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68話

2014/09/19 修正版と差し替えました

「ゲホッ! ゲホッ! ゲホッ!」


 ぐぅぅ。大量に変なもの飲まされて……畜生やたら腹が膨れてやがるし……カエルかよ――


 て、ツカツカツカってエロババァが近づいてきて……て! グフぉ! は、腹を、思いっきり踏みつ、あひぇ、あ、おな、が――


「お~ほっほ! いい腹よのう。たっぷり膨らんで、パンパンではないかえ」


「……てめぇ、何、飲ませやがった……」


「ふふっ。別に大した物ではないぞ。只の水だ。魔力の込められた水ではあるがのう。だからのう、この水はすぐに吸収されるぞえ」


ガツッ! 

 ぐふぇ! こ、こいつ更に強く……ふぃぎ、ぃ――


 パチン――


「ぃぎいいひいいいぃいいいいあいいぃいいヴあ"あ"ぎゅりいいりいひぃぎゅいぃ!」


あ"ひゅ、ひゅあ、ひゃふ――


「お~ほっほっほ! 言い様だねぇ! お腹も膨れて、いい感じに仕上がったではないかえ」


 ち、く、じょ、う。このエロババァ――


「うふふ。生意気にもまだ睨んでくるとはのう。だけどのう。もうそろそろ、下にも降りてくるころやろうて」


 下? て、う、ん、うん、くっ、そ、いえ、ば、たしか、に、もよお、し――


「ふふっ。まぁ精々我慢することよのう。愛しの人に見られたくなければ。ふふん」


 愛し、の? あ、あぁ、や、べぇこれ……。


「エロイーヨ王女陛下! 只今連れて参りました!」


 つれ? 誰かきたの、か?


「マリヤ!」

「マリヤ様!」


 て、この、こえ、馬鹿、と、い、ぬ?


「クッ! ま、マリヤ! き、貴様らマリヤに何を! よもや、マリヤにまで! あんな事を!」


「むぅ! この騎士アレックス! 一生の不覚! 私がもっとしっかりしていれば!」


 あたしは、ちょ、と、だけ、後ろを、振り返って、みる。

 全く、本当に、情けない、ねぇ。あいつらまで、裸にされて、首輪、され、て、犬、までか、よ、て、くぅうう、やばい! 本格的に――


「お~ほっほっほ! 随分と我慢しておるようやのう。どうだ? 少しは話す気になったかえ? ほれ、素直に話すなら、奴等には見せないでおくぞ? だがのう、そうでなければ、こんなところで臭いものを排出する情けない姿を、愛する男とその騎士に晒すことになるぞえ。嫌であろう? 恥ずかしさで死んでしまいたくなるやろう?」


 ……恥ずかしさ? 愛するものに見られたくない? え、へへっ。成る程ね。全く随分と舐められたものだねぇ。

 でもまぁ、していいっていうなら、こっちも、やぶさかじゃ~ないよ……。


「さぁ! どうするかのう! その汚れた姿で、更に汚物に塗れる姿を晒すかえ? まぁ家畜にはソレも一興かのう。お~ほっほ、ぐぇ! が、ぼっ、ごぅ、がぼぁ――」


 シャァァアァアァアア――


 ふぅ……凄いねぇ。流石に勢いが半端じゃないよ……へへっ、思いっきり股を広げて、ちょっと気持ちいいかも……。


「な!? じょ、女王陛下!」

「こ、こいつ! じょ、女王に向かって――な! なんてものを!」

「あ、あぁあぁ! 女王様のお顔が! 口が! お汚れに!」


 ふふっ、随分と慌ててるみたいだけど、出ちゃったらもう、止まらないねぇ。


「……ぷっ! くっ、くくっ!」


「こ、これはメルセルク様。流石に笑っては、マリヤ様にも……ぷっ。くぅ」


「ふっ。そ、そういうアレックスこそ、しかし、これは愉快、あの女王の顔にあんな――」


 犬と馬鹿の笑い声も聞こえてくるね。へへっ、そりゃそうか。たいそう偉そうなエロババァの髪も、顔も、すっかりあたしの黄金水でベチャベチャだしねぇ。


 て、お? 流石に勢いが落ちてきて――


 ポタッ――ポタッ……


 おお、おお、水(黄金色)も滴るエロババァってね。あはっ! みっともな~い。

 て、あれ? 顔ピクピクとひきつらせて、肩をブルブルとも震わせて――ははっ流石に笑って許しては――


 パチン――


「ヴぁあああ"あ"あ"あ"ぎゅうぐぃいいいい!」


「ぐ、ぐぁああぁああうぉおおおおおお!」


「ま、まりぎゅわぁあぁあぎゅういいがあぁあ!」


 げほぉおお! こ、のやろう、三人、まとめて、か、よ……。


 カツ、カツ、カツ。


 うん? 床を鳴らして近づいて来て……あはっ、顔、こわ~い。


 て、ガッツ! とうぎいぃ! こ、いつ、あたしの大事な股を――


「こ、の、この! メス豚が! メス豚風情が! この、この妾の高貴な顔に、よくも! よくも!  この! この! この!」

 

 グリッ! グリッ! グリッ!


 痛! 痛! アグぅウゥう! こいつ、思いっきり踏みつけて、捻るように――がぁあぁ!


「ふぅ! ふぅ! ふぅ! この家畜が! 妾が少し遊んでやれば! 調子に乗りやがって!」


 こ、いつ、口調もなんか――


「おい! お前たち! その家畜をこっちに向けるんだよ!」


 な? なんだ? 何を、て、痛い! 痛い痛い痛い! 髪、髪千切れるぅううう!


「おら! こっち向きな! その眼をしっかりこじ開けるんだよ! どうだ? みえるかえ? お前の! 大事なお仲間が!」


 あ、ぐぅ。思いっきり髪引っ張りやがって……て、犬と馬鹿……頭無理やり下げさせられて、その背後で剣持ったダークエルフ?


「さぁ! もうまどろっこしいのはヤメだよ! お前が、神宝の事を喋らないなら! あの内の一匹の首をまず跳ねる! それでも喋らないならもう一匹も跳ねるよ!」


 くそ! こいつマジでキレやがった! これだからヒステリックなエロババァはよ!


「マ、マリヤ! そのような話聞くことはないぞ!」

「その通りでございますマリヤ様! この騎士アレックス! いつだってマリヤ様の為に死ぬ覚悟は出来ております! さぁやるなら先ず! 私の首を跳ねるがよい!」


 ……へ、へへ、嬉しい事を言ってくれるじゃないか。だよな。所詮馬鹿だって犬だって、元は赤の他人。あたしがちょっと利用させて貰ってるだけの――


「さぁ! どうする! あの二匹はあんな事を言っておるがのう! 見捨てられるのかえ? お前に! 彼奴等が!」


 ……本当。何を言ってるんだか。見捨てる? 違うね。そもそもそんな考えが間違いさ。そう、そんなの、ハナッから答えは決まってるんだ……あたしが言えるのは――


「……判ったよ」


「――何?」


「判ったって言ったんだよ。宝の事は話すから、あいつらに手は出すな」


 そうさ。別に大切だからとか仲間だからとか、そんなんじゃない。

 でもここで言わないといえば、間違いなくこいつはどっちかを殺して、それでも言わなきゃもう一人も殺す。

 

 そして次は平気で拷問でもなんでもしてくるだろうさ。

 つまり選択肢なんて最初からないのさ。


 それにね――あたしは使えなくなったらすぐにでも捨てるけど……使える内は、みすみす手放したりしないんだよ――





◇◆◇


「それで、神宝はお主自身が持っておるという事であったのう?」


 再び玉座に偉そうに腰を掛けて、エロババァが訪ねてくる。

 馬鹿と犬はあたしが教えると言った直後またどこかへ連れて行かれたよ。


 殺されることは無いと思ってる。きっと約束は守ってくれるはず……なんて甘い事は思ってはないけど。

 ただ単純にこいつは殺さない。そう感じた。というよりソレにかけるしか無いってのもあるね。


 勿論殺されない事が良いことかと言えば、そんな事は無いんだろうけどね。


「そうさ。それを証明するに相応しいものをみせてやるよ」


 ほぉ、とエロババァが目を細める。

 今、あたしの目の前にはエロババァがいる。

 立ち位置としては悪くない。宝は渡すと約束した。

 そしてこれはチャンスでもあるねぇ。


「それじゃあ……魅せるよ!」


 そう言ってあたしは――エロババァの前で自分の股を大きく開く。


「な! こ、こいつ女王陛下の前でまた恥知らずな真似を!」


「……まぁ待て」


 玉座の横に立つ部下が声を荒げる中、エロババァは少し余裕の表情であたしの股を凝視している。変化に気づいたのかもしれないね。

 そして周りの奴等も――


「これは、七色の光!」

「紛れも無く宝の持つ光と同じ! なぜ……こんなところから?」


 ……流石にこいつらは神だ~! とか崇めたりはしないか……。


「ふむ。確かにそれは【七彩の神玉】の光と思えるのう。しかしどれだけ見事な輝きも、そのようなところから発せられては台無しよのう」


 余計なお世話だっつの。


「それで? その宝は今どういう状況にあるのだ? さぁもうそのような戯言はよいから、はよだしてみぃ」


「……まぁそう慌てなすんなって。今すぐ出してやるから――」


 そう。これがもしかしたら最後のチャンスかもしれない。出してやるよ、あんた目掛けて! 宝をね! おら! 膣力二百パーセント! 


 あたしは思いっきり内部から力を込めるようにして、エロババァの顔面目掛けて、一気に神宝を――撃つ!。


 開いた股の中心から勢い良くそれが飛び出した。それはさながら七色の砲丸。

 螺旋を描き、空気を刻み、そして! エロババァの顔面へ!


 ガンッ! 

 て、え? 何か鈍い音がして……あのムカつく顔を捉える前に、砲弾が動きを止めた。

 まるで何か壁にでも防がれたように……そして勢いなくした宝は、ポトンッと床に落ちてコロコロと転がった。


「ほれ」


 エロババァが顎で示して、部下がその宝を拾う……その様子を、あたしはただ呆然と見ているしかない。


「どうした? 随分と驚いておるようやのう。フフッ、愚かなメス豚。先ほどあんな恥知らずな真似をされて、妾が何の対策も興じず、黙って見てる筈がなかろう?」


 首を少し斜めに傾げながら、不気味な笑顔を向けてくる。


「妾の周りには魔法に長けた者が多い。事前に妾を守るため、障壁をはる事ぐらい造作も無い事よ」


 障壁、だっ、て? つまり魔法で壁を作っておいたって事かい……ヘヘッ、なんてこったって感じだよ。


「さて。確かに宝は受け取ったぞ。約束通り全員の命だけは保証してやろう。妾はこう見えて優しいからのう。しかしのう、そんな所に入っていたもの」


 そう言って、エロババァがあたしの股を指さした。


「全く。おかげで汚らわしくて妾は暫く触ろうとも思えぬは。これだけの宝をそのような恥部に収めていた罪は重いぞえ? そして妾に仇をなそうとした事ものう……だから! 死なない程度に暫く苦しみを与えてやるよ! 地獄の苦しみをね!」


 ……チッ! このドS野郎が――





 


 

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