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呼吸。
アメブロ掲載作品です。
夜は嫌い。
暗闇の中から
孤独が押し寄せてくるから。
ずっとそう思っていたのに
なのに
きみの呼吸が聞こえる夜は好き。
寄せては返す波のように
規則正しい
きみの呼吸。
もっと聞いていたくて
そっと胸に耳を押し付けた。
筋肉質なきみの
なめらかな胸。
とくんとくんと
伝わる命の鼓動に
ぼくは安心して瞳を閉じる。
きみの呼吸を聞いて
きみの鼓動を感じて
そしてぼくは
孤独を手放す。
もっとそばに寄りたい。
もっと近くにいたい。
いつまでだってきみといたい。
「すきだよ」
そうやってきみがぼくを抱きしめるから
だからぼくは
今日も生きてる。
きみの命の音が聞こえるから
だからぼくは
明日も生きてゆける。
願わくば
きみとぼくの呼吸が止まるその時まで
共にあれますように。
きみがすき。
fin




