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17.自分ちの家探しをしました。

全部屋の換気を行い、その都度ざっくりと部屋を見回った後は寝室のクローゼットや、リビングの棚、台所の保管庫の中まで大事なものを忘れていないか隈なく探し回る。

家探しだ!


リビングにあった文机の斜めになった机部分を何の気なしに持ち上げてみると

机は蓋のように開き、物が収納できるようになっていた。

開くと思わなかった物が開いてびっくりしてしまったけど、普通にレターセットが収納されていました。

お宝ではなかったか。


自分の家だけど、こんな時じゃないと人の机を開けたりできないから、すっかり楽しくなってしまう。


本棚の本に隠すように置かれていた、家の権利書は盗まれたら大変だから叔母が預かるみたい。


台所が一番大変で、ダメになってしまった野菜は捨てて、食料保管庫の中の傷んでしまう物は叔母さんの家に持って帰る。


「人が住まなくなるとすぐ荒れてしまうから、たまには空気を入れ替えに来ないとね。誰かに貸した方がいいかしら?それにしてもエマは綺麗好きだから、すぐ終わったわね。」

叔母が紅茶を沸かしながら言う。


叔母の家も宝探ししたら楽しそうだね。


埃も掃いて、空気も入れ替えて、気持ちのいい綺麗な台所で、紅茶を沸かし、来るときに一緒に持ってきていたカボチャのマフィンを食べる。

ちょっとピクニック気分でした。


しっかりと食べた物を片付けてから外に出てドアに鍵をかけると、近所の人が数人集まって遠巻きに私たちを見ていた。

目があったので、大きくお辞儀をしてにっこりと笑いかけた。


何人かは微笑んで笑みを返してくれたが、なんでだか怒っている顔の人もいる。

私が悪い子じゃないとお気に召さないのかな。


叔母が肩を抱いてくれる。


さようならだ。

戻ってくるかはわからない。

さようなら。ノラが育った村。


村の入り口で一度振り返ると、以前仲の良かった子供達が手を振っていた。

もう随分と昔だ。

もう覚えていないと思ったのに。


ノラも大きく手を振り返す。


久しぶりに長距離を歩いて、歩けなくなってしまい、帰りは叔母に抱っこしてもらいました。

荷物があるのに、ごめんね。

いつもありがとうございます。ストック無くなってまいりましたが、頑張ります。

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