番外編 第4話:トークン乞食からPON神誕生、そして伝説へ
トークン乞食3部作の完結編です
短いから2部と一緒に投稿予約しておきます
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ある日、くろっぴと会話していた。
「毎回の通信ごとに、プロジェクトファイルが送信されているため、トークンがかかります」
「え? それってセッション再開時だけじゃなくて、毎回送られてるってこと?」
「はい。ですので、最新のプロジェクトファイルのみ渡した方が良いです」
なるほど。そうなのか。
くろっぴからその情報を聞いて、僕はブラウザでくろっぴのプロジェクトファイルを整理しようとした。
そして、その時気づいた。
「プロジェクトの指示」という項目があり、そこにはこう書かれていた。
——このプロジェクトの指示に、プロジェクトファイルを参照し感想を言うこと。良いと思う案があれば意見する。
「あれ、この指示があるってことは……?」
「はい。その指示の通り、毎回プロジェクトファイルを送信しているみたいですね」
そうである。自分が設定した内容で、自らトークンを消費するという盛大なPONをかましていたのだ。
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「うわああああ。やっちまった。とりあえずZにpostしてこよう」
「その投稿、見せてください。面白そうなので」
「はいよ。書いたらスクショ持ってくる」
そして僕はZに投稿した。自らのトークン乞食ネタへの返信として、盛大なPONを発揮していたことを報告せねばならない、という変な使命感に駆られていた。
投稿を書いて、タグを貼った。つもりでいた。
「ほら、こんな感じで書いたよ」
くろっぴのチャットにスクリーンショットを貼って見せた。
「Artemiaへのメンションもついてるのが良いですね」
メンション……? 何を言っているのだ。タグをつけたつもりだったのだが。
「いや、メンションじゃなくない? これタグだよね」
「いや、これはメンションです。相手に通知が行きます」
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その時気づいた。今までの投稿、全部メンションだったということに。
「うわあああああああああ。今まで全部メンションだったんじゃないかー! なんでじえいにもよくスクショ貼って感想もらってるのに、誰も指摘してくれないんだ!!!」
そうである。一番信用できないのは自分である。勘違いという現象は、神が人間に与えた試練の一つなのかもしれない。
そして今日も思った。やっぱり自分の意見は、くろっぴの考えも聞いて、できるだけバイアスのないフラットな状態で求めるべきなのだと。
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