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入学式みたいなやつを上位式という。
この上位式にも偉いさんの挨拶とかある。
こんな式の声を図書館で聞いていた。
本来なら、遮音魔法で音は聞こえないのだか、人手がおらず機能していない。
ってか、数人かがりで使う魔法って何さ!?
効率悪!
それはともかく、一冊の本に目線を走らせた。
歴史書に地理書、宗教に関する物さえもあった。
「果たして、本当はどうだったのかな?」
所詮、フレッド王国家から見た事だ。
他の国や貴族から見たらどう見えたか、それよりも本当に外圧あったのか?
どう見ても、都合が良しぎる様に見えた。
「まぁ良いか。」
とか呟き終るごろ、上位式の厳格な声は消え同年代の他愛のない大勢な声が聞こえて来た。
各々の教室に移動をしているようで、俺も移動する事にした。
俺が所属になったクラスは一番底辺のクラスであった。
家名無し、魔法属性なし、魔法も無し、あるのは剣技のみ。
一点特殊は誉れが良いが、他が無さすぎた。
「いろいろ言いたい事があるが、せめてケジメは付けてくれ・・・。」
と担当に成る教師ゴクナート先生から一言言われた。
「すいません、何せこのなりですので目立つ所には、苦手なのです。」
っと言いながら、そう言えば謁見の間とか行ったよな・・・。
結果的に服は普通の服でオーダーしたけど、他の子よりも身長は低くこの眼帯である。
一つため息を付かれて、席に促された。
これっと言う席の取り決めが無く、自由に席に着いた。
一番後ろの教室の隅っこに座り、自己紹介が始まった。
このクラスは、王都で商会や中間層の庶民の子が集まっていた。
表面的な質は下の方であったが、潜在的に言ったらこの学園で一二を争っても良いぐらいの奴が居た。
「では最後、頼むぞ。」
つらつらと、他人の能力を見ていたら俺の出番がきた。
「あ、はい。」
と言って、他の皆が同じように席から立ち、紹介していった。
「家名無しの属性なし!?ついでに片目無しの人無しかよ!?」
一人のガキ大将らしい奴が、俺の発言を聞いて貶した。
「よせ!他者を貶していいもんではないぞ!!」
この先生は、教室の空気が変わる前に声を出したが、違う意味で怯えていたためあまり効果が無かった。
「良いですよ先生、砂場の遠吠えは毒にもなりませんので。」
俺がそう言うと、大将:ムルラギは席から立ち上がり睨みを効かせながら、
「それはどういう意味だ!?」
こいつ、もう限界値かよ・・・。
「・・・一つ聞きたい、お前はどっちの職だ。武か?魔か?」
「はぁ!?」
いきなりの問いただした事以外の質問に困惑顔に成っていた。
「ま・・・魔だが、それがどうした!?」
よりによって、魔かよ・・・俺は隻魔眼を眼帯を付けたまま奴を見てみた。
俺みたいに、外部からの力を許容できる対質でもなかった。
「限界だ、魔力限界だ。もう少しゆっくり成長させていけば、まだ見込みがあったが、急激な成長が魔力を納める器を縮小させている。」
隻魔眼を閉じた。
奴はすべてを感じ取ったが、凄く動揺して崩れ落ちた。
「だが、魔力の制御が非常に優秀だ。今の魔を使って武を使ったらこの学園で五本の指に入るぐらいに入る。それも半年以内で。」
最後の一言で、クラス中が瞠目した。
「本当かそれは・・・。」
オドオドしながら聞いてきた。
「好きなんだろ?特訓、相手になるぜ。」
と、ニアリと笑うとムルラギも笑って来た。
「ちょちょちょ・・・!」
遠くから、大人の声がする。
だが黙殺!
「ついでに言うと、このクラス潜在能力が高い奴が多い、何このクラス?」
大器晩成:優れた才能のある人は、若いころには目立たなくても、年を取ってから大成するということ。
「その気が有る奴は、全員面倒みるぞ、それこそ、一年以内に近衛騎士団の人と平然で相手に出来るぐらいには鍛え上げれる。」
「それは本当か!?」
喰らい付いた!ただそれはゴクナート先生であった。
「先生ー・・・あんた以外でだ・・・そのぅ・・・色々と終わっている・・・。」
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教壇に向かい、ゴクナート先生の肩を軽く掴み、
「あのぉ先生口で言ったら何だから、実戦で理解できると思いますよ?闘技場とかに案内してくれたらもう・・・。」
「ぬぅう・・・解った・・・。」
っと言う事で、闘技場に移動となった。




