表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】真壁レオは今日も重い 〜独占欲強めな白銀狼に溺愛されています〜  作者: ほしよみ
第一章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

21/178

真壁レオ18 初デート4

唯衣をソファへ座らせる。

「適当にくつろいでて」

「うん、ありがとう」

唯衣が、 嬉しそうに部屋を見回す。

その姿を見ているだけで、 胸が苦しい。

レオは、 逃げるようにキッチンへ向かった。

落ち着け。

落ち着け俺。

夕飯は外で軽く済ませた。

つまり今、 部屋にあるのは。

ウィスキー。

コーヒー。

水。

以上。

終わってる。

レオは、 静かに頭を抱えた。

(……いや、 なんでハーブティー置いてないんだ)

ミント。

カモミール。

紅茶でもいい。

なんならかわいいマグとか。

そういうの、 普通あるだろ。

なぜ俺の家、 ブラックコーヒーと酒しかないんだ。

棚を開ける。

ウィスキー。

またウィスキー。

終わり。

(酒出したら、 下心あると思われるだろ……!)

いや。

ある。

下心はある。

好きな女が、 夜、 自分の家にいる。

ない方がおかしい。

でも。

だからこそ、 出せない。

レオは、 深くため息をつき、 結局コーヒーを選んだ。

豆を挽く音が、 静かな部屋へ響く。

少しだけ、 落ち着く。

……はずだった。

「レオー?」

リビングから、 唯衣の声。

柔らかい。

甘い。

好き。

レオの耳が、 ぴくりと動く。

「……なに」

「キッチン広いねー」

「そう?」

「あと、 レオの匂いする」

「……………………」

終わった。

白銀狼、俺、 死亡。

レオは、 片手で顔を覆った。

無理。

ほんと無理。

好きな子が、 無防備すぎる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ