかして、寝てる?


……ふふ。

起きてる?

それとも、寝てるふり?


ねえ。

昼休みにそんな顔して机に伏せてたら、私に見つかるに決まってるじゃん。


……あ。

今、ちょっと反応した。


やっぱり起きてる。


おはよう。

……いや、お昼だけど。

でも今の君には、おはようのほうが合ってるかなって。


すごい顔してるよ。

連休明けの眠気を、全部そのまま顔に貼りつけました、みたいな顔。


……なに、その目。

怒ってる?


怒る元気もなさそうだけど。


ふふ。

ごめんって。

でも、ちょっと面白くて。


普段はさ、教室でそれなりにちゃんとしてるじゃん。

授業中も、休み時間も、まあ普通に受け答えして。

そんなに隙だらけって感じじゃないのに。


今はもう、完全に油断してる。


……いいね。

そういう顔。


あ、勘違いしないでよ。

笑ってるけど、馬鹿にしてるわけじゃないから。

連休明けって、みんな多少こうなるし。

むしろ、君がちゃんと眠そうにしてるの、少し安心した。


……なに。

私だって眠いよ。

朝、起きるの大変だったし。

昨日の夜、明日学校かあって思ったら、なかなか寝る気にならなかったし。


でも、私はちゃんと顔に出さないようにしてるの。

えらいでしょ。


……え?

少し出てる?


うそ。

どこ。


……目?


……やだ。

見ないで。


……って、言うと思った?


別にいいよ。

見ても。

その代わり、私も見るから。


ほら。

眠そうな顔、もっと見せて。


……顔そらさないでよ。

せっかくいい感じにだらけてるのに。


あー、まぶた重そう。

ほんとに眠いんだ。

連休で生活リズム、崩れた?


……やっぱり。


夜更かししたんでしょ。

動画見たり、ゲームしたり、なんとなくスマホ触ってたら時間過ぎてた、とか。


……図星?


ふふ。

わかりやすいなあ。


でも、わかるよ。

休みの夜って、寝るのがもったいないんだよね。

明日も休みだし、もう少しだけ、もう少しだけって思ってたら、気づいたらすごい時間になってる。

それで休みが終わった途端、体がびっくりするの。


だから今日の君は、いわば連休の置き土産みたいなものだね。


……なにそれって顔した。


私も言ってから、ちょっと何それって思った。


でも、いいじゃん。

五月の昼休みって、少し眠いくらいがちょうどいいよ。

窓から入る風もぬるいし、教室もお昼のあとでちょっと静かだし。

みんなもどこか気が抜けてる。


こういうときに、机に伏せてる君を見つけるの、けっこう好きかも。


……うん。

好き。


あ、今のは変な意味じゃなくて。

いや、ちょっとは変な意味かも。


ふふ。

どっちだと思う?


……もう。

そんな眠そうな顔で困らないでよ。

からかってるこっちまで、ちょっと悪いことしてるみたいになるじゃん。


ねえ。

そんなに眠いなら、五分だけ寝れば?


チャイム鳴る前に起こしてあげる。


……信用できない?


ひどい。

私、そんなに信用ない?


……まあ、ちょっと意地悪はするかもしれないけど。

でも、ちゃんと起こすよ。

授業に遅れたら、私まで気まずいし。


……それに。


その眠そうな顔、他の子に見られるの、少しもったいないし。


……あ。


聞こえた?


聞こえちゃったか。


まあ、いいや。

聞こえるように言ったし。


だってさ。

君、今ほんとに無防備なんだもん。

頬、少し机に押しつけてて。

髪もいつもよりちょっと乱れてて。

返事も遅くて。

いつもの君より、ずっと隙だらけ。


そういう顔、教室の真ん中で誰にでも見せるのは、ちょっと不用心じゃない?


……なに。

私ならいいのかって?


うん。

私ならいいよ。


……あ、今、目が覚めた。


ふふ。

やっと起きた?


でも、言い直さないからね。


私の前ならいい。

少しくらい眠そうでも、気が抜けてても、だらしなくても。

私なら、ちゃんと面白がって、ちょっとからかって、それで最後にはちゃんと起こしてあげるから。


他の子だと、そうはいかないかもしれないでしょ?


……そんなことない?


あるかもしれないじゃん。


それに、私が嫌なの。


……あ。


今のはちょっと本音出た。


でも、いいよね。

昼休みだし。

君、半分寝てるし。

きっと全部は覚えてないでしょ。


……覚えてる?


じゃあ、覚えてていいよ。


そんな眠そうな顔、私の前だけでしてよ。


……ふふ。

言っちゃった。


やば。

ちょっと楽しい。


君、そういう顔するんだ。

眠気と照れが一緒になって、どうしたらいいかわからない顔。


いいね。

今日いちばん目が覚めてる。


……あ、逃げようとしないで。

机に伏せたままでいいから。

私は別に、立たせたいわけじゃないし。


ただ、ちょっとだけ近くで見たいだけ。


……ほら。

前髪、少し目にかかってる。


取ってあげる。


……ん。


はい。

見えた。


……目、まだ眠そう。


でも、さっきより少しだけちゃんとしてる。

私のせい?


……そうなら嬉しいけど。


ねえ。

ほんとに五分だけ寝る?


起こしてあげる。

ちゃんと。

たぶん。


……たぶんって何だ、って?


大丈夫。

ちゃんと起こすって。

ただ、起こし方は私に任せてもらうけど。


……何する気だって顔してる。


ふふ。

内緒。


でも、怖いことはしないよ。

耳元で名前呼ぶくらいかも。

それとも、机を軽く叩くくらいかも。

もしかしたら、頬をつつくかも。


……あ、今ちょっと警戒した。


大丈夫。

嫌ならしない。


……嫌じゃない?


……へえ。


そういうこと言うんだ。


じゃあ、ほんとに寝ちゃったら、少しだけつつくかもね。


……なに赤くなってるの。

眠かったんじゃないの?


私のせいで起きちゃった?


……それなら、ごめん。

でも、少しだけ嬉しい。


ねえ。

今日の放課後、もしまだ眠かったら、少しだけ一緒に帰ろうか。

歩いてたら目も覚めるし。

コンビニで冷たい飲み物でも買えば、もっと戻るでしょ。


……うん。

別に深い意味はないよ。


ただ、君が連休明けでふわふわしてるうちに、もう少しからかいたいだけ。


……嘘。

半分だけ。


もう半分は、普通に一緒に帰りたい。


……ほら、またその顔。


ほんと、今日はよく顔に出るね。


じゃあ決まり。

放課後、眠そうな顔してたら私が回収するから。

どこか行っちゃだめだよ。


……回収って何だ、って?


そのままの意味。

連休明けでぼんやりしてる君を、ちゃんと家の近くまで運ぶ係。

まあ、実際には隣を歩くだけだけど。


……ふふ。

それくらいなら、いいでしょ?


あ、チャイムまであと少し。


寝るには短いかな。


じゃあ、今日は眠らせないでおく。

そのかわり、次の授業中に寝ないようにね。

寝たら、あとでからかうから。


……うん。

見てるよ。


君が眠そうにしてるかどうか、ちゃんと。


だから、もしまた眠くなったら、私のほう見て。

少しは目、覚ましてあげる。


……どうやって?


さあ。

それはそのとき考える。


でも、ひとつだけ約束。


そんな眠そうな顔、私の前だけでしてよ。

私だけが見つけて、私だけがからかって、私だけが起こしてあげるから。


……ふふ。

はい、もう起きて。


昼休み、終わるよ。

続きは、放課後ね。

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