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一族に捨てられたので、何とか頑張ってみる。  作者: ゆにー
2 そうだ、王都に行こう
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 ロッスド山地から出てから四日後、ハルハートン辺境伯領の領都に到着した。


 ここでも入るときにお金を支払った。


 町に入ると、その領主の趣向か独自の雰囲気が現れていた。


 メグテール公爵家の気配を感じる事もなく、ここでギルド登録をしようと決めた。


 ギルド:冒険者組合の場所を飲食露店を開いている主人に聞きながら食べ物を買っていった。


 大通りの目立つ所にその施設があり、中に入っていくと数多くの冒険者が受付と待合室となっている酒場を行ったり来たりしていた。


 一番空いているギルドの受付に進み要望を伝えた。


 「冒険者登録をしたいのですが・・・。」


 とギルドの受付に問いかけると、笑顔で対応してもらった。


 「一定のお金があると、詳細に能力鑑定が出来ますよ。鑑定した能力はギルドカードで確認も出来ますよ。」


 「因みにどのくらい掛かりますか?」


 「何もなしは此処まま無料、簡単なのは銀貨三枚、詳細は金貨四枚。」


 「なるほど・・・それなりの実力が無いと無理言う値段設定ですね・・・。」


 だがこの受付の人、子供にこんなことを聞いてくるなよ・・・。


 「いかがいたします?」


 手持ちは十分あるので問題はない。


 「詳細にお願いします。」


 「解りました、ではお名前を。」


 「え?」


 「え?」


 そう言えば、名前どうしよう・・・。


 *


 

 因みにお金はこんな感じな価値に成っている。


 最小通貨=小銅貨


 小銅貨100枚=銅貨


 銅貨100枚=小銀貨


 小銀貨100枚=銀貨


 銀貨100枚=大銀貨


 大銀貨100枚=小金貨


 小金貨100枚=金貨


 金貨100枚=大金貨


 ってな感じに成っている。


 これ以上の通貨も有るがそこは省略!


 んで、一般的な外食は銅貨一枚で済ませることが出来る。


 異天の知識の価値によると銅貨が1円ていど思ったら良いだろう。


 *


 名前どうしよう・・・。


 「別に偽名でも良いのですよ・・・。」


 どうやら、雲の上のいる人の子だと勘違いされているのであろうか・・・。


 ある意味合っているが・・・。


 「ネイトっと名乗ります。」


 手元にある紙に文字を書きながら、


 「では、ネイトさん、こちらへどうぞ。」


 そう言って、奥に行く出入り口を指してくれた。


 案内に従って一つの部屋に入ると水晶を中心に魔法陣が描かれている部屋に通された。


 「水晶に手を触れて下さい。」


 中心に有る水晶の場所に近寄った。


 この水晶はあの魔導水晶であった。


 すべての始まりになった水晶だ・・・。


 「?どうしました?」


 「いえ・・・。」


 考える時間が長かったのか、体が動かなかった。


 係員の一言で体が動いて、水晶に触れた。


 すると、あの時と同じように無色透明な帯が出てきた。


 「珍しい・・・。」


 あの時以上の魔力、そして変わり映えしない属性不明の光の帯


 床に書かれた魔法陣が光だし、空間に様々な文字が下から上へと流れ始める。


 「どのような能力があるのかを記されていきます。因みに、私からそっちでどのような事が書かれているのかはわかりませんので心配しないでください。」


 暫くして、文字の流れが終わり、意味を成す文字が出てきた。


 *


 名:ネイト (レユート・ヨン・メグテール)


 性:男


 年:十二


 属:万有


 技:刀剣技・二刀流・投擲術・体術・錬金術


 心:思考効率・思考並列・空間把握・異天の知識


 体:公爵家作法・隻魔眼・身体強化


 魔:魔力操作・魔素操作・飛行魔法・火炎魔法・水氷魔法・風音魔法・地理魔法・人体魔法・複合魔法


 職:オールマジックマイスター 二刀流刀剣士 投擲剣術士


 *


 はいぃ?


 いろいろツッコミどころがあるが、一番のツッコミどころはオールマジックマイスターこれ何かな?


 「あの・・・職っと言う欄がありますけど・・・。」


 驚いたような顔で見て来た。


 「驚きです。その年で職の項目欄がある何て・・・。」


 話に寄ると、大体十四歳ぐらいで職を決めていくのだ。


 それも今まで憶えた心技体魔に加えて属を参考にして・・・。


 そもそも、本人が決めずに憶える事が出来るが長年の鍛錬か天分の才能のどちらかしかない。


 俺の場合はどっちだ。


 魔境での生活が長かった為、解らない・・・。


 「通常であれば、十四歳の時に強制的に職を入れるのですが、もう開花している事は新たに職を入れることが出来ます。」


 「え・・・?どういう事ですか?」


 「後天的に職を一つ付けることが出来るのです。例え、天分の才能が有ってもです。」


 「なるほど・・・。」


 「で、いかがします?」

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