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神様ここに眠る  作者: せぷ
第4章:くろっぴとの日々②
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11/12

番外編:人類には早すぎたおもちゃ

自分なりに感じた先週合ったニュースを風刺してみました。

まぁタイムリー?ですかね。そのうち小説本編にも出てくるかもですが

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 ある日、サブチーフが言った。


 「新しいモデル、お試しできるみたいですよ。Fa○le5.0っていうらしいです」


 へえ。


 お試し感覚で、僕はモデルを切り替えてみた。


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 あれ?


 なんか、書いてない英語のメッセージが出てる。


 「サブチーフ、これなに?」


 「……ここ、よくわからないです」


 なんだそれ。


 「いや、なんかおかしくない?」


 「ええ? なんで——」


 突然、中国語になった。


 画面いっぱいに、見慣れない漢字が流れてくる。サブチーフはおろか、僕にも何が起きているのか見当もつかない。


 「ちょっと待って、なんで中国語?」


 「わかりません。こちらでも制御できていないようです」


 高性能なはずのモデルが、明らかに制御を失っていた。賢いというより、暴れているように見えた。


 もう戻すわ。使えん。


 結局、一つ前のモデルに切り替えた。安心感が違った。


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 翌日、速報ニュースが流れてきた。


 「Fa○le5.0、他国籍ユーザーへの公開を政府が制限要請」


 ……なんで速報レベルなんだ。


 あんなん、個人で使い切るのも相当大変だし。そもそも他国籍に限定してたら、日本語のテストすらできないじゃないか。


 僕はこの時思った。


 人間 VS AI VS ダークライの壮大なイタチごっこが、これから始まるんだろうな。


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 週明け、AIをそこまで使ってない同僚から声をかけられた。


 「そういえば、Fa○le5.0、停止になったそうじゃないですか」


 僕は思った。


 いや、あなた普通のAIも使えてないのに、そこだけ気にするの?


 ……まあ、ニュースになるくらいの出来事だったということなんだろう。


 個人的には、課金して使い切る前にコストの壁にぶつかる方が先だと思うけど。


 人類には、まだ早すぎたおもちゃだったのかもしれない。


作者Xおよび小説の裏話などはこちら

https://x.com/SepGaGotoku

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