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「それはともかく実践してみよう。」
と言って、一番潜在能力が強い女の子をみんなの前に立たせた。
「あ・・・あの・・・。」
気が弱いのは十分知っていたが、ここで荒療法でもしなければ一生埋没したままになる。
「ごめんね。けど大丈夫。先ずは壁に向かって得意な火の魔法を撃って見て。」
「え!?・・・はい、解りました・・・。」
そう言って、呪文を唱えて火の玉を壁にぶつけた。
「んじゃ、次は俺の魔力で体を支える。さっき見たいに同じように撃って見て。」
と言って、彼女の肩に手を置いた。
体に魔力が包むのが解る様に、若干光り出しておいた。
周りから歓声が出て来た。
「何時でも良いよ。」
「解りました。」
そう言って同じように行ってやると、次は今の倍以上の火の玉の塊が出て来て、混乱した。
「は?ふぅへぇ!?はわわわぁ!」
「これが、元来からあるソセアさんの本当の力だ、今は完全に制御できていないからその三分の一しか出ていないけどね。」
と言って、次はわざと支えを消して肩から手を離したら、火の玉が急速に小さくなり、前と同じ大きさになった。
周りは混沌とした騒ぎになった。
「ちょっと嘘・・・あのデカさで三分の一って・・・。」
「本当に支えていたのかよ・・・。」
「俺が現象魔力に力を与えていたら、ソセアさんは制御できずに暴発していたはず、けど保護魔力を使った。」
そういって、小さくなったソセアさんの火の玉を見つめた。
「それをやめたら本能的に魔力はソセアさんを守るために現象魔力は、一気に保護魔力へと変化していったんだ。」
再び肩に手をやり支えると再び火の玉は大きくなっていった。
「この通り、保護魔力を弄るだけで威力が上がるんだ。」
ソセアさんは呆然唖然としており、話を把握しているか若干心配になった。
「ソセアさん、もう良いよ、そいつを壁に当ててごらん。」
「・・・はい・・・。」
と言って、壁に火の玉を当てると大轟音が響いた。
「次は質を高めることが出来たら、火炎魔法の習得完了だ。」
「ふぇええええ!!!?」
「それはともかく。」
『それはともかくじゃない!!』
「ソセアさん、何か感じ取ることは出来たかな?」
と目線を併せてみる。
「・・・はぃ・・・ただ、運動した時の疲れと同じです・・・。」
「ご名答!それが保護魔力の根源であり、真理、自身の力は基本的な体力よって現象が大きくなる。」
「・・・はっ!つまり体力作りをしたら使える魔力が増えると言う事!?」
「厳密に言うと現象魔力だな、体力作りは基本中の基本だよ。次に魔力を制御する力が必要となるけど、それは先だ。」
「なるほど、従来からある体力作りはそんな理由からか・・・。」
っとゴクナート先生は言ってくるが・・・。
「それは違います。従来からある体力作りは、騎士として必要な体力を身に着ける物であって、魔力を上げるための物ではありません。」
っと言ったら、再び両手を地面に置いた。
「どう体力を付けるのかは、その人それぞれです。全員同じと言う訳じゃないから其処も勘違いされそうだよ。」
周りは、へーっと言って来た。
「さて、それぞれ自分の体力作りを目指す為にも自分を知らないとね。ソセアさん見たいに支えるから全員やってみるか!」
っと言う事で、俺が支えどのぐらい質が上がるのかを驚きながらも喜んで見ていた。
「ってか、お前は良いだろうが・・・。」
「そんな事を言わずに、なっ!」
とムルラギが言って来た。
「色々と限界値のお前にやってもな、変わらんぞ・・・。」
「それでも、諦める為にも目に見える形で確かめたい!!」
それもそうかと言う事で、やってやった。
案の定、全く変わらずにムルラギはガックリしていたが、それで腹を括ることが出来たみたいだ。
んで、ゴクナート先生はソセアさんが放った時の轟音で駆けつけた先生方と話し合いをした後で、他の先生方と一緒にこっちを見ていた。
クラスメイトの基本方針が決まった事で、各々が体力作りを体力作りをし始めて、先生方が俺に言い寄って来た。
「まぁまぁ、言いたいことは解ります。先ずは実践したら解るでしょう。」
っと言う事で、ゴクナート先生で行う事にした。
ソセアさんみたいに火の玉を出してくる、そこに俺が支えるが一向に火の玉は大きくならなかった。
「ネイト君!ネイト君!!」
「解っているでしょ!無理なんですってば!!」
ようやく諦めたのか、火の玉を消して再び地面に手を付いた。
「魔力が濁って器の底にたまってもう容量自体が低下しているのです。」
「どうに出来ないのか・・・。」
「禁書の中で、その研究もされている記述を発見していますが、完全に失敗しています。」
本当に悔しがっていた。




