創世記
創世記 第一章
この世界は光と闇から始まった。
光の粒からこの世を照らす聖女が生まれ。
闇の涙からこの世を眠りに導く魔王が生まれた。
光と闇を繰返し、人が生まれ、国が生まれ、
世界は紡がれていった。
しかし世界は混沌を極める。
聖と魔の戦いだ。
聖女は聖なる魔法を用い、全てを生かす。
魔王は暗黒なる魔法を用い、全てを闇に帰す。
人は聖女を崇め、獣は魔の配下となった。
聖と魔の戦いは756日に渡り、魔王が聖女を葬ることで終わりを迎える。
しかし、人は希望を捨ててはいなかった。
聖女はその力の一部を勇者とよばれた若者に与えていたのだ。
聖女が世界を去ってから更に756日後。
勇者は魔王を討ち取り、亡き聖女の仇をとった。
勇者は国を創り、王となった。
世界の安定と、平和を守るために。
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「創世記??
ああ、あの嘘の凝り固まったブ厚い本だな!!」
「嘘??」
「わたしは魔王と戦ってなんかないぞ!
だって魔王は私の旦那だからな!!」
「……はじめから言ってたそれ、ほんとだったの?」
「そうだぞ!みんなが目も当てられないようなラブラブ夫婦だ!
アッチッチだぞ!くふふっ♪
魔族が山に出たって聞いて、ついに!ついに会えるのかと!!
会ってみたら前世と変わらずカッコいいままで…
はぁ、早くザイラス目が覚めないかな~」
「……。」
「寝てるし、チュウしちゃダメかな?」
「…女の子なんだから慎みもとうね。」




