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 「御蔭様で、資金が思った以上に増えました。」


 応接室でにこやかに話をしてくる。


 「そですか、ではもっと引き取ってくれますよね?」


 「それはもう!」


 っと嬉しそうに言っていたのに、素材引取場で真っ青に成っているギルド長


 「まだまだありますので、お金をビシバシ出してください。」


 「もう勘弁してください・・・。」


 っとOTZに成っていた。


 昨日売った毛皮分の血と内臓と爪や歯そして骨を出した時点でノックアウトした。


 流石に、魔物丸々分を出してくるとは思っていなかったらしい。


 「今日の様にオークションをするのでしょ?大丈夫です!売れますって!」


 お金に余裕が出たと思った横から、再び消えていった。


 「えぇえ!このままオークションをして稼ぎますとも!!」


 ギルド長がキレた!


 「では夕方また来ます。」


 「いえ、明日にしてください・・・。」


 「解りました。」


 ギルド長の完全敗北であった・・・。


 *


 さて本題の入学手続きをするために、学園を訪れた。


 「こんにちは、入学手続きに来ました。」


 学園の事務所では、ついに来たか!?って言う顔をされた。


 「ではこの書類に必要な事を書いてください。それと入学金はこちらへ。」


 「解りました。」


 と言って、指定された所に入学金が入った小袋を渡した。


 小袋を受け取るとお金を数え始めたので、俺も書類に記載していく


 *


 名:ネイト


 性:男


 年:十一(実年齢 十四) 秋の年


 質:23:3


 属:非表示(無)


 技:剣技


 職:非表示(剣士)


 *


 「どうぞ。」


 色々、誤魔化しているがギルドカードで書いているように書いた。


 「いろいろ、嘘っと言うか誤魔化しているでしょ・・・。」


 「はい、しかしこれで手宜しいのでは?」


 「出来るだけ、本当の事を書いてください。」


 「では、年は十四です。」


 「またまた御冗談を・・・。」


 まぁとにかくこれでゴリ押しをした。


 「質が23で魔境から帰ってくるなんて普通じゃないですよ!!ってかギルド質も3ってどういう事ですか!?」


 本当は238ある。


 ギルド質はギルドの受付が混乱ため更新していないだけだ。


 「書類は問題は・・・まぁ無い事にしときましょう・・・。」


 「ありがとうございます。」


 「次に、技能とかを見定めるために、テストを受ける事になりますが・・・。」


 「が?」


 「しなくても良いでしょ、規格外ですし。」


 「なんだか、物凄く釈然としない言われよう・・・。」


 「では、魔境に訪れる事も出来ない引退した冒険者の技量で質を問われるのですよ?宜しいので?」


 「解りました、大人しく入学式まで静かにしときます。」


 「よろしい!では、この冊子とプレートをお渡しします。」


 と言って出されたので、受け取った。


 「この冊子に今後のスケジュールも書かれていますが、学業に関するための教材や必要装備が記されています。」


 「つまりそれらを揃えろと言う事ですか?」


 「はい、このプレートを見せれば学園と提携している商店では無償で融通しますので安心してください。」


 チラッと中身を見てみた。


 制服に防具に武器、錬金用の道具に教科書・・・。


 「もう持っている物を使っても良いのですか?」


 「はい、構いま・・・いえ、それなりの装備にしてください・・・。」


 「それなりって・・・。」


 「魔剣とか魔道具のフル装備で来られたら、教師の方が可哀想です!」


 「確かに一理ある!!」


 「っと言う事で、普通の装備を揃えてください!」


 「解りました。」


 (魔境で揃えた)普通の装備で参加したらいいよな。


 「なぜかそれとなく、不穏な気配をしましたが・・・。」


 「気のせいです。自重はします!」


 「よろしい!」


 *


 学園を出て、提携している衣類専門店にお邪魔する事になった。


 「いらっしゃいませ。」


 「学園用の制服を依頼に来ました。」


 と言って従業員にプレートを見せる。


 プレートを見た従業員は一瞬固まった。


 「失礼ですけど・・・お歳は?」


 「十四です。」


 「・・・。」


 何だよその沈黙、そうだよ見えないだろ!


 「冗談です。十一です。」


 「・・・そうですか・・・そうですよね・・・。」


 「すいません。」


 なぜかホッとした様な顔をする。


 非常に理不尽だ!


 「あの・・・。」


 何でしょうか?


 「男の子ですよね?」


 「何に見えますか?」


 若干マジでキレそう・・・。


 「も・・・申し訳ありません!!その・・・サイズが無いので特注に成ります!!」


 「なんっだってー!!?」


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