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【完結】真壁レオは今日も重い 〜独占欲強めな白銀狼に溺愛されています〜  作者: ほしよみ
第一章

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プロジェクトチーム5

打ち上げ前の会議室。

やっと終わった解放感で、 みんな少し顔がゆるんでた。

資料の山。

空になった栄養ドリンク。

壁の進捗表。

この1ヶ月、 全員で戦ってきた痕跡が残ってる。

唯衣も、 椅子に座った瞬間、 ようやく力が抜けた。

しんどかった。

逃げたくなった日もあった。

でも、 このチームだったから頑張れた。

他の課の方が差し入れくれたり。

先輩が残業付き合ってくれたり。

みんなで深夜に笑ったり。

もう“仕事仲間”というより、 戦友みたいになってた。

だから、 成功報告が出た瞬間。

会議室、 拍手でいっぱいになる。

「やったー!!」 「終わったー!!」 「唯衣ちゃん、すごく頑張ってた!お疲れさま〜」

唯衣も笑う。

泣きそうになりながら。

そんな時。

誰かのスマホが鳴る。

「え、待って……」

空気が変わる。

「真壁統括のチーム、  大臣賞って……」

「は!?」

「しかも大学講師オファー来てる!」

一瞬静まったあと、 会議室が爆発する。

「やば!!!」 「統括って、やっぱ化け物!!」 「すごすぎるでしょ!!」

でもその時、 誰より先に泣いたの、 唯衣だった。

「……よかった……」

ぽろって涙落ちる。

だって知ってるから。

レオがどれだけ無理してたか。

どれだけ寝てなかったか。

どれだけ会いたかったか。

全部知ってる。

だから、 誇らしくて。

嬉しくて。

安心して。

感情が一気に溢れた。

周囲も、 そんな唯衣見て優しく笑う。

「唯衣ちゃん、絶対泣くと思った!」

「もう保護者だね!笑」

「いやでも、あの2人ほんと支え合ってたよね」


すると、お祝いに駆けつけてくれた唯衣の教育係の千景さんが、 にやにやしながら一言。

「で?  真壁統括、 今どこに向かってると思います?」

唯衣は 涙目のまま固まる。

次の瞬間。

会議室の外、 エレベーターの音が鳴る。

チーム全員、 一斉にニヤけた。

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