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泊まっている宿:ドラゴンの胃袋の店主の交渉が成立して、ギルドに向かった。
「こんにちは」
「こんにちは、今日はどの様な件でしょうか?」
昨日と同じ受付の人が開いていたので、其処で聞く事にした。
「性別が間違っているので変更したいのですが。」
「え?」
「・・・もう一度言います、性別が間違っています、変更をお願いします。」
「えっと・・・。」
目線を彷徨う受付嬢、凡ミスがばれるのが嫌か!?
「カードを見せてください。」
カードを渡した。
「・・・えっと・・・女の子ですよね・・・。」
イラ
「もう結構です!貴方の上司に合わせてください!貴方とじゃ話にならない!!」
大声でどなった!
さすがに、罰が悪く
「あわわわ!ごめんなさい今すぐ変更いたしますのでっ。」
っと言ったが、
「それ以上触るな!それよりも貴方の上司に合わせろ!!」
カウンターを叩く、
「それだけは勘弁してください!!今すぐ処理を致しますので!」
「黙れ!貴方がする事は今すぐ上司に合わせるようにする事だ!」
涙目なっても許すつもりは無い!
*
「まさかマスターがマスターとは思わなかったよ・・・。」
あの後、後ろから隣接している酒場のマスターが声を掛けられ、部屋に案内された。
「まさか君が此処まで短気的に怒るとはね・・・。」
「性別の問題は死活問題です。たださえ勘違いされているのに、身元を確かめる物まで間違っていて許せると思いますか?」
「・・・許せんよな・・・。」
「きちんと、猶予は与えたのにしなかったのは、完全な落ち度でしょうが。」
「確かにその通りだ・・・。」
酒場のマスター事ギルドマスターは謝罪をして頭を下げた。
「謝罪を受け入れます。」
「すまなかった、お詫びに何かしたいが何かあるかい?」
と言いてきたので、魔境で拾ったギルドカード(魔道具した奴以外)を出した。
「これは?」
「とある魔境で拾ったものです。全部記録が消えているので、身元が解らない様になっています。」
マスターは顔を曇らせた。
「魔境と言ったが・・・。」
「場所は勘弁してください、これらを穏便に出来ないでしょうか?」
「難しいな・・・全ギルドはギルドカードの管理が厳しいからな・・・。」
「魔境から回収されたと言う事例は無いのですか?」
「ないな、確かに記録が消えていたら、誰も見向きもしないな・・・。」
ここで前例がない事態に成っていると言う事か・・・。
「まぁ如何にかしてみる、これを預けてもらってもいいか?」
「俺には不要な物です。ギルドに返却します。」
「解った。」
*
更新されたギルドカードを返してもらい。
宿に向かうと食堂が再び混沌としていた。
裏に回り、厨房で軽く食事をさせてもらって、ホールで注文を聞きに行った。
夜中に成り、酒飲みだけになった頃に解放され、撒かない料理と言う試作料理を頂き、味の評価してから部屋に戻った。
翌朝、朝食が終わった時に店主から一枚の紙を渡された。
「ネイトちゃん?」
「男なの君かそのままで呼んでください。」
「では、ネイト君は冒険者だろ?」
「はいそうです。」
「じゃぁその紙を受付に渡しておくれ、ホールと食材調達の依頼を受けて貰っているようにしているから。」
「え?」
「安心しろ、報酬は宿代と食事代に成っている。それを渡すとギルドの方での評価対象となってランクが上がる様に成る。」
「なるほど・・・。」
「お金はいらないが、身元を保証するものが居るのだろ?」
どうやら、気付かれていたようだ。
「助かります。」
笑顔で頭を撫でられ、店主は厨房へと消えた。
渡された紙を持ってギルドに向かい、評価されランキングが上がった。
*
名:ネイト
性:男
年:七 秋の年
質:11:3
属:非表示(無)
技:剣技
職:非表示(剣士)
*
その後、食堂での仕事と食材の提供で数週間過ごす事になる。
俺の周りで再び慌ただしくなるのは、今まで王都に居た領主:ハルハートン辺境伯が帰ってくる、その日であった。




