14.レッツカボチャクッキング
カボチャを持ち上げようと試みるが、
全然持ち上がらない
叔母、片手で持ってたよね。
プレゼントにカボチャを送るのは、この村の習慣なのかしら。
「あの配達員のご両親が、カボチャを作っていてね、毎年カボチャをくれるのよ。助かっちゃうわ。ご近所さんみんなに配ってるのかしらね」
感心しながら言う。
多分違うと思うけど、何も言わない。
こんなに大きかったら、カボチャパーティーが開けるね。
そのまま焼いても美味しいけど、カボチャのスープとかプリンが食べたいな。
カボチャ料理の事を考えると、ヨダレが出ちゃいそう。
叔母はしばらく思案していたけど、私がカボチャに夢中なので
「とりあえず、カボチャをやっつけましょうか」
と腕まくりをしてエプロンをつけた。
「まずはカボチャの砂糖衣を作りましょう!日持ちするからね」
言いながら砂糖を大量に机の上に出すと
皮とワタを外して実だけになったカボチャを角切りにしていく。
私はカボチャの皮に切り目を浅く入れて、酢漬けにする。
ワタも種も後で食べるんだって。
角切りにしたカボチャを砂糖水でコトコト煮込んで
シナモンスティックでコロコロする
カボチャが透き通ってきたら、網の上で乾かして砂糖をまぶして完成。
キラキラと輝いて、宝石みたい。
綺麗な瓶にいれて、瓶の蓋にギンガムチェックの布を被せる。
ラベルとかも貼りたいね!
一品作っている間に、他のお料理の仕込みまでしている叔母は
あっちでグツグツ、こっちでゴシゴシ
もう、千手観音様のようだ。
私がやった事といえば、種を洗って天板に乗せたり
スープに混ぜる為に、ワタを細かく刻んだり、パン生地を捏ねたくらいです。
そうして出来上がる、テーブルの上に溢れかえりそうな
カボチャのごちそうの数々。
カボチャのプディング、カボチャのスープ、カボチャパイ
焼きカボチャ、カボチャのサラダ、カボチャのグラタン、
日持ちするものだと、カボチャの宝石の他には、ピクルスにカボチャのジャム、カボチャのマフィン、カボチャのパン!
ご馳走すぎる
いいね、ブックマーク、評価ありがとうございます。励みになります




