大阪で武士の恐ろしさを知る
御味方大勝利、伝えられた勝報に、安堵した、
何年も待たなくて良くなった、気持ちが軽くなる。
日本を2分した戦いはわずか1日で決着を見たと言う、
そんなことあるのね
俺だいぶ貢献したんじゃ、俺のおかげで勝てた、
このバールパトリシオ進軍せよと確かに言った、
そして、家康殿と秀忠殿が、合流して勝った
勝ったな、鉄は熱いうちに打て、すぐに恩を着せに、大阪へ行こう、家康殿のは無理でも、秀忠殿に会い、己の貢献を手柄として認めてもらおう、交渉が有利になるはず、やるぞ
一緒に大阪に行く秀忠の先発隊と仲良く喋りながら、足取り軽く大阪に着いた、あなたに勝利をもたらし男、バールパトリシオが来ましたぞ
大砲屋か、将軍様は今忙しい、おとなしく待っておれ
、勝利は立場を変える、そっか、向こうは天下人の息子になった、もう会えないの
案内された屋敷で数日過ごす、訪ねてきた顔見知りの男が言った、よかったな
命があって
何?
事態を飲み込めない俺に、男は説明してくれた。
異国人の助言で勝ったなど、言いふらされては、都合が悪いのだ。その方はあの場にはいなかったことになる。ゆえに命は助かる。口をふさがなくて良いから。
あの場にいたのは、我が徳川勢のみ、漏れる事は無い
命拾いしたな
そんなご褒美がありか、勝たせたのに、いや、それは言うまい、我が功績は、歴史の闇に葬られ、なかったことになった。
大砲の代金をいただいて去れ、と
表向きはよ、将軍様はきちんと覚えておられる、
その方が何も言わねば、全てうまくいくではないか、
交易を希望しておるのだろう、望みも叶おう
希望ありか、何か褒美がもらえる、わかりました
それがし、城攻めにおいて大砲を打って活躍いたしました、大砲の代金と褒美を頂戴いたし等ございます
何しろ日本に着いたばかりで、言葉をろくにわかりません、何卒よろしくお伝えくだされ。
気になって、さらされている石田殿の首を見に行った
生前1度は顔を合わせ話、天下を収めようとして死んだ男の顔を覚えておきたかった。後の者達については、お任せあれ、敗者へと送るせめてもの挨拶だった
家康本隊とは、別の道を進軍していた秀忠隊は、真田の妨害に遭い、城攻めを余儀なくされた、真田の巧妙な戦いに、1度は敗退するも、大局を見失わず。秀忠は
城を放置し、西へ向かうことを決断、合流を急いだ
関ヶ原での勝利は、この秀忠の判断が大きいとされる
、2代将軍秀忠の武名は大いに上がった




