表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】真壁レオは今日も重い 〜独占欲強めな白銀狼に溺愛されています〜  作者: ほしよみ
第一章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

44/178

レオの発情3

「謝ること、何もないよ」

唯衣は優しく笑った。


「レオが苦しいなら、助けたいって思ってる」

その言葉に、 レオの耳が小さく揺れる。

そして静かに隣へ近付き、 唯衣を抱き寄せた。

大きな身体が、 どこか安心したみたいに寄りかかってくる。

「……唯衣、嬉しい」

小さい声。

少しだけ恥ずかしそうな響き。

そのままレオは、 肩に顔を埋めながら、 ゆっくり話し始めた。

獣人の発情について。

自分の今までの発情期。

獣人族のための抑制剤。

個体差の話。

休暇制度のこと。


レオは、春に発情はするが、昔からかなり軽い方だったという。

「今までは、発情してるのかも分からないくらい軽かった。春になると少し身体が熱いかな、くらいで。」


「だから今年も、そのうち収まると思ってた」


そこまで話して、 レオは少し言葉を止めた。


「……でも最近、唯衣がすごく求めてくれるだろ?昨日とか…」

低い声。

耳が少しだけ伏せられている。

「俺、それが嬉しくて」

「求めてもらえる幸せっていうか……」

「そういう感覚が、なんかを満たしてくれる感じで」

「……恥ずかしくて言えなかった」

最後の方は、 ほとんど唯衣の肩に顔を隠していた。

唯衣はそんなレオの髪を、 そっと撫でる。


「……ひどくなったりするの?」

小さく問いかける。

「もしかして、わたし以外にも求めたりしたりする?」

その瞬間。

レオが勢いよく顔を上げた。

「それはない」

即答。

迷いゼロ。

「絶対ないって言い切れる」

真っ直ぐな声。

レオは唯衣を見つめたまま、 しっかりした口調で続ける。

「家に帰って、唯衣を見ると身体が熱くなるんだ」

「だからこれは、普通の発情だけじゃない」

「……唯衣だから」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ